書道家Syuunの忘れ物

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表意文字の当て字による名前の変法

2007-08-25 12:46:59 | 新聞社説・正論・主張を読み解く

産経新聞社説に
 【主張】名前と漢字 公共財を棄損する「感字」というものがある。これについて検討してみたい。
名前を漢字で書いて、別の読み方をする。別にこれは良いのではないかと思う。
その昔なら、そういった読み方はカタカナやひらがなで書いて名を付けたものだ。
しかし、そういう「カタカナやひらがな」の文字というのが格調がないと思われつつある。元々当用漢字というのは、日本の占領政策の一環として行われたものである。早い話、中国の様に漢字を部分廃止したり、簡体字にしようとした試みだった。
それが、ここのところのワープロの普及で書くことから解放されて、「難しい文字」という範疇が狭まった。
その上、英文という表音文字に比べて、漢字という表意文字は瞬時にその意味が読み取れ、パソコン上では非常都合がよい。
難しい漢字は、実は中々「格好いい」という認識にもなった。
だから、ひらがなで延々と書かれるより、漢字が多い方が読みやすいということになった訳だ。
さて、この様に以前「表音文字」で書かれていた名前を、漢字で置き換えると言うことは最近特に多い。
だから、女性名だとマリア、マリン、
マリナ、セナ‥‥‥など外国人の名前と同じ読み方を漢字で当て字している場合は、20年以上前からある。
実は、こういう名前は日本古来の「美しい(?)」日本人の名前に反するから嫌いなのである。
そして、外国人の名というのは、本来キリスト教の名前に由来がある。それが、英語読みフランス語読みなどによって変化しているだけだ。洗礼名を見てみればよく分かろう。
当然、同じ旧約聖書を元にしているイスラームも同じだから結構限られた名前だと言うことだ。
その様な、宗教に由来する名前を付けたがると言うのも不思議と言うより、無知に近い。
しかし、最近はその様な当て字の名前よりも、今度は表意文字を用いて「読み方」を変えるという変法を用いてるわけだ。本当のことを言うと、子供にとって迷惑な話なのだが、仕方がないと言うものだろう。
多分、そんな面倒な名前を付けられた子供は、自分の子供には単純な名前を付けるものだ。穿った見方をすれば、そういう「稀星と書いて『きらら』」は大きくなって改名したい時には比較的簡単に改名できることだろう。但し、裁判判決はいる。

「白村江の戦い」の <wbr>「白村江」を最近「ハクソンコウ」と呼ぶ様になっているらしい。
しかし、小生は「ハクスキノエ」と習った。
なぜなら、
日本書紀にはっきりと「ハクスキノエ」とふりがなが振ってある。
それならば、「白村江」は「ハクソンコウ」ではなく、「ハクスキノエ」だろう。
主張氏は、
「同時に、子の命名に当たっては、漢字が公共財という意識を強く持ち、いにしえに典拠を求めるなど、『感字』を戒める節度が求められよう。」
とあるが、名前はその時に生きる世代を反映している。
女性名では、明治時代はハナとかウメとか単純な名だったが、明治後半から大正初期には、素封家の間では皇族や貴族が用いた「○子」を用いた。
それが、昭和期には庶民に浸透して戦後直ぐまで「○子」が常識だった。
今から考えれば「○子」と付けるのも妙なものだとも思うが、「○子」との名前は中々上品で便利だっだのは言うまでもない。
この「○子」との名前をつく子供は、まだ地方(関東では無理だが)に行くと見かけることがある。まだ古き日本の伝統を残している証拠だろう。


週刊誌の女性差別議論嫌気をした小池防衛相?

