書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

ガソリンは後出し価格だつた。

2008-03-31 18:17:27 | 読み解けば‥‥

ガソリンの買いだめというニュースがあって、そうだ買いだめという手を忘れていた。
うちには、丁度正月の初売りで買った20L入りのガソリン携行カンがあった。
20L入りというと結構大きなもので売れなくて安く売っていた。
その他、バイクに入れる10Lカンもあるから30Lは保管できる。
車のガソリンタンクはスッカラカンにしてと思えば、100L程度の恩恵はありそうだ。
これで、税込みの値下げで26円だからおよそ2,600円の節約になる。
これがどんな金額かというと、650,000円を年率0.5%の定期預金に預けた時の税込み利子だ。
考えてみれば、随分と大きな税金を払っていたと考えさせられるものがある。

暫定税率で何か影響があったかというと、住んでいる県の道路特定財源で作るものと言ったら、遊歩道だったりして、結構どうでも良いものだったりして。
福田首相やマスコミ各社は、混乱させると散々言っていたが、混乱するのは再値上げの方だろう。
報道によれば、石油元売り各社は4月1日から値下げするようだ。

よくよく考えてみたら、ガソリンというのは、「後出し」という価格制度だった。
だから、円安となれば、円高の安いガソリンを仕入れていても高く売る。
またその逆もあるということだ。
その考え方によれば、たとえ、高い税金のかかったガソリンを売っても、「値上げ」という時点で即値上げするのが常識だ。
だから、安く仕入れた分のガソリンで赤字分は補填すれば別に困らない仕組み。
ガススタンドのアンケートで安く売れば、倒産するなどと言ったのは実は嘘だったわけだ。

逆に言えば、ガソリンスタンドというのはこの時期にいかに大量に売るかと言うことが収益に繋がる。
早めに大量に売って、安いガソリンを大量に仕入れれば、結局儲かると言う仕組みだ。

「後出し価格」というからくりは、結構忘れ去られていたなぁ


日本だけの根拠のない内臓脂肪症候群

2008-03-31 17:46:00 | 読み解けば‥‥

「生活習慣病につながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防の概念を取り入れた厚生労働省の特定健診・特定保健指導が4月1日から始まる。」という

内臓脂肪症候群・メタボリックシンドロームと騒いでいるようだが、確かこれは日本だけで通用するものだったように思う。
その上、その基準となるや実は根拠がないとある医療関係者から言う。
諸外国では、少し太り気味の人の方が長生きをし健康であるとも言う。
そして、日本の基準だと日本人の60%がそれに相当する。

考えてみれば、人によって肉付きから何やら色々違うではないか。
かって、健康によいとジョギングが盛んだったが、最近は余り推奨されなくなった。
実は、それは場合によっては危険だからである。
第一、それを提唱した人物がジョギングの為に、心臓発作で亡くなっている。
ならば、健康によいといって変な運動などしなければ、もっと長生きした。
それと同様に、悪しき減量化というのは、実は慎まなければならない。
そして、何でも一律にすればよいと言うことでもないというのも真実ではないか。

最終目的の生活習慣病や医療費の削減目的なら、たばこ税を世界並みに上げて、禁煙を促進する方が明らかに健康に役立つ。
しかし、こんなことを絶対にやらないというのは、国会議員の多数が喫煙家であるからだろう。
日本だけでなく世界の風潮にも妙に背を向けて、又思いつきで変な規制を掛けるというのは、いらない仕事を作り出す官僚特有の性癖だろう。


今年の杉花粉症対策

2008-03-30 20:54:36 | 日記

今年の杉花粉症対策

杉花粉の季節もまっだた中、毎日かゆい目をこすっている。
今年は、杉花粉の飛ぶのが早く2月22日頃だった。
実際猛烈に飛び出したのは、当然三月だが今回鼻に関しては、鼻水、鼻づまり、くしゃみ等一切の症状は出ていない。

別に直ったのではなく、薬で抑えたのである。
3年前程度から「フルナーゼ点鼻液」と言う過敏症を抑える薬をもらって、今年は花粉が本格的になる1週間ほど前から使用した。
なぜなら、この点鼻液は効果が現れるのに1週間は掛かるからだ。



