朝日、今日の朝刊4面に発言録という囲み記事があって、石原伸晃自民党幹事長が、こう言ったと報じられてる。
「野田総理は韓国(での核保安サミット)に何をしに行ったのか。我が国はあれだけの原子力災害を経験し、北朝鮮は彼らでいうところの衛星、我々が言うところのミサイルを撃つ、そういう北東アジアの緊張状態の中で、韓国とも米国ともロシアとも中国とも首脳会談をやらない。首相として隣国の韓国で発信しなければ、非常に心もとない。 (記者会見で)」
そして、朝日14面の社説には、日本外交の不在を憂うとあって、野田首相が、首脳外交に「熱意をもっていない」ような記述がある。ここで、「野党の国会出席要求をのまざるを得ない事情があるのはわかる。」ともある。
総合して考えると、石原クンは、一方では、野田首相の国会出席を要求し、そのために、野田首相は、タイトな日程を余儀なくされながら、国会にも核サミットにも参加したということがみえてくる。そして、立ち話であっても12か国の首脳と接点を持ったのである。
その、野田首相に対して、石原クンは、「心もとない」というのである。原子力災害に自民党は、何の責任もないかのような口ぶりであり、しかも、国会には出ろ、首脳会談を設定しろと、これは、むちゃくちゃと言わなくてなんというのだろうか。
こんなバカな、恥知らずの自民党幹事長・石原伸晃という人物をどう考えたらいいのだろうか。まったく信用ならない、とんでもない人物である事がわかる。
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