空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

マスコミはコロナでどう動くべきだろうか

2020年08月12日 13時35分08秒 | 思考試行

 コロナ対策が、全体として、はっきりしない。これでいくぞ、という風にはなっていない。

 もうすでに国民には免疫ができているから、大丈夫という説。検査なんか無意味と言わんばかりの調子で、対策など必要ないという感じである。インフルエンザの流行具合からのデータで、それがわかるという。

 しかしながら、現実には、全国的に陽性者数が増え、徐々に重症者数も増えてきている。沖縄では、GO TOトラベルに入って、陽性者数が激増している。医療体制はもう崩壊寸前ではないだろうか。

 検査をして、陽性者を隔離し、陰性者は経済をまわすべく活動したらいい、という説がある。これがもっとも常識的だと思われるのだが、どういうわけか、検査をしない、という固い信念がある層があって、これが、政府全体の動きを決めているように見える。検査をめぐって、まるで派閥争いでもあるのだろうかと思わされる。

 検査のデーターがすべて公開されていないようでもあるし、なんでコロナ対策が、スムースに事が運ばないのか不思議極まりない。意見の違う者が集まって、議論するという当たり前のことをなぜしないのか、マスコミがなぜ音頭取りをしないのだろうか。

 目的はただ一つ、コロナを抑えることであり、そのために、マスコミは決まったメンバーで、それぞれ勝手に自己の意見を述べ合っているだけでは、解決できない。相互に意見をたたかわせる場をつくり、対策を明確にすべきだ。

 やるべきことを明確にし、やらないのは何故か、マスコミは総力をあげて、その詰まっているところを明らかにしなければならない。うまい具合にペラペラしゃべるばかりが仕事ではない。対策をとらせるべく、番組を企画し、政府を動かさせるべきだ。