世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

気が張る

2016年08月03日 | 100の力
気が張っている時は想像以上の力が出ることがある。

何か危機に瀕したとき、

いわゆる火事場のバカ力的なエネルギーが出る。


だが、一難去って興奮が収まった時、

反動が来ることがある。

いわゆる気が抜けてしまう。

燃え尽き症候群になってしまうのだ。



大学入試の時、そうだった。

入学してしまうと勉強する気がスッカリ薄れてしまっていた。


事業やお店を始める時もよくあるのは、

オープンまでは張り切っているが、

いざ始まるとやる気がなくなっていしまう人がいる。


手段と目的をはき違えているのだ。


今回のような震災などの予期せぬ大きなトラブルに遭うと

一部のウツ患者の脳内は異常な興奮ホルモンが分泌され

約9か月〜1年にかけて軽ソウ状態が現れるらしい。

ところが1年後には激しい疲労感、無気力、無関心、無感動、最悪は自死に至ることがあるという。

まあ、そのまま治ってくれればいいのだが。


危機の中で結ばれた男女は長続きしないともいわれる。

興奮状態の中で意気投合しても、

危機が去って冷静になった時冷めてしまうのだろう。


張りつめた状態はそう長くは続かない。

ガンバルのいいが、頑張り過ぎは良くない。

加減の自己調整が可能な人はいい。

気晴らしができる人はいい。


オン、オフの切り替えを上手にすることが必要だ。


      こういう自然の中でのんびりするのがいい(阿蘇瞑想の森)