![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b0/063810efb30717ab2254c575313ce9cb.png)
HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PCという「20インチ10点タッチ対応ディスプレイ」を搭載した、パソコンも地デジも何でも見られるパソコンが発売された。
このモデルの特徴の一端は、チップセットをインテル® H61 Expressというデスクトップ型のものを使っていることである。
だから、実機ではデスクトップ型の「インテル® Core™ i7-3770S プロセッサー」という高性能の第3世代プロセッサーを搭載している。
このことから、一般にはノート型のCPUを使う液晶モニター一体型のパソコンとは全く異にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/78/caa527ad76b6c5486ff6fe7b58f5757a.png)
ここで、レビューするモデルは「東京生産 3波ダブル地デジ カスタムモデル」でいわゆる「テレパソ」と呼ばれるテレビも見られるパソコンのBTOカスタマイズドモデルである。(実機は販売店からの貸し出し品)
また、
HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PC ![icon](http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=/p6atBhDWBg&bids=294928.1&type=10)
はデスクトップ型の高性能CPUを使っているとはいえ、オンボードグラフィックスを使っていてゲームパソコンにはなっていない。
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デスクトップ型パソコンには上位機として「HP ENVY Phoenix 800-080jp」などのゲーム専用機のような高性能パソコンがある。
All-in-One PCでは、BTOでノート型のグラフィックス「NVIDIA® GeForce® GT630M」を選択できるが、ゲームを出来るというレベルのものではない。
このモデルはデスクトップ型プロセッサーを使っているのは前述のように特殊な方であろう。普通考えられるAll-in-One PCという液晶モニター一体型パソコンというのは、液晶モニターの裏にノート型パソコンが入っているようなものが普通である。
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それでこの
HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PC ![icon](http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=/p6atBhDWBg&bids=294928.1&type=10)
の用途としては、17インチ以上ノート型パソコンの性能では飽き足らず、かといって本格的なデスクトップ型パソコンでは荷が重いという感覚であろう。
特に先ほど述べた「Intel Core i7-4700MQ」とかのプロセッサー名称にモバイル「M」の文字があるデスクトップ型と称するものに、抵抗がある人には最適である。
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HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PCの構成
(実機 BTOモデルの場合の概略)
*************************************************■OS : Windows 8 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i7-3770S プロセッサー (3.10GHz-3.90GHz, インテル®スマート・キャッシュ8MB, 4コア/8スレッド)
■チップセット : インテル® H61 Express
■グラフィックス : インテル® HD グラフィックス 4000 (インテル® Core™ i7-3770S プロセッサーに内蔵)
■メモリ : 16GB (8GB×2) PC3-12800 (1333MHz)
■ハードディスク : 3TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)
■光学ドライブ : DVDスーパーマルチドライブ
■ディスプレイ : 20インチワイド 10点マルチタッチ対応 フラットガラスパネル (最大1600×900ドット/最大1677万色)
■TVチューナーカード・ピクセラ製 地デジ/BS/110度CS対応 ダブルチューナー・2番組同時にAVC録画を実現。 (専用リモコン付)(設定 未確認)
■HP Webcam (ディスプレイ内蔵) :1280×800 1メガピクセル Webカメラ (ディスプレイ内蔵、インジケーター付)
■ワイヤレス日本語(109A)キーボード (Windows ファンクションキー付) & ワイヤレス光学スクロールマウス
■メディアカードスロット: 6in1メディアスロット
■LAN:10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
IEEE802.11a/b/g/n + Bluetooth4.0
■USB3.0×3、USB2.0×1、マルチカードリーダー、
■ Microsoft® Office Professional 2013(詳細未確認)
■ノートン インターネットセキュリティ 2013 (15カ月版)(未確認)
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この
HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PC ![icon](http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=/p6atBhDWBg&bids=294928.1&type=10)
には、デスクトップ型CPUのインテル® Core™ i7-3770S プロセッサーという「S」の印の付いた省エネ型のものを用いている。 しかし、液晶モニター一体型という制約からターボ・ブースト利用時の最大周波数3.9 GHzまではならないように思える。(後述 OCCTの結果)
それでも4コア/8スレッドというCPUが8個付いているような動作をする高性能プロセッサーを搭載していることに間違いはない。
それで、このパソコンがどのくらいで起動するのか初期の状態で計ってみた。ソフトを大量に入れて行けばたとえWindows 8でも起動が遅くなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/bc/873625d9db000e8f913c74002b665b8a.png)
この結果は、暫定数値で16.7秒であった。これは最近のノート型パソコンの初期のような早さである。
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Microsoft Assessment Console
Boot performance、Startup and Shutdown Experience
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Boot performanceをMicrosoft Assessment ConsoleとAnalyzerでいつも通り検証し見ると、6.33秒であった。
この数値は、6月に買ったHP ENVY TouchSmart 15-j007TXの6.44秒より約0.1秒早い。
