今朝の「しんぶん赤旗」一面のコラム「潮流」に、空海と密教美術展がとりあげられている。記事によれば、空海は8世紀から9世紀に生きた真言宗の開祖である。
今、東京上野の国立博物館で開催中とある。政党機関紙に宗教関係のことが取り上げられているのは、珍しいなあとおもいながら読み進めると、
「今、なぜ空海なのか。空海は、・・・地・水・火・風・空と人の心が障りなく溶け合う、自然と人の調和と共存をうたい上げ、・・・人を思いやり、まず人のためを考えて行動しようと、よびかけました。」
の文章にであった。そのあとに続けて
「そこに多くの人は、震災後、困難をしのぎ、助け合いながら復興に力を尽くす人々の姿を重ね合わせ、光と地、大気と水の豊かな自然の中に生きる重要性を見て取るのかもしれません。」
と結んでいる。
自民党が、震災が起こっても、政局のことばかりの考えで、菅政権をイジメまくり、邪魔ばかりして、被災者のことはまるで頭にないことを明らかにしたのと対比すると、政党の考え方の違いがよく出ている。
赤旗は、36万部あったのが、今、24万部までに落ち込んでいるという。まじめに、よく調べているし、いい新聞だと思う。奮闘してほしいものだ。
菅さんは、共産党ではないですね。彼は、若いころ、それこそ学生運動華やかなりし頃でも、独自のグループで行動していたのですから、リベラルではあったでしょうが、共産党には批判的だろうと思います。
それは、思うに、中央集権的な組織形態がネックなのではと思うのですが、菅さんの考えは、調べてみたら面白いでしょうね。
共産党は、歴史的にも弾圧を受け続けてきたし、路線をめぐって、中国派とかソ連派とか、内部対立があったとか、資本家、大企業とは当然きびしい関係にあるのですから、政党名だけではないと思います。
でも、今では、政党名だけかもしれませんね。
今ふと思いましたが、菅さん、共産党…何故端っこに追いやられるのか…わかりません。共産党はその政党名のせいだけなのでは?
何にも知識が無いのに…ごめんなさい。