地震が拡大している。断層に沿って、広がっているようだ。阿蘇山も噴火が小規模ながら、始まった。その都度、原発が異常なし、と報道される。
どこまで、広がるのか、もともと断層だらけといわれる日本列島。まさに災害大国日本である。東南海、首都圏、地震の確率が高まっているなかで、国の態勢づくりが急務である。
もともと日本国民は、災害にあっても、あまり動揺することなく、整然と対処することに定評がある。こういうときには、助け合うことができる国民とみられている。
災害時だけではなく、日常から、その精神はもっと拡大強化されるべきではないだろうか。貧富の格差を広げる施策など、現政権のやっていることは、この方向とは真逆である。
差別を持込、富裕層を優遇し、さらに富ませる。貧困層の犠牲において、それを実行する。安全問題も、国民のためにという視点が欠けている。
選挙制度も、民意の反映を如何にするかという視点ではない。支配するのに、どうすれば、権力を維持できるかにある。国民を馬鹿にして、犠牲にして、なんとも思ってはいない。
競争に勝ったものだけが、報われる、それでよしとする考え方である。こんな考え方では、日本にはなじまないということではないか。