世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

Drastic change

2021年07月30日 | ライフスタイル


何が日本をこのような体たらくにしてしまったのか。


物言わぬ日本人。

自己主張しない日本人。


周りの顔色ばかりを気にし、

同調意識でがんじがらめにさせられる。


規則に則り

与えられた課題を解決するように

仕込まれてきた。


そこには、

そもそもその規則がいいのか悪いのかさえ

疑問にさえ感じない。


与えられた課題が、

今の時代に適しているのかどうかさえ考えようとしない。



飼いならされた日本人。


だが、今は、

多様性と発信の時代。


ふと心に浮かんだ疑問を

押しつぶすのではなく、

解き放つ時代。


自分で課題を見つけ、

自分んでトコトン問い詰め、

仮説を立て、自ら提案し、

行動に移し、

自分なりの解決策を模索する。


常に先を読んで、

動き続けなければならない。


自分で主体的に動き、

自律的に問いを立てる力が

まさに自遊と解放の時代を象徴する。



人と意見が違っていい。


なのに、それを認めようとしない体質が根付いている。



なぜ?

どうして?

と浮かんだ疑問は、即解き放つ。


躊躇せず、発信する。

発言する。


押し付けるのではない。


自分の考えを素直に吐露すればいい。


その上で、

相手の意見も尊重する。


それは言い争いではなく

議論である。


そうして

お互い進化、発展、成長していく。


それがイノベーションである。

レボルーションである。


ところが日本では、

大多数と違う意見だと

阻害され、排他される。


バカにされ、笑われる。


その怖れから

言わぬが花と決め込む。


そこには、停滞しかない。


既往路線を踏襲した先には未来がない。


それが今の日本の現状なのだ。


会社や組織といった既存の枠組みを超えて

急速に個が有機的につながり始めている。


組織から個人へのパワーシフトはますます進んでいく。



さあ、勇気をもって発言しよう。

発信しよう。


これからは、

「言うが華」の時代なのです。



【追記】

最初から調和のとれたオーケストラでは

異音を発すれば、不快感を覚え気味悪くさえ感じる。


だがこれからは、

ジャズであり、ホンキートンクだ。


よく調律されていなくても

少々調子が外れても

思い思いの即興的メロディーの中に

不思議な調和が生まれる。



雑音の中にココロに響くメロディが存在したり、

雑草の中に凛と咲く花を見つけたり、

雑技の中に卓越した技があるようなものだ。



日本人はあまりにも完璧を求めすぎる。

完璧でなければいけないと思い込んでいる節さえある。


雑でもいいんだ。

アバウトでいいんだ。


お互いそれを認め合う風潮にならなければ。


それには、五感を研ぎ澄まさなけばならない。


カオスにはカオスを持って対処する必要がある。