書道家Syuunの忘れ物

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身内に甘い警察組織と川田龍平ら死刑廃止論者

2007-08-23 22:58:00 | 新聞社説・正論・主張を読み解く

ここのところ、警察の不手際や警察官のストーカー殺人、又無実の人を有罪にしようと起訴したりの検事のいい加減さなど、警察に関して不祥事が多すぎる。
この前の「警察官のストーカー殺人」に関しては、周囲の警察官仲間では有名だったらしいし、たまたま相談した警察官が「神奈川県警」でセクショナリズムで無視されたりと色々だった。
小生なども、考えておくべきなのは「警察官」は昔のお巡りさんとは全く違って、特に大都会の警察官は「役人」になりきったと言うことだ。
もっとも、昔のお巡りさんというのは、非常に尊敬されていたし、又それなり人が多かった。
実際のところは「警察官」はいろいろだ。
ついこの間には、自殺志願の女性を助けようとして殉職した「警察官」もいた。
つい2-3日前には、東京の駅で電車で自殺しようとして線路に大の字なった人を、非番だった警察官が飛び込んで助けた例もあった。
ところが、一転警察官の身内が絡むとだらしなくなる。
栃木のリンチ殺人の時は、主犯の父親が警察官だったために、放置されて結局助けられなかったというし、「警察官のストーカー殺人」も見て見ぬふりだった。


一方、役人だから何やら仕事を増やしたくてだか、産経新聞Web版に「『AV審査が不十分』ビデ倫を強制捜査・警視庁保安課」という馬鹿馬鹿しいことが掲載されていた。
「ビデ倫は昨年6月にヘアを解禁するなど、審査基準を緩和した。警視庁は審査が甘くなったことで、わいせつ物に当たる動画が流通したとして、同幇助容疑での強制捜査に踏み切った。‥‥‥捜索対象は都内のビデオ製作会社などで、販売店も含めると、約20カ所に上る見通し。」
読売には「保安課は、モザイク処理を十分に施さない同協会の「新基準」そのものの違法性が高いとみて、今後、関係者の刑事責任を追及する方針。」

今やネット上で猥褻画像などは見ようとすれば、見られる時代だ。だから子供に見せないように「ガード」が入れられる様になっている。
しかし、こんな捜査で税金を使うなど納税者としては、税金の無駄遣いではないかと思う。
ほんとに、警察官は忙しいと言うものの妙な仕事ばかりしていてはさぞ忙しいと思う。


朝日新聞Webや文化放送では、3人の死刑執行で騒いでいた。
特に、社民党の福島党首が「世界的な死刑廃止に逆行している」と演説をしていた。別に世界は「死刑廃止傾向にあらず」なのだが、こう言う時だけ世界基準というダブルスタンダードは社民党ならではである。
しかし、死刑囚の罪状を見てみると大体二人以上の殺人を犯している人ばかりで、どう見ても死刑しかあり得ない。
第一、米国などでは第一級殺人で一人殺せば死刑だが、日本は無期懲役。日本の刑法はかなり甘いものだ。
死刑廃止議員連盟(亀井静香会長)は超党派だというが、既に裁判で死刑と決まった以上たとえ「死刑が廃止になっても」死刑になる。
そんなことも分からず、死刑反対を叫ぶのはどう見てもおかしい。
死刑執行を延ばすのは、新たな「精神的」苦痛を与えるものということも言われている。そして、そういう精神的な苦痛が良く分かっているはずの、今回初当選した川田龍平氏などが死刑廃止議員連盟に加わったというのは、どう見ても解せない。
早い話、さくらパパよろしく「馬脚」が見えたというのが本当だろう。

ついでに言えば、確か社民党の福島党首は弁護士ながら、犯罪被害者には冷たかったはず。だから社民党というのは、泡沫政党になったのだと言うことが分からないのは、「社民党」という一種の宗教の信者だからだろう。