書家というと、色々勉強して一生懸命「書」を研究して‥‥最善の作を展覧会に出品する。‥‥‥と思うだろうがそうではない。
そのように出来る事が理想だが、実は展覧会の合間に書作品を忙しく製作していると言うのが実態だ。
今年も、毎日書道展の陳列の委員の役が回ってきた。こんどは、8月6日まで7回掛け替えをする。
‥‥と言うことは、7月~8月に掛けて7日も六本木や上野に出て行く可能性がある。
現に、昨日県展が終了し今日は自身の残務整理だ。
そんなので疲れて何も出来ない一日。
そして、明日は市民展の搬出。
3月1日は上毛書道三十人展の搬入だ。これが、7日まで。
これは、福沢さんを10枚以上も使った展覧会だ。
家族も会場に呼んで鑑賞させなければ‥‥‥‥‥
一方、25日は、ある書家の個展祝賀会だった。
凡そ400人弱を呼んだ盛大な祝賀会だった。
こういう祝賀会に呼ばれるというのも「名誉」なのだが、「宴会」「レセプション」続きとなるとヘキヘキする。
それに、一回ごとに福沢さんに羽が生えて飛んで行くとなると収入は大丈夫かと心配になる。
来賓は、東京から「毎日関係で数人をよんだ」様で毎日展関係と紹介した。
しかし、県展関係に毎日展の(財団)役員がいるのに、役員でもない審査会員を紹介して財団役員を紹介しないというのは、やはり「社中」の手落ちだろう。
この祝賀会は中々盛大で良かったのだが、色々な面で「主催者」本人ではなく「何も知らない」社中の人に任せた感が多々あった感じがする。
それは、先の来賓紹介だけではなく、席次の件もある。
小生の隣は、某書作家の息子でまあ県下の書壇では有名人。
この書家は教員だから隣の教員と話があって‥‥‥だが、小生とは顔を見たことがある程度だから‥‥
一方左側の女性書家は全く初めて見る顔。
どうもこの地域に連なる書家らしいと「雅号」から推察できるが、県展じゃ見かけないなぁ~~。
県展の審査委員、委嘱作家(無鑑査)は全部キャプションを作っているから分かりそうなものだかねぇ~~
まあ、他の席を見ても同じようなもの。いつもの社中で並んで座る人々があちこちバラバラに座っている。
それにしても、この席はどの様に決めたのか全く疑問だ。
以前の、毎日展会員賞受賞パーティではそんなことはなかった様な気がしたから、異様なのだよね。