空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

なにが正しくてなにが変なのか

2021年04月16日 16時39分51秒 | 思考試行

 それがわかっていれば、もめごとはない。あえて、自分の間違っていることを知っていて、無理矢理に自説を主張したりすることがあるなら、当然もめることとなるが。

 高橋洋一氏が、youtubeで、盛んに自説を展開しておられる。質問に答える形で、さまざまな問題を取り上げている。この主張は、説得力があって、確信に満ちた様子で、信頼できる感じがある。肩に力が入っていないし、自然体である。

 ウソを言っているようには見えない。たとえば、福島の原発処理水の海洋廃棄について、トリチウムを基準以下に薄めて行うことについて、中国や韓国などが、日本を非難していることについて自分たちも流しているくせにそれを棚にあげている、とか、科学的に自然界にあるトリチウム(三重水素)を薄めて流すことについて、必要以上に問題視することの意味のなさを述べていて、説得力がある。

 マスコミに、科学的知見がない、と言っている。マスコミの報道ぶりが、問題にされている。他の国も流していることなどの事実を言わずに、それらの国が抗議をすると、報道するなど、報道のやり方がおかしいという。

 資本主義社会のなかで、新聞は広告のスポンサーの気に障ることは決して書かないし、報道のすべてを信用することはできないが、それでも、情報源としての役割は、現実にはたしていると思いたいのだが、今や、新聞だけが情報の源泉ではない。

 今や、情報の出どこは、多様であり、爆発的である。個人でさえ、情報、意見を表明することが、容易にできるようになっていることは、画期的である。支配者だけが情報を独占できるという時代はもう終わっている。

 にもかかわらず、世界では、いまだに明らかな理不尽な現実がある。とんでもない支配者がいるし、悲惨な現状が進行継続しており、解決の道筋がみえない状況がある。そこには、人類全体を統べる合理的な価値観がいまだに未成熟であることを意味している。

 科学技術の進歩と、人類全体の考え方、価値観の進歩具合の塩梅がうまくいく状態が、いずれ実現することを期待したい。

 日本の女性差別の実態が世界で目立っていることが、森元首相の発言で露わになったが、日本の社会全体が、人類全体が生き延びていくために必要な要件をクリヤしているかどうかは、甚だ疑問である。コロナ対策をみても、本当に困難な状況を打開する戦略を持ち得ているのかどうか、ここに、日本社会の本質的な改善の課題が露わになってきているようにみえる。

 おかしい価値観、政治家、勘違い、思い込み、・・・それらを根底から、鍛えなおす作業が必要だと思う。それらは、意外に簡単に実現できそうな気がしていて、そんなに遠くない時期に到来するような感じもある。

 恐らくは、個々人のなかに、それは芽生えて、当たり前のこととなり、投票行動などにあらわれ、あっさりと社会が変革されることになるのかもしれない。

 


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