お陰で、鼻に関しては花粉症など何処にある感じたが、外に行ったらマスクは絶対に欠かさないようにしている。
そして、服にはライオン 花粉ガード(『花粉を破裂させない、よせつけない、舞い上がらせない』)を吹きかける。
一方、困ったのが目の方。
痒かったら、ヤマダ電機で売っていた「ニューアイカップ ペット」というボトルプッシュ式の洗眼器で洗うが、これが優れものでこのお陰でかゆみが半減する。
一方薬の方は、「リザベン点眼薬」。


やはりこれも効果か出てくるのに7日から10日もかかる。
今回もらってくるのが遅かったから、3月12日の猛烈に飛び始めた時から幾日かは涙が止まらなかった。
こう言う時は全く辛い。目を掻き始めると充血するし、そのうちに腫れてきて目が開かなくなるから困りものだ。
そして、白い紙、パソコンの画面等まぶしくてしょうがない。
そんなときは、しばらく目をつぶって休ませるしかないのは実に辛い。

フローリングの床だと今は、朝起きて何やらさらさらとしたチリを感じる。
要するに、花粉が溜まっている。
だから絨毯などは、歩けば花粉が飛び散ると言うことになる。
それで、花王 アレルクリン又は、アレルクリン・花粉カット(『付着防止と除去、2つの働きで布製品の花粉をカット!』)と言うものを吹きかけておいて乾いたら掃除機で掃除するとなぜか大分違う。

そして極めつきは、空気清浄機。
色々買ってみたけれど、4年程前から「DAIKIN 空気清浄機 光クリエール」にしている。毎年、どこか性能が上がっているのだが、基本構造は変わらないから古くても使える。
特にここ2年はほとんど同じ。
今のものは、昨年花粉シーズンが終わった6月頃に激安で買った。
もっとも、今でも送料込みで20000円もしないから大して変わらない。
そんなこんなで、毎年空気清浄機が増えて行くと言うのも妙な感じた。


五輪・クーベルタン男爵健在の頃も政治闘争だった

2008-03-30 11:28:16 | 読み解けば‥‥
北京オリンピックに関して、今やどの様にして自国のアイデンティティを示しながら参加するかという国際的な試みになっている。
日本はどうもこの国の姿勢を示す良い機会に今回も何も出来ずにいるというのは、日本に外交がないと言うか福田首相の政治能力がないことを端的に示している。

福田首相というのは、やはり宮沢喜一元首相のように「何もしない評論家」という首相を演じるには、20年遅すぎた。
現に、宮沢喜一氏は鬼籍に入っている。
さて、ピエール・ド・クーベルタン男爵が「オリンピックは、参加することに意義がある。」という言葉を遺しているが、これは、オリンピックが政治の一環であることを正に述べたにすぎない。
政争の明け暮れたオリンピックの参加する諸国に対して、この言葉を言ってなんとか納めたいと思ったと言うことだ。

だから、オリンピックというのは政治であって、単なる運動会の祭典ではない。
それを単なる祭典だと思うような政治家がいたらそれこそ政治家失格だろう。

特に、最近米国においては、中国に対する失点が多すぎる。
それは、中国に進出する米国企業による第2のロビーで、中国に対する過度の緩和、刺激を避けると言うことを強要しているからだ。
要するに、米国は北朝鮮問題だけではなく、在中国の米国企業という人質を取られているということだ。
たから、米国国務省は中国を「人権侵害国」の年次リストから外すというミスをして謝罪する羽目になった。

再度言うようだが、福田首相というのはやはり、遅れてで出来てしまった政治家だろう。
かって、どの世界にいても注目されなかった人物だったという。
要するに、あまりお友達になりたくない人物なのだろう。
だから、「お友達いない内閣」と揶揄されるのは、揶揄する方としては面白いことだが、国民にとっては不幸なことだ。
そして、世論調査によれば、誰もが福田氏と言う人物が首相になると言うことを望んでいなかったのだから、日本の民主主義というのはどうも変だと言うことは間違いない。

その上、福田氏は世論という国民の意見を無視しても、そのまま政治は進むだろうと思っているらしい。
今、民主党が暫定税率廃止に強硬なのは、実は世論が押しているという背景があることに言論人も含めて考慮する必要があるのではないか。

