世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

第三次世界大戦は起きるのか

2014年05月21日 | 国際
携帯に一通のメールが届いた。




ベトナム語だ。

訳してもらった。


デモには参加しないように、という内容だった。

政府機関から送られてきた。


反政府デモではなく、

反中デモに対してであることは明らかだ。



団体や個人がでもを呼びかけるメールを不特定多数に送ることはできる。


どこかの国は、デモを煽るメールを一斉送信しているらしい。



それに比べて、なんと慎(つつ)ましやかなことだろうか。

国民に自重を促す。


社会主義国ならではのやり方かもしれないが、

賢明な方策だと思った。




一党独裁。

選挙はない。

まだまだ汚職や賄賂が飛び交うお国柄。


到底民主主義とは言い難いかもしれない。


だが、国の指導者が賢明であることと

国の体制は関係ない。


立派な立憲民主主義国家であるはずの我が国の指導者は

戦争がしたくてたまらないらしい。


一方、一党独裁の国であるベトナムはそれを必死で食い止めようとしている。

もちろん、そんな単純な構図でないことは分かっている。


主権、領土、国民を守ることは国の責任である。

だがそのやり方はそれぞれ違う。


社会主義だからダメ、

共産国だからダメ、

民主主義だから良い、

資本主義だから良い、という構図ではない。


タイであれ、インドネシアであれ、インドであれ、

あるいは、アフガニスタン、イランといった国々でも選挙はある。


だが選ばれた指導者如何でその国の安定が脅かされる。


アラブの春ならぬアジアの春は来るのか。


そしてエジプトシリアのようにそのまま不安定な様相を呈するのか。


経済学的に見れば、

マルクス経済学は死んだのか。

ケアンズは生き残るのか。



同じ共産国でも指導者によって随分と国情は違う。


毛沢東の文化大革命を引きずる中国、

ホーチミンを父と掲げ、ドイモイ政策で一気に発展を図るベトナム、


カストロが依然として率いるキューバもアメリカと目と鼻の先にあって健在だ。



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話は変わるが、

第三次対戦は起きるのだろうか。


分からない、としか言い様がない。


だが、もし起きればどうなるのか。

予測はつく。


今の情勢だと、中国とロシアという二大大国が手を結び、

それにイラン、北朝鮮が追随するだろう。

全て、核保有国だ。


連合国側は、アメリカを核に日本、EU及び周辺諸国、

そして東南アジア、インドなどなどが加わるかもしれない。


もちろん国それそぞれの温度差はある。


もしこういった構図で戦争になれば、核戦争は避けられないだろう。

そうなれば、地球人口の約半分30億人以上が死ぬと言われる。


地球は事実上壊滅するだろう。

かろうじて生き残った地域は独自の社会を構築せざるを得なくなる。


それは極めて社会主義に近くなるとも言われている。


日本は限りなく理想の社会主義国に近いとも言われる。

立憲民主社会主義共和国だ。


確かに、すべての国が日本のような国になれば、平和が訪れるかもしれない。


戦争をしない国だけの世界。


確かに、世界三次大戦が起きれば

そのあとの世界四次大戦は石と棍棒で戦うだろうと揶揄されている。



プーチンや習近平は21世紀のヒットラーやムッソリーニになるのか。

イランを加えた三国同盟に至るのか。



世界の指導者が賢明であることを祈るばかりだ。