2007-08-24 22:23:22 | 読み解けば‥‥
小池防衛相に関して、週刊誌では色々過去の政治、保守党だったり、名前も思い出せない様な政党に所属していたり、結構したたかに過ごしてきたと言うことが書かれてあった。
一方、古い政治家と同様に根回しとか、従来からの慣習に従わないというか、キチンと女性をしていると揶揄されていた。
しかし、その様な言い方は、実は女性差別なのだろうと思う。
従来の女性議員、大臣は、性別女性と言いながら、「男」だったと言っている。そんな男の様にならなくてはならない女性議員は要らないか、時代遅れだろう。
よく見てみれば、米国のヒラリーしかり、米国国務長官のライス氏しかりキチンと女性らしく振る舞い、そして政治をこなしている。
小生が考えるに、小池防衛相というのは、日本の女性政治家としては新しいタイプ、即ち女性政治家としては世界水準のタイプだろうと思う。
社民党の福島氏も女性だが、いつも声をキンキン張り上げての金切り声。
はっきり言って女性だか男性だか分からない態度。こう言うのは、共産主義国家の旧ソ連の政治家か文化大革命当時の四人組を思わせる。
何故、女性特有の利点を生かせないのかと思ったら、夫婦別姓論者だった。
未確認だが100%ジェンダーフリー論者だろう、こういう男女性差別反対論の持ち主だから、自分は男でも女でもない中性がよいと思っているのかも知れない。
こういう人種というのは、もう通用しなく鳴りつつあるのにねぇ。

さて、今回小池防衛相は、多分色々な報道に嫌気がして小池防衛相では嫌だと言い始めたと言うことではないか。
一方、穿った見方では、安倍政権は長くないと見て、次期政権の大臣を狙うのかと言うところだ。
しかし、国務大臣というのは議員をしていてもいつでもなれるものではない。
何でもそうだが、なれる時には大臣になると言うのが鉄則だ。何でもみすみす見逃せばろくな結果は出ない。
又、小池防衛相が少し調子を落としているのは、細木数子に言わせれば「殺界」に入っている。
但し、小池百合子あたりだと天冲殺や殺界は関係ないのかも知れない。
こう言うところは、我々男性にはうかがい知れないところなのだ。
いずれにせよ、今度の内閣改造はどんなものになるのか見物ではある。

身内に甘い警察組織と川田龍平ら死刑廃止論者

2007-08-23 22:58:00 | 新聞社説・正論・主張を読み解く

ここのところ、警察の不手際や警察官のストーカー殺人、又無実の人を有罪にしようと起訴したりの検事のいい加減さなど、警察に関して不祥事が多すぎる。
この前の「警察官のストーカー殺人」に関しては、周囲の警察官仲間では有名だったらしいし、たまたま相談した警察官が「神奈川県警」でセクショナリズムで無視されたりと色々だった。
小生なども、考えておくべきなのは「警察官」は昔のお巡りさんとは全く違って、特に大都会の警察官は「役人」になりきったと言うことだ。
もっとも、昔のお巡りさんというのは、非常に尊敬されていたし、又それなり人が多かった。
実際のところは「警察官」はいろいろだ。
ついこの間には、自殺志願の女性を助けようとして殉職した「警察官」もいた。
つい2-3日前には、東京の駅で電車で自殺しようとして線路に大の字なった人を、非番だった警察官が飛び込んで助けた例もあった。
ところが、一転警察官の身内が絡むとだらしなくなる。
栃木のリンチ殺人の時は、主犯の父親が警察官だったために、放置されて結局助けられなかったというし、「警察官のストーカー殺人」も見て見ぬふりだった。


一方、役人だから何やら仕事を増やしたくてだか、産経新聞Web版に「『AV審査が不十分』ビデ倫を強制捜査・警視庁保安課」という馬鹿馬鹿しいことが掲載されていた。
「ビデ倫は昨年6月にヘアを解禁するなど、審査基準を緩和した。警視庁は審査が甘くなったことで、わいせつ物に当たる動画が流通したとして、同幇助容疑での強制捜査に踏み切った。‥‥‥捜索対象は都内のビデオ製作会社などで、販売店も含めると、約20カ所に上る見通し。」
読売には「保安課は、モザイク処理を十分に施さない同協会の「新基準」そのものの違法性が高いとみて、今後、関係者の刑事責任を追及する方針。」

今やネット上で猥褻画像などは見ようとすれば、見られる時代だ。だから子供に見せないように「ガード」が入れられる様になっている。
しかし、こんな捜査で税金を使うなど納税者としては、税金の無駄遣いではないかと思う。
ほんとに、警察官は忙しいと言うものの妙な仕事ばかりしていてはさぞ忙しいと思う。