新銀行東京に見る武士の商売と妙に成り立つ魑魅魍魎の企業

2008-03-29 22:41:16 | 世の中妙な??事ばかり

新銀行東京に見る武士の商売と妙に成り立つ魑魅魍魎の企業

新銀行東京の報道を見ると、正に「武士の商法」そのままだと感ずることが多い。
武士の兵法というのは、まず立て前と画大の立派さ、見栄が先に立つ。
だから、立派な店構えとか設備投資に金をかけて、実際の「お客」を呼ぶとかそのサービスとかが疎かになると言うものだ。
いわゆる営業のノウハウというのは、店構えではないと言うのが基本だ。

我々一般が何か始める時は、必ず「小さく産んで、大きく育てる。」と言うのが原則。
逆を言えば、それだけの金がないと言うのが真実で、他人の金を運転資金に使うようならあっという間に何もなくなると言うのが常だろう。
「金」と言うものは、自分の金だから大事に、効率よく使おうとする。
しかし、アブク銭が身につかないのと同じように、税金という他人の金を使う時は結構いい加減なものだ。
それは、社会保険庁や国土交通省の道路特定財源を見れば明らかだろう。

そんなわけで、他人の金・税金でで設立された銀行などが、長続きするわけがない。
そして、その存続のためにトカゲの尻尾斬りが常に行われるというのがそう言うところだ。

新銀行東京の場合、特に問題だったのは「金なし」の企業や個人に無担保で貸したことだった。
商売をやって一番苦労するのは、貧乏人、要するに少額のやりとりをする商売だ。
だから、ヤマダ電機などの小売店というのは、どれだけ厳しい商売をやっているのかよく分かる。

只、新銀行の場合、5,000万円と言うからこれが少額かといささか疑問なのだ。
はっきり言えば、本来500万円が限度の人に10倍貸し付けて、お陰でドロンされてしまったようなもの。

まあ、馬鹿馬鹿しくて論評はやりたくないと言うものだろう。

一方、ある建材屋が空き倉庫や野積みの空き地を利用して貸しビル業に参入した事があった。
凡そ20~25年ほど前のことだ。
バブル景気以前の不動産不況の頃で、建材屋では先がないと思ったのであろうか。
そして、バブルが来て次々と立派すぎる貸しビルが何棟か。
それにしても、小生としても「良くもこんな事が出来る」と感心するというか怪しんだものだった。
その後、貸しビル建設はなくなり、不動産業になったとのこと。
地方公共団体の指定管理者になったりして市営駐車場の管理などもしていた。
‥‥‥と昨年の2007年突然自己破産。
フタをあけてみれば、金融機関が検査で指摘を受け、事実上破綻をしている赤字企業支援を中止した。
結局、金融機関には17億円の欠損。
その上、指定管理者だったための公的金銭まで雲散霧消。
そんな豪勢なことなど出来るはずはない‥‥と言うのが真実だった。


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東和銀行に前頭取らが8000万円損害与える、調査委報告
群馬県の第二地銀「東和銀行」(前橋市、吉永國光頭取)が経営の悪化した企業に対する不適切融資などで金融庁から業務改善命令を受けた問題で、同行の経営責任調査委員会は1日、旧大蔵省OBの増田煕男(ひろお)前頭取(70)と側近だった石倉理平前常務(58)が、銀行に約8000万円の損害を与えた民事責任があるとした調査報告書を、同行に提出した。
同行は近く、増田前頭取らを相手取って損害賠償を求める訴えを前橋地裁に起こす方針。

 調査委は、弁護士ら外部の第三者3人で構成。増田前頭取らの刑事責任追及も検討したが、特別背任罪の成立要件である「自分や融資先の利益を図る意図があった」とする証拠が現段階では不十分と判断した。

 調査委が違法性を認めたのは、飲食店ビルやラブホテルを所有する不動産会社(前橋市)に対する融資。経営者と親密だった増田前頭取らが2004年ごろ、すでに債務超過状態だった同社に対し、資金使途の検証などが不十分なまま、審査部の反対を無視して約8000万円の追加融資を承認した。

 同行は、支払いを凍結していた2人の退職慰労金を支給しない方針だ。増田前頭取らは調査委に対し、「手続きに従って融資しており、違法性はない」と主張しているという。
2008年4月2日03時03分  読売新聞)
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しかし、今では市長の関連企業の妙な実態。
非上場企業に200億円の貸し付け、それを踏み倒した上、その親族(妻と息子、その他)がまたまた億単位の金を借りて、工業団地内に土地を買って貸し地にしたり。
町中の再開発地域の売りビルを買って、改装。
しかも、そんなところに入居するなどあり得ないと思える企業で、満タン。