起動時間は、なんとHP ENVY TouchSmart 15-j007TXが最速で16.8秒で0.1秒早いと言う結果に。実際の起動は、ノート型パソコンが「軽自動車がスピードを出すような」感じなのに、やはり余裕での起動であった。
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OCCTによるHP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PC ![icon](http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=/p6atBhDWBg&bids=294928.1&type=10)
の冷却性能他、負荷検証
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All-in-Oneパソコンは、パソコンのどこかが壊れたら液晶モニターとしても使えない。従って、夏場などに一番弱い排熱に関して負荷検証をしてみた。
夏場に負荷が掛かっても正常に起動する性能があれば、初期不良以外は気にすることもないと言うのが最近のパソコンである。
そして、その放熱性能が悪いとHDDドライブが崩れるのでこの温度も計測した。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/a5/ed3ed38f738eeceaa794f5e7c481b78f.png)
この結果、HDDは大方34~36℃で安定し、CPUもリテールクーラーのデスクトップ型パソコンと変わらなかった。
こんな感じで、結構夏場でも使えそうである。但し、この高性能CPUをフル回転させるとは、動画編集かRAW現像ぐらいしか思いつかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/12/e4d9d659387a1734f1925c33c6a96897.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/25/5e585abc8ea3034df2899840c2cda8b5.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/82/84c568afc7b4f0b7b06da903b09af5a9.png)
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SDカードスロット(実機・高速UHS-I対応)
******************************************SDカードスロットは、普通のデスクトップ型パソコンがまだ高速なUHS-Iに対応していないのに比べて、対応して高速であった。
しかし、ノート型パソコンほどはスピードが出ていないように見受けられるが個体差かもしれない。この点では、好感が持てる。
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ディスプレイ
20インチワイド 10点マルチタッチ対応 フラットガラスパネル (最大1600×900ドット/最大1677万色)
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ディスプレイは、光沢20インチワイド 10点マルチタッチ対応で映り込みが多い。(タッチパネルの宿命????)
特にDVDやBDなど映像が暗いとその感じが強い。
(実機では手元にBDしかなかったので外付けBDプレーヤーで再生)![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/65/8a1fc01dfa146c0933ab16b77b9a5f93.png)
又、タッチパネルは、フラットガラスパネルということから、ノート型パソコン(HP ENVY TouchSmart 15-j007TX) などに比べては反応が良くない。
それで実際に支障があるかといえばないが、チャームなどを出すときはマウスを当てた方が早いかもしれない。
その他「ピクセラ製 地デジ/BS/110度CS対応 ダブルチューナー(内蔵タイプ)」に関してはB-CASカードが店頭demo用の特殊な形状しかなかったので試していない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/c0/d63d320cbdf12f33b1075dd2ddec60d2.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/59/55325d11778e2979f13964fc2b009a5e.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ae/f943a354be54269e4bd367b649251d2c.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/eb/09db03ff5a2cae6e6428d34beee64c3a.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7d/81c539973289e8c0df860969719d82d9.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/94/c0e1b78f98c1282dee8dd008183adc04.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/c8/0761078cf47ab3e2fcf1764cfce3ae3c.png)
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HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PC
の感想
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/fc/455e7d7f3cc711e0b19bdfa554482cb3.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/1b/1c53ac42c55f649b7bf40939a900d64d.png)
Windows 8 にOSがなってから、タッチパネルというのは非常に便利である。そういうタッチパネルを使ったHPのAll-in-One PCは、デスクトップ型CPUを使ってストレスなく動くようになっている。
ノート型パソコンとデスクトップ型パソコンの違いというのは、近年ノート型パソコンのCPUが高性能になり、かつグラフィックスカードがデスクトップ型のカードを凌駕するものまで出て、差は少なくなりつつある。
しかし、そういう超高性能なノート型パソコンは別として一般には、デスクトップ型パソコンの方が、同じようでいてかなり使い勝手が良い。
ノート型パソコンでは何となく「だるい」という場合に、デスクトップ型パソコンの使い勝手を、この
HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PC ![icon](http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show?id=/p6atBhDWBg&bids=294928.1&type=10)
で得ると言うことかもしれない。
それで、テレビも録画もDVDも見られると言うことで便利と感じるが、実は小さい。
それは、最大1600×900ドットでフルハイビジョンでないことと、欲を言えばテレビもDVDも、より大きい画面で見たいという欲が出る。
そこまで来れば、HP ENVY Phoenix 800-080jpなどの超高性能パソコンに行き着くものでどこで妥協するのかという点につきる。
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