朝日新聞Webや文化放送では、3人の死刑執行で騒いでいた。
特に、社民党の福島党首が「世界的な死刑廃止に逆行している」と演説をしていた。別に世界は「死刑廃止傾向にあらず」なのだが、こう言う時だけ世界基準というダブルスタンダードは社民党ならではである。
しかし、死刑囚の罪状を見てみると大体二人以上の殺人を犯している人ばかりで、どう見ても死刑しかあり得ない。
第一、米国などでは第一級殺人で一人殺せば死刑だが、日本は無期懲役。日本の刑法はかなり甘いものだ。
死刑廃止議員連盟(亀井静香会長)は超党派だというが、既に裁判で死刑と決まった以上たとえ「死刑が廃止になっても」死刑になる。
そんなことも分からず、死刑反対を叫ぶのはどう見てもおかしい。
死刑執行を延ばすのは、新たな「精神的」苦痛を与えるものということも言われている。そして、そういう精神的な苦痛が良く分かっているはずの、今回初当選した川田龍平氏などが死刑廃止議員連盟に加わったというのは、どう見ても解せない。
早い話、さくらパパよろしく「馬脚」が見えたというのが本当だろう。

ついでに言えば、確か社民党の福島党首は弁護士ながら、犯罪被害者には冷たかったはず。だから社民党というのは、泡沫政党になったのだと言うことが分からないのは、「社民党」という一種の宗教の信者だからだろう。


HP&the deathly hallows 第4章 ‥‥3

2007-08-22 22:56:24 | 日記
HP&the deathly hallows 第4章 ‥‥3

                    
Seven Potters        3                                  
                               7人のポッタ


 「計画変更だ。」マッドアイがうなるように怒鳴った。彼は、二つの巨大に膨らんだ袋を持っていた。そして、彼の魔法の目は、速い回転で暗くなって行く空から庭までを糸を紡ぐように回転していた。
「我々は、それに関してハリー言う前に、秘密会議をすることにしよう。」

削除しました。2007/09/16


予測が外れたら温暖化の看板を下ろすか

2007-08-22 22:48:07 | 読み解けば‥‥
地球温暖化議論では、何故だか気候変動に関する政府間パネルIPCC)と出で来ると平身低頭して「へへー」と信じてしまうのは不思議なものだ。
なぜなら、ついこのまえ、北極の氷が減少した。これは
地球温暖化議論の原因だと主張していた。
しかし、そんな根拠がないのは、地球物理学者の間では定説なのだ。
地球物理では、北極の氷の減少又は、増大は太陽の黒点との関連で述べられている。一方、今南極の氷は増大している。
IPCCも南極の氷が減少していた時、南極の氷が
地球温暖化議論ために減少したと言った。
ところが、今度は増大したから北極になった。
こんなことを書いていると、実に馬鹿馬鹿しいのである。

しかも「気候モデル」のスパコンも未だに実用化になっておらず、その実態を図らずも「気候モデルの世界では長期よりも短期予測の方が難しかった。」と暴露してしまっている。
要するに、直ぐ結果が出る短期モデルでも予測が付かないのである。
もし予測が付くなら、台風、ハリケーンが発生する予測が直ぐ付くはずであるからだ。

地球温暖化議論は、環境学者のメシの種。
このことは、実は気象学者のみならず、理系を専攻した学者は全て知っている。
知らないのは、文系の単細胞だけた。
むかしの「エントロピー」で騒ぐように連中だと思えば分かりやすい。

横峯良郎氏の問題は一打10000円の賭けゴルフだ

2007-08-22 22:46:38 | 世の中妙な??事ばかり
何やら、愛人問題がで出来て横峯良郎氏も直ぐにボロが出てきた。
今日、ラジオのコメンテーターが問題にしていたのは、実は愛人問題ではなくて賭けゴルフだ。
一打10000円。
実際どのくらいになるのかよく分からぬが、賭博は違法行為だ。
こんな賭博をやっていた人物が、教育や政治改革を語っては誰も信用しないだろう。
その上、6年間2000万円以上の報酬を貰って食べられると何やら漏らしていたらしいから、何をか況んやである。
早い話、政治家の事務所費問題以前のことだ。

愛人問題も実は政治家としての資質を疑うものではあるが、昔の三本指の宇野総理のこともあり
コメンテーターは、仕方がないと諦めていた。

何やら、民主党も妙なポロが出てきて様な感じではある。しかし、あること無いこと書かれる自民党に比べれば真実だから仕方がない。
それにしても、最近の政治家は遵法精神に欠けている。
この前の野田氏の事務所の未登記問題もつまり、不動産取得税の脱税。
こんな政治家は、今後政治の世界からは排除すると言うのが、やはり国民責務だろう。

