権力は必ず腐敗するって言うじゃない?
どうやら、ホントのことのようだ。権力が誰にあるか、自分の生殺与奪を誰が握っているのか、それが、大事で、組織にいればみんなそれを無視できない。
選挙で選ばれれば、あとは、自分の思い通り、だが、その議員の先生方にも怖い存在がある。その選挙区で立候補できるのかどうか、誰がそれを決めるのか、それがあるから、あれほど、内部抗争が激しかった自民党は、小選挙区制になって、当初予想されていたとおり、派閥の力は、格段に弱くなった。権力の集中で、表面上、抗争は消えた。
人間社会は、仕組みによって、どんどん動く。組織を離れ、年金生活となれば、恐れるものは、何か。何もない。健康を損ねて、生活がグダグダになるのは、辛いが、そうなっても仕方ない。せいぜい暮らしぶりを点検して、品行方正であることだろう。それでも、なお病となるのであれば、潔くうけとめるまでのこと。
現役はみんな辛い。権力の顔色をみてばかりで、権力が、国家をどうしよう、舐められてたまるか、昔の日本をとりもどそう、などと考えているとすれば、その渦に巻き込まれざるをえない。本当に、国民みんなの暮らしを考える目線にないとなれば、国民生活の困難は続く。
権力が長く続いて、権力者の本音がはっきりしてくれば、国民はしっかりと、怒りの反応をしめさなければ、馬鹿にされるのは国民だということだ。
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