世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

必ずしも明日が来るとは限らない

2016年08月02日 | 100の力
人間いつ死ぬかはわからない。

どんなに元気な人も今日死ぬかもしれないし、

病気を患っている人も何年も長生きするかもしれない。

神のみぞ知る。


死ぬとき後悔することの一つに、

やりたいことをやらなかったことというのがある。

やりたいことは皆一人一人違う。

ボクは困るほどやりたいことがありすぎるが、

やりたいことが分からないのは本当に可哀想な人だと思う。


ボクは、どっちかというと

やり尽くした感がある。


勉強もした。(もちろん継続中)

希望の会社にも入れた。

結婚も2度した。(離婚も2度だが)

子供も3人授かった。

子育ても曲りなりもした。(3人とも自立・独立している孫もいる)

事業も7つも起こした。(失敗もしたけど)

家も建てた。(しかも3軒も)

世界一周もした。

本も2冊出した。

人のためにもなにがしかのことはしてきた。(迷惑もかけたが)


すでに十分人生を楽しんだ。


一流学校を卒業し、

一流企業に就職し、

結婚し、子供を授かり、マイホームを建てる。


この辺までは定番で、一定のレ―ルの上を走っていた。

それがどう脱線したか、道なき道を走りだした。


人生はそこからが面白かった。

安定より、不安定、不確実性を選んだ。

女房や彼女は、明日の見えないボクに魅力を感じてくれた。

そんな奇特な人たちに支えられて、面白おかしく人生を送ってきた。

いついかなる時も孤独ではなかった。


ボクの人生に、引退や老後という文字はない。

常に現役、原液のまま突っ走っている。

例え業績は減益でも。

生きている、生かされているという実感を噛み締めながら。


60才(還暦)からは、折り返し。

帰り道。

下山の人生。

言ってみれば、日本の国そのものが下り坂なのだ。

ただ、来た道を引き返すのではない。


「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ。

成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想である。

と、五木寛之氏は「下山の思想」で述べている。


ある意味、ゆっくりと周りの景色を楽しみながら、慎重に焦ることなく一歩一歩歩んでいくことができる。

登山においても、実は下山が最も大事ななのだ。

どうしても気が抜ける。

油断してしまう。

ひざを痛めたり、思わぬアクシデントにあいやすい。


余裕がある分、途中寄り道だってできる。

尾根伝いに進み、別の山頂を目指す(新たな目標を立てる)ことだってできる。


人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、そしてまさか。


人生はどう転んでも面白い。

死ぬまで面白可笑しく前を向いて歩んでいこう!

死ぬ前に後悔しないように。



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