相対的に、優位をしめたい、金儲けをしたい、権力を手にしたい、などなど、旧来からというか、人間の有史以来の価値観は依然主流を占めているのだろうが、新しい流れもでてきている。
それは、金儲けなどに関心がなく、真にやりたいことをやろうとする動きである。企業も終身雇用ではなくなり非正規労働者が、多くを占めるようになってきて、会社に対する帰属意識はもてなくなってきたなかで、自身の価値観を見直し、大事にしようとする動きである。
10年前に、船井総研の創始者船井幸雄氏の著作に「本物の時代の到来」という本がある。当時にすでに、資本主義の行き詰まりを指摘し、新しい動きを予想しているのだが、今日WOWOWで、アメリカのリーマンショック事件の背景をあばくドキュメンタリーをみて、資本主義はもうイカンなあと実感した。
それでもどうやっていけばいいのか、それほど、はっきりはしていないなかで、問題点が明らかになってきたということだと思う。
問題がわからなければ、解決はできないのだから、これは、解決へ向かっているプロセスにあるのだろう。
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