無知をさらけ出す戦後教育の亡者の小説家

2007-08-22 21:53:07 | 読み解けば‥‥
産経新聞・【コラム・断】米国は何をやっているのか(作家・中村文則
についての批評
無知をさらけ出す戦後教育の亡者の小説家

中村氏は、米国は好きだとは言わぬ、似非米国嫌いの反戦家で、国内的には民主党系の左翼を気取っている人物だ。
米国のブッシュ政権は嫌いと言っているが、多分米国大統領なら、ルーズベルトとかケネディなんか大好きなのではないかと思う。
実は、好きそうな政権は、米民主党政権で共に日本と戦争を起こした政権と、ベトナム戦争を起こした政権である。
歴史上、共和党政権で戦争をやった政権というのは少ない方だ。
さて、この中村氏が言うことは常に矛盾ばかりなのである。
そして言っていることは、感情論の戯れ言で、その中身というものを全く検証せず書き殴りというものだ。
今回の書き出しは、
「韓国のグループがアフガンで拘束されている事件、犯人がタリバンと聞くと、脱力する。」
とある。小生に言わせると、何故脱力するのか分からない。
読み進めて行くと、
「米国は本腰を入れて動かないのか。」と「大軍でも送るのが本当だろう。」とアフガンに米国軍の全面投入を主張している。
しかし、「ブッシュ政権は好きではない。」又、以前の「コラム段」(7/17)で「未だにイラク戦争を仕掛けるような国であり続けているのだと思う。」と全面介入したイラク戦争を批判している。
だから、もし中村氏の言うとおり大軍出せば大反対と唱えるのが明白だ。これでは、おかしいだろう。
その上、アフガンに対する認識もどうも怪しいようだ。
何故なら、モスクワオリンピックボイコットに発展したソ連のアフガン侵攻について何も言及していない。
結果、ソ連が大軍を派遣して泥沼の戦闘をして敗退し、大軍を派遣して掃討するというのが相応しくない地域であるというのは常識だ。
米国は、今基本的にその国は、その国の人に任せるという姿勢を取っている。
韓国人宣教師達は、政府の中止勧告を無視してアフガンに入り、しかもアフガンでの基本常識すら身につけていない。
解放された女性達の服装を見ても、明らかにアフガン人とは違う。これでは、拉致してくれと自らが言っているようなものだ。‥‥とすれば、「脱力する。」と言うのも妙なものなのだ。
そして、「僕は米国が好きだが、ブッシュ政権は好きではない。あの大統領の任期が、来年終わる。やっと終わる。あの政権の日本にとっての利点の一つは拉致問題」と批判している。しかし、北朝鮮による拉致問題だけでも関心を持ったというのは大きな利点だ。
もし、民主党のクリントンやカーターだったら間違いなく「拉致問題」も無視するというのは、状況証拠から見ても間違いあるまい。
だから、日本にとって利益があるなら評価すべきで、好き嫌いは個人的な見解にして貰いたいものだ。
7/17の「コラム段」では、「僕は現在の『アメリカ人』を憎んでいないが、」と言いながら何やら妙なことを言い始めている。
「僕は、米国が広島と長崎に原爆を落としたことを、絶対に非難すべきだと思っている。」と書いているが、現実問題として多分米国ではこういう負の歴史は教えられていないか扱いは小さいだろう。
何故なら、米国は、米国国旗と憲法に忠誠を誓い‥‥とっいた「プラス思考」を元にして国家が成立しているからだ。
日本のように、これでもかと「負の遺産」それも「ねつ造」を含めた「批判」ばかり聞かせる自虐史観の歴史教育をする国は日本しかない。
その上、米国は今二次大戦当時の白人中心国家ではない。
戦後有色人種、特に黒人に対する教育プログラムによって、黒人は今や低所得者でも下層階級でもない。
そして、「日本に原爆を落とした」と言うことは、はっきり言えば「白人が人種差別で日本に投下した。」と思っていると言うことだろう。
要するに、原爆を落とした米国と今の米国とは違うと言う意識が、米国民の中で存在している。
もし、そうでなければ原爆で人間を人体実験として、初めて殺したという名誉な「国民」ということになる。そして、その様な「負の遺産」は目にもしたくないという「プラス思考」が「慰安婦」問題にも現れている。
実は、その様な微妙な問題は、「日系人」という範疇からの「日本攻撃」にある。