我々がもし小金をもっていて、そんなビルを買っても到底出来ないと言う不思議が沢山ある。
世の中、未だに魑魅魍魎が蔓延っているのかと暗澹たる感じだ。

それも、新聞で暴露されたから、いずれ淘汰されるかも知れないが、その時はよく見ておこうと今からでも思う。


庶民感覚と官僚・為政者・マスコミの感覚のズレは何か

2008-03-29 11:22:34 | 読み解けば‥‥

近年非常に妙に思うのは、国民というか一般大衆と‥政府、中央官庁の官僚、東京・大都市圏に住むマスコミなどが、何やらずれているのではないかと言うことだ。
簡単に言えば、既に国民はいろいろな世界情勢の変化、金融不安、中国などのチベット弾圧、北朝鮮の拉致などを通じて意識防衛に入った。
しかも、サッカー、オリンピックなどのスポーツを通じて国旗や国家に対しても日本の誇りとする風潮も醸成された。
要するに、日本国民は世界とかかわると否応もなく現実に直接さらされ、意識は世界水準に次第に近づいているように感じる。

一方、国民の意識に大分近い観念を持っていると思われた、昨年の安倍政権。
この安倍政権に対するマスコミの総攻撃と言える異常な感覚は、正に日本の病履を暴き出すものだった。
政界を取ってみても、未だに「道路族」という過去の利権を振りかざして、国民からの税金を蝕む政治屋。
そして、その金に同じく群がる官僚たちの闇。
道路特定財源というのが、実際ところ官僚の都合の良い「小遣い」と道路族国会議員の選挙対策による無駄使い。
そして、県知事からの要請は、週間プレイポーイ誌と東国原知事との問答で、暴露してしまったように、道の整備が必要なものを作ると言うより地方の土建屋の救済事業だったこと。
いろいろと納得の行かないことばかりだ。
そして、暫定税率が廃止されることについて、マスコミは一斉に「混乱する」と主張して維持を標榜する。
ならば今まで通りで良いのか、というと何も論調していないのに等しい。
言うのは、一般財源化。
しかし、特定財源だったから色々なおかしいことが明らかになったのであって、一般財源なら全く伏魔殿だ。
それならば、一旦税はなくして、必要なものを取ればよいというのが国民感情だろう。
なんと言っても、昔のように国民に情報を隠して、政府・官僚だけで上手くやりくりしていた時代は終わったと言うことを理解すべきだ。

取れるところから取る、使うのはどう使っても勝ってと言うようなことに対して、国民は反発して米国並みに情報開示が求められている。

そして、官僚は、ここのところ国民を規制しようとする何やら訳の分からぬ法律をやたらと作りたがる感じがある。
一種の、民主主義に反する官僚統制の拡充で、その一環として建築基準法の改正があった。
本来、「悪いヤツ」がいれば、その悪いヤツに厳罰を施せばよいのに、その人達は全て悪いと全く信用せず「規制」を施したのか、国土交通省による確認申請の厳格化だ。
その根幹にあるのは、中国でチペット弾圧となぜか同じ感覚であるというのは、末恐ろしいことだ。
要するに、官尊民卑。
自分たちと違う低能な高卒出身者の姉歯などが持っている一級建築士などの人々は、高学歴の中高官庁の役人に比べて「馬鹿ども」だと思っていることがありありだった。

目に見えることは、端的にはそうだが、実はいろいろと妙なことばかりではないか。

そして、裁判官も未だに戦後のマッカーサーギルトプロク゜ラムに染まっている人達が多いのには驚かされるというものだ。
そればかりではなく、その根っこにあるのは国民不信だ。
一般国民などは信用できない。
信用に値するのは、官僚や政府、警察、そして一見名声がありそうなノーベル文学賞作家だったりする。

