もちろん老人には、老人の魅力があるのだが、だんだんと自信がゆらぐような「事件」があって、元気がなくなる。落ち着いた感じになればいいのだが、もうあきあきした、などと言い出すと、本人もそうだが、周囲もがっかりする。
死ぬまで勉強と考えれば、生きている今のなかで、真摯に人生をみつめながら、工夫しながら生きていきたいものである。自虐的なモノイイだけはしたくないと、今はそう思う。そのときがくればどうなるかは、もちろんわからないが。
さて、最近、若い人たちと一緒に会席する機会があって、食事をした。結婚式をしないカップルがアイサツに来るというので、親戚などに声をかけて、ちょっとした人数が集まった。
子供だったのも、すっかり社会人となって、パソコンやスマホのことなど、いきいきと話してくれる。こちらも仕事でパソコンなど使うからそこそこ馴染んでいるつもりだが、さすがにレベルが違う。
そうして、話していると、若い人たちに、何事か伝えなければという気分になる。結局は、耳タコで聞かされてきた言葉がうかぶ。すなおになること、感謝をわすれないこと、挨拶をキチンとすること、やるべきことをやること、・・・、それは、老人も同じであるが、もうすでに、材料はあって、それをどう実践していくかである。一生の勉強である。
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