そして馬鹿馬鹿しいのは、
 「自国の戦争に関することなら何でも正しいとする米国は、もう考え方を改めるべきだ。」
と戦争論の無知を暴露している。(コラム段7/17)
どんな国でも戦争をするときに「侵略戦争だ」といって戦争を始める国は一つもない。
理由は、「常に自衛戦争」である。

あの湾岸政争でさえ、イラクは自衛戦争と言っているのだ。

公教育・未だにゆとり教育から抜けない実態

2007-08-21 22:54:10 | 新聞社説・正論・主張を読み解く

産経新聞‥‥【正論】森隆夫 人材立国は「米百俵」と教育的良心で
を読んで思うこと。

今の小学生の授業、教科書その他諸々を見て、おやと思わなかったら、親として落第だろう。何故なら、この学年で「何で」という様な問題や、どうして出来ないのかと言うことばかりなのである。
教育を論じる人達は、優秀な人で自分のの子息、子女はきっと有名私立の学校へでも通わせて公教育の実態には目が届かないのではないだろうか。
実は、この問題は、小生が中学生時代に痛烈に感じたものだ。
この夏中学時代の恩師(女性)が亡くなった。
恩師は中学教師(公立)として、小生の担任の時に「国語教育」特に「読書教育」の第一人者と認められ一躍注目されて、その後小学校の大校長(通称・第二附属小・校長)として辣腕をふるった人物であった。
ところが、恩師の息子はなんと公立ではなく、当時の(学芸学部)附属中学に進学させていた。
はっきり言って、公立小中学などを「馬鹿」にしていたわけだ。
事実、「読書教育」は名人だったかも知れないが、全般的な国語教育という面では、全くと言って良いほど記憶に残っていない。
息子は、附属か!‥‥‥とは、教わっている生徒の共通認識だった。
そして、息子は目出度く東大文一に現役合格したのだ。

教育者というのは、時として言っていることとやっていることちぐはぐなことがある。
そして森先生は、「初年度の重点項目として(1)先進国並みの小人数クラス(2)大学の研究関連の人的物的予算(3)学校の耐震対策-の増強を提案したい。」
と妙なことを言っている。
小学校は、今一クラス20人そこそこだ。
何故なら、40人を超えたところ、小生の地域では30人学級だから30人を超えたところで二クラスになる。
それで、良い教育が出来るかと言えば、全く違う。未だにゆとり教育の教科書を使っているから、ろくな内容でもないし教師は、人数が少ないために勉強水準を最低ラインに置いているのだ。

だから、自分子供に勉強をやらせてみて、何故ということが起きる。それでいて、昔のような5-1の点数をつける成績でもないから実態は親には、分からない。
それで、少し高望みをして学習塾でも行こうものなら、とんでもない差が出でいる。
昔は、塾もなかったから、一応学校の勉強さえ出来ていればと言う部分があった。
しかし、今では学校は単なる時間潰しのものでしかない。だから、何やら本格的に塾でも行かせて補完しなければ、過去の小学生のレベルにも達しないというのは問題ではないか。

いや、ゆとり教育の見直しはされてきたという。
しかし、実態は夏休みや冬休みの休みの期間を削って、ちんたら同じように「だるい」授業をしているだけなのである


【20世紀のきょう】ソ連がチェコ侵攻(1968・8・20)

2007-08-20 23:40:01 | 読み解けば‥‥

「プラハの春」と言えば、ワルシャワ条約機構軍のソ連戦戦車の前に立ちはだかったチェコの若者が、何人もひき殺された映像(写真)が世界中に配信された。
非難は、世界中から起こったが、ソ連は「東側」の事には口を出すなと言い切った。
1968年と言えば、ケネディの始めたベトナム戦争は泥沼に入り、米国民主党政権は次期大統領候補を失った。
ケネディ家3男のロバート・フランシス「ボビー」ケネディは、6月に暗殺。
日本では、70年安保で東大紛争が始まっていた。
要するに、この時代では「非武装中立論」が真剣にさけばれた時期でもある。
そして、その芯となすものは、インドのガンジーの無抵抗主義だ。
要するに、軍隊が来ても武器を持たず、立ちはだかれば相手はすごすごと去ってゆくという神話だった。