「沖縄集団自決訴訟」などは、この権威主義そのままで一般民間人は信用できず、ノーベル文学賞作家は信用できるという観念に基づいたものであるように思える。
同じ事は、あの九州の選挙に絡む冤罪の検事たち。
そして、週刊誌に載っていた、白バイがスクールバスに衝突してスクールパスの運転手に実刑が言い渡された訴訟。
目撃者がいて、バスが止まっていたと証言しても無視して、明らかに証拠のでっち上げと見られる黒々としたブレーキ痕を根拠として有罪という。
‥‥‥最近の車はアンチスキットブレーキだからブレーキ痕は着かないしね。

その他、色々調べると裁判官のいい加減さがなぜか見られる感じがする。

世の中、最近MacArthurによる洗脳世代が世の中の中心に座ったのか、全く妙なことばかりだ。
だから、今国民の意識が国際水準に近づくにつれ、自分たちが時代遅れてしまったのに気づかず、国民が「悪い」「信用できない」と過去のシガラミにしがみつく日本の知識層というのは、非常に不気味に見える。


一般財源化という伏魔殿でよいのか道路特定財源

2008-03-28 12:43:18 | 読み解けば‥‥

福田首相は、自民党内の根回しなして何やら21年度から道路特定財源を一般財源化すると言っている。
‥‥と言うことは、道路特定財源の使い方で批判された、マッサージチェアも人件費も実態の分からないタクシー代。
そして、慰安旅行費も全く問題にされなくなる。
その上、5年間道路を造ると言うが21年からだから、あと6年は「道路整備中期計画」の実績としての既得権で、道路特定財源と同じ金額が「一般財源」で維持されるわけだ。
しかも、聖域となるから事実上のノーチェック。
無駄使いして、会計検査院から指摘を受けても、「不適切だった、遺憾だ」で別に責任も、賠償もするわけではないから国民から見ると全く腹が立つこと言うことになるだろう。
福田首相が、「一般財源化」すると言っているのは、官僚達と相談済みだろう。
あと4代先の事務次官の頃には、局長級はみんな天下りで止めている。
福田首相、それを取り巻く官僚の無責任体質が分かろうというものだ。

それにしても不思議なのは、新聞各社が「混乱する」としてガソリンが下がることを批判している事だろう。
消費者としては、たとえ一時期としても値が下がるのは歓迎だ。
新聞社の論説委員氏は、日替わりの安売りで朝から「店前」に並んだことなどはないのだろう。
消費者や庶民のことが分からない論説委員氏は、論説する資格がない。
あの鬼平の異名をとって、バプル潰しに奔走して、それが間違いだったことが後に批判された、三重野康日銀総裁 【1989年12月17日 - 1994年12月16日 】。
この人物は、通勤電車に乗ったこともなく、スーパーで買い物をしたことがないなど、浮世離れしていたことがお笑いになった。
こういう様に、世間を知らない記者エリート、知識層というのは日本の癌の部分もあるのだ。

そして、福田首相が本当は何もやる気がないというのは、「ガソリン1Lに対して、53.80円の税金に消費税がかかることだ。だから実は56.49円が実際の税である。」というのを是正しないことだろう。

なぜなら、税に税がかかるという齟齬は、単に財務省通達という行政によって簡単に直せると思えるからだ。
それを分かっていながら、そして多くの人達が言及していてもしないというのは、やる気がないと言わざる終えない。


乱脈支出地方整備局の給与も道路特定財源

2008-03-27 18:56:41 | 読み解けば‥‥

役人の法律拡大解釈というのは、留まるところを知らないように見える。
「道路
特別会計:49年間で2.3兆円 国交省の人件費に」(毎日)となんと国土交通省の公務員の給料も道路特定財源だった。
理由は、「道路整備事業、道路関係付帯工事及び道路関係受託工事に要する費用」
………ここには、公務員の人件費を支出するとは書いていない。
一般企業で、こんな事をしたら税務署に不適切と指摘される。
これでは、法律があってないようなものだ。
役人というのは、国民に対して厳格に法律を適用するのに、自らにはいい加減で、適法だと強弁するのは納得が行かない。
その上、「ガソリン税などの道路特定財源が原資の道路整備特別会計(道路特会)が、国土交通省職員の「介護保険料」にも使われていた」(毎日)と報じられている。
まあ、出鱈目というのはこのことだろう。
国民の見えないところで、「すき焼き」を食べているとはこのことだ。
道路特定財源はたらふく貯まった財布だから、多分、種明かしすれば幾らでも出で来る。
その他、「7つ(空港整備特別会計、治水特別会計など)の特別会計から、職員のタクシーチケット代金として2002~06年度の間、総額約81億円を支出していたことを明らかにした。」(読売)とあるから使い放題というのが国土交通省だろう。

