空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ついに・・・またの日を目指そう

2011年06月01日 07時49分13秒 | 思考試行

菅さんらのグループは、かつての政治家の範疇には入らない。政界の常識からは、外れている人びとである。個別にいえば、能力的には、すばらしい。人物もいい。やることも理に適っている。状況に対応して、やるべきことをしている。それは、試行錯誤の部分も当然あるけれども、その仕方は、冷静沈着であり、すばらしい対処ぶりである。

それに対して、小沢氏らは、旧来の政治家である。利権と結びつき、集めた金にものを言わせて、議員の買収にかかる。カダフィが、あれだけデモに囲まれても、金の力は偉大だ。金で雇った傭兵は、意外に頑張る。これと同様の現象である。彼に買収された議員は、忠節をつくすことが、人の道だ、と思っているのだろう。

実は、何処の世界も、金次第だ。医者はウラで金をうけとり、治療に差をつける。心づけをすれば、何処の世界もそれなりの効果がある。それが実態である。それに、貧乏人は泣かされてきた。なかなかよくはならない実態。それが人間社会の現実である。

自民党、公明党は、政権を奪われ、自分達とは、全然ちがう政治の仕方に、不満をならし、協力を拒否し、事態の解決に向かおうとする菅政権の邪魔ばかりしている。政権奪取だけが自己目的化している。それで、政権をとりかえして、どうするのかがいえないまま、とにかく、菅さんではダメの一点張りである。本当に、ばかげている。

政権奪取のあかつきには、賢い高級官僚の皆さんのご指導を得て、昔のように、安定した票田を確保し、楽しい議員生活を過ごしたいということだ。そして、国民を戦場にひっぱりだす企てを完成して、日本国の誇りをとりかえし、アメリカからの真の独立をかちとり、中国や、北朝鮮や、韓国、ロシアなどの舐めきった国どもに、鉄槌をくらわすことが可能な状態にする。

世界で、舐められない、自分達の誇りある日本にしたいということだ。シモジモの国民達もそれで、恩恵を受けるというもんだ。てな、価値観であろう。敗戦から、ある時期まで、誇りある日本を取り返すという、意気込みは、随所にあった。そこに、戦後の復興の原点をみる人も多いだろう。そのために努力をしてきた、という人はけっこういる。

しかし、そこには、本当に、世界をどうするのか、の観点がない。自分のことばかりであるとすれば、それは、問題である。国民不在の考え方もそうである。弱者に目を向け、世界に目をむけたときに、どういう政策がいいのか、選択すべきなのかが問われる。

公明党創価学会は、病理を抱えている。こんな勢力があたりまえの顔をしていることが問題である。隠れた司令部があって、その思惑通りに、動く。そこに宗教政党の恐ろしさがある。目が見えていない集団である。区役所の数と同じ「文化会館」がある。選挙になれば、そこは選挙事務所になる。無視できないカルト集団である。

そして、いよいよ不信任決議案が提出される。一種のバクチだ。被災者不在、国民不在、のドラマ展開。議員達の本音が展開される。菅さんは、不信任が決議されたらどうすべきだろうか。筋を通すなら、解散しかない。筋を通していくしかないだろう。

そして、ここで、敗戦するかもしれない。まだ、少し時期が早すぎたのである。この状況下は、現実を示している。国民の目がチャントしてくれば、今の菅さんらの仕事が、何時の日か、きちんと評価される日は、必ず来るだろう。

 


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