こちらだけで話が完結する場合は、自分の問題として決めたらいいのであるが、相手があるのであれば、常に、相手の意向を確かめなければならない。
意見が違えば、争うことになる。中国との尖閣列島について、やりとりは、どのような経過があったのか、を詳しく両国でつき合わす作業が必要である。
それをしないで、漁船を大量によこしたり、ましてや、今回のような暴動を引き起こすような、中国のやり方の不当性は、国際世論にきちんと理解してもらわなければならない。
そのためにも、日本政府は、経緯の詳細を発表すべきである。マスコミも詳しく報道すべきである。だいたいにおいて、従軍慰安婦の問題や、南京大虐殺事件とか、その他戦争中、あるいは戦前に行われた、さまざまな事件について、何か隠し事をしている感がある。
イジメ問題でも、学校や、教育委員会、そして行政も、まずは、なかったことにしたいという姿勢がある。当事者も謙虚に反省をするという態度ではなく、ふざけていただけ、と抗弁する。真正面から問題に立ち向かい、逃げたりせずに、徹底的に問題を解決するという姿勢が、今、みんなに求められている。
他人事ではなく、まず、自身が振り返って、その心構えを点検しなければならない。とりわけ、社会において、有力な地位にあるものは、当然そうしなければならないし、人として、修養しなければならない最初のことかもしれない。
この問題は、少し、いい加減に扱ってきたのではないか。損得勘定や、利己的な姿勢が、あたりまえとなる社会は、人類社会には、ふさわしくない。
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