日本は民主主義国家の筈。
主権は官僚ではなく国民の筈だ。
国民が納得しなければ、国民の代表である政府はそれを修正しなければならない筈なんだが‥‥‥

これでは、主権は官僚にあるようにしか見えない。
だから、福田首相は官僚にとって都合の悪い、
道路特定財源の暫定税率廃止や、順送り人事の日銀総裁問題など、どう考えても民主主義国家という観点では理解できない。

そして、拡大解釈による乱脈な使い方の
道路特定財源
これがが少なくなったら、人件費を出しているこの役人の首を切るのか‥‥まずそんなことはないだろうは当たり前だ。
国土交通省の地方整備局もちっきとした国土交通省の部局。
ならば、本来
国土交通省の人件費として当てられる部分ははどこに行ったのかというものだ。


福田政権の崩壊を望む・国民の方を向かない政府

2008-03-26 23:06:39 | 読み解けば‥‥
日本政府は、暫定税率を維持する租税特別措置法改正案など税制関連法案が年度内に成立しない場合、衆院で再可決することを決めたらしい。
道路特定財源の暫定税率は、今や国土交通省の都合の良い財布になっているのは国民の目から見れば明らかだし、道路を作ると言ってもよくよく見れば過疎地の道路ばかり。
道路特定財源が収入の何倍かになるというのは、ほとんど作る道路がない沖縄と、人もいない北海道だ。
これは、必要な道路を作るのではなく公共事業のための不必要なものと言って過言がない。
第一生命経済研究所はガソリンなどにかかる暫定税率を廃止した場合、
「2008年度の実質の国内総生産(GDP)は0.2%引き下げられる。国債発行などで財源を確保し、すべての公共事業を予定通り続ければ、実質GDPは0.2%上がる。 」
‥‥と言っているが、実は数字合わせの算数のようなもので、単に減るという事から算出しているのだろう。
しかも、この無駄な道路は何も生み出さないし、毎年経費が掛かるお荷物の筈だ。
「暫定税率の廃止は中長期的な経済活性化策としての効果がある。一方で財政健全化を進めるには、税率を維持して道路特定財源を一般財源化することも検討に値する」
と言うが、こんな試算が当たったことがないというのは、バブル潰しの効果を算出出来なかったエコノミストを見ればよく分かるではないか。

そして、政府は何が何でも自民党の「利権」を確保して、暫定税率を又上げようとするようだが、これなど正に国民への混乱を招くだろう。
その上、国土交通省の無駄使いは留まることを知らない。
道路特定財源暫定税率が復活すれば、別の理由を付けて全く同じように金を使うというのが、官僚の特徴だからだ。

それにしても、今の福田政権は異常としか思えない。
なんと言っても、視点は国民ではなく、官僚と利権の国会議員そして中国というのだからね。

そんなことは良く分かっていたというのは、拉致事件で分かるように、国民より北鮮との国交回復を優先しようとした人物だった。

よくよく見れば福田氏の支持母体と守るべきなのは、首相にしてくれた道路族と同じくお仲間の官僚。
そして、独裁政権で人権無視の中国が友達か親戚扱いというのでは、国民から見て目も当てられない。

はっきり言って、早く止めることが国民にとって一番良いのではないだろうか。

今更ながらスキーの話

2008-03-26 09:47:25 | 日記

スキーシーズンも今年は終わりに近づいた。
終わりにすると言うのは、この時期雪山というのは花粉のオンパレードだからだ。
花粉症を患っているのに、杉山の膨大な杉花粉の中をスキーをする事もあるまい。
今年は、杉花粉が多くて3月13-14日にパルコール嬬恋に行った時、涙か止まらなくて困ったが、よく見たら下界から花粉が吹き上がってきていた。
今シーズンは、久々スキーに多く行った年だった。
それは、一日滑っても疲れが少ないと言うが、膝が笑うと言うことが少なくなったからかも知れない。