その神話が完全に崩れたのが、この「プラハの春」なのだ。
早い話、神話を実行した若者は、問答無用でひき殺され何の効果も生まなかった。
よく見てみれば侵攻したのが、ワルシャワ条約機構軍でソ連軍ではないことだ。
要するに、ソ連領域の一番たちの悪い連中を先鋒として、周辺の国の戦車が突撃した。

今では、無抵抗主義など誰も信ぜず、インドではガンジーの評価も低い。何故なら無抵抗主義が功を奏するのは文明国だけだからである。

他人を当てにして、他人の善意を当てにするという他力本願の独立はあり得ないというは、神話の崩壊後、数々の実証事例が出た。
それにしても、未だに「非武装中立論」を信じてる人物がいるようだ。

そして、戦車が自国民をひき殺したと言えば、世界中でも中国ぐらい。
天安門事件は、運が悪く世界中に映像が配信されてしまった。
今度の北京オリンピックには、どんなことが起こるか注目に値する。


毎日社説氏は未だにテロ特措法の延長反対から抜けず

2007-08-20 23:37:53 | 新聞社説・正論・主張を読み解く

日の朝日新聞社説は、何故か「アフガン―復興をもう一度軌道に」と題して、アフガニスタンの現状をいつもの朝日らしい論調ではなく丁寧に分析し、
「苦境にあるアフガンのために、日本に何ができるのか。テロ特措法の延長問題も、複雑な情勢を踏まえつつ、幅広い視点で論じられなければならない。」
と再度事実上「テロ特措法の延長」を主張している。
一方、これに合わせたように、毎日社説が、「特措法延長『テロとの戦争』の全体的な見直しを」と題して、9.11に遭遇した米国駐在員だった社説氏が、米国民との意識の共通性示している。
だから、「国連憲章に基づく個別的及び集団的自衛権を再確認し、テロ資金を封じる国際協力などを盛り込んだ安保理決議1373が採択された。」
民主党小沢一郎代表は、米国の攻撃が国際社会の明確な同意(国連決議)に基づかないとしてテロ特措法の延長に反対しているが、この論法で押し通すのは無理だろう。」と以前の社説氏とは取りあえず、ここまでは逆の論理だ。
ところがその論理にもかかわらず、以下言っていることは、感情論に移り最終的に、「対米協調が結果的に日本の安全保障に不安を生むようでは困る。『国益とは何か』という問題はじっくり腰を据えて考えたい。」
と以前、「テロ特措法の延長」反対論だ。

朝日新聞社説では、子供じみた理屈に合わない「小沢理論」に組みするのは「朝日」の沽券に関わると思ったのか、一線を引いた大人の対応になっているが、毎日社説氏は、どうも抜けきらぬらしい。
保守派としてみれば、小沢氏が米国に対して「慰安婦問題」の「い」の文字も言わなかったことに対して、「政権能力がないという失望」と交渉下手を嘆き、左派は無理な事をして国民からそっぽを向かれるのを憂いている。
大方そんなところであろう。
米国では、次期民主党大統領候補のヒラリーが、9.11以後のブッシュ大統領のイラク参戦に対して「賛成した件」で自己批判をしている。
しかし、御都合主義の結果論だから、今更何を言っているのかというものではある。実際は、イラク参戦は米国民を上げて賛成して、実行したものである。
蓋を開けてみれば、色々な不都合なことが出で来るというのは、イラク戦争だけでなくベトナム戦争もそうであり、一番大きかったのは、日本との戦争だったはず。
日本の場合、従順だったから全て日本が悪いと、米国の罪を全部不問にして今日に至っている。
それが米国「慰安婦」決議で、FACTと事実を広告で提示したところ、反論は一つも出来ず逆に「(事実を暴露する)日本はけしからぬ」と共同提案者が下院に増えた事を見てみれば明らかだろう。
米国の戦争では、日本との戦争だけでなくドイツとの戦争でも不都合なこと‥‥アウシュビッツの前に日系人部隊が開放した強制収容所‥‥は極秘に隠され、都合の良い事を宣伝したり、常にも事実を曲げてきたのは歴史が示している。
それはさておき、朝日、毎日の今回の社説は、以前の社説があまりに賛成、反対との態度を鮮明にしすぎた部分を反省して、というか突き上げを食らって、曖昧に修正したと言うのが本当だろう。
それにしても、姑息なのはこういう新聞社だ。