そして兎に角、スキー板が5シーズン経って何やら堅くなってきた感じがあって、買い換えることにした。


スキーも最近のモデルを見てみると中々どれがよいか分からず、2月初めのHスポーツのバーゲンでは、子供のものだけにしておいた。
しかし、スポーツ用品店を覗いてみても、2月になってもなぜか値段は下がらないし、精々値引きは30%引きが限度だから随分渋くなったものだ。
何と言っても、昨シーズンのものが今年のモデルと混在して展示してあり、それと分かるのは何やらシールが違っていたり、値引きが大きかったりするぐらいだ。
当然こと、残り物には余り福がない。
なぜなら、残り物には大方サイズがないとか、CPが少ないとか色々と問題が多いものがあるからだ。
実際、Hスポーツの特設会場のバーケーンにあって、スポーツ用品店では見かけなかったというものも多かった。

今回は、いいまでラウンド17だったから、今回14-15程度で探すと事にした。
ところが、サロモンは数値12台、ロシニォールは16台と極端で14-15というのは、アトミック、エラン、フッシャー、ヘッドというところだった。
しかし、高いのはアトミック、フッシャー。
半値で45000円程度で売っていた昨年のモデルのアトミック。
結構良さそうだたっが、サイズが170cmと最近のモデルとしては長いものが多い。
これで却下。
エランは安くてそこそこだから、売り切れが多くてほとんどなし。
ヘッドは、旧モデルがそこそこだった割には、旧モデルも高価。

まあ、色々探して一番安いものを探したら、写真のフォルクル(VOLKL)スーパースポルト スターがあった。
見るとサイズ163cm Round13.6というもの。
何と言っても軽い。
ビンディングは、マーカーMLT10
仕様は、低速~中速でというエントリーモデルという。
要するに初心者用。



しかし、フォルクル(VOLKL)スーパースポルトというのは、昔上級者向けのレーンタイガーの直ぐしたにあったはず。
‥‥で、上級モデルより扱いやすい又は上級モデルを凌駕すると言うものだったはず。
見れば、以前サロモンがパテントを取っていたようなX型の補強材が見られ‥‥最近この手のものが多い‥‥ソールは、全面electrocinderBaseのカーボンブラック。
要するに、全面黒だ。
実は、これは上級モデルに相当するという証のようなもので‥‥と勝手に考えて購入することにした。

今年のモデルと言うことだっが、保証書を見たら2006-7年モデル。
そうでなければ20900では買えない。
定価ベースで半値以下だ。
スポーツ・デポ(DEPO)で買ったら、1050円の取り付け料だと言うから驚きだっが‥‥何と言っても専用ビィンディングだからもうセットされている。
結局、カードを作ることで1000円の商品券を貰って、結局20,950円で購入。
それにしても安くなったものだ。

‥‥で滑ってみて驚いた。
20000円のスキーでダメだっらと思ったが、これなら初滑りからでもゆける。
何と言っても軽いし、高速安定性が高い。
スノーボーダーを後ろから行って追い抜くなど造作なかったねぇ。
草津のロープウェイの終点からの「振り子沢」。
ウェーデルンで一気に滑っても、スキーが高速でバタ突く事もなかったし、安定性も良い。
こんなの初心者用じゃないだろうという感想だった。

只、あまりにくるくる回るから連続小回り専用のようなスキーだった。



子供のスキー学校のレッスンを見ていて、昔とは大きく違うと思うことがあった。
ハの字のボーゲンから、普通は山開き、谷開きという方法で、タイミングを覚え、上下動でパラレルに繋げていった。
今は、単にスキーを押し出すという操作だけだから、覚えれば早い。

小生も、今は上下動も使わずに単なる膝の切り替えで滑れるようになったが、それも進化したスキーのお陰というものだ。
以前、古いスキー(昭和45年頃のもの)を持ち出して滑ったことがあったが、アイスバーンでヘッドが振動して食いつかず、又、中々曲がるのに体を使わないと曲がらないのに驚いた。
それから、長いスキーの時代からカービングスキーへ。
そして、そのRoundの強いものへ。
これからは、余り簡単にスキーが滑れるようになるというのは、なにやら妙な気持ちだ。
それにしても、スキー場は中高年というか、「爺さん・婆さん」ばかりだった。
それに、孫のスノーボードを譲ってもらったのか、いい年をしたお婆さん(爺さん)がスノーボードスクールに入っていたのには驚いた。