書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

PowerShot S90の安売り販売

2010-08-31 20:04:21 | デジカメ関係

PowerShot S90の安売り販売

最近PowerShot S90の値段もあがり気味になってきました。
その理由は、S95でなくても良いのではないかと言うことと値段の安さでしょう。
但し、中々安い品物がない。そこで安売り販売の安売り販売を見つけました。

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NIE・新聞は子供に洗脳教育を推進するのか

2010-08-31 00:33:12 | 読み解けば‥‥

NIE・新聞は子供に洗脳教育を推進するのか

新聞を見るとNIE(Newspaper in Education)という「教育に新聞を」という組織がある。
そのNIEに沿った記事を新聞各社で載せていることがある。これには新聞社独自で掲載されているものとは別に「共同配信」されているものがあるようだ。
上毛新聞という地方紙には「きょういくBox」という欄に「ニュースのなぜなに?」というのがある。
この「ニュースのなぜなに?を」何回も批判しているように、ある一定の思想を持って書かれている。
特に問題になっていることなどは。かなり一方的であり、その主義主張を教え込むためか種々の間違いをわざと掲載するという悪質なものである。
Img957_3
今回は、「日韓併合条約100年」「植民地支配におわび」と題している。
何か嫌な予感がするとおり、実際の歴史を無視したいわゆる左翼的な文面というのは憤懣ものなのである。
「日本は中国を相手にした日清戦争、ロシア相手の日露戦争に勝ちました。その日本の軍事力を背景に1910年、日韓併合条約が結ばれました。当時の大韓帝国が日本の支配下に入ったのです。」
何か「角がある」文章であるではないか。
ここで「大韓帝国」という言葉は知らなかったか記憶になかった。なぜなら「李氏朝鮮」で通っていたものであり、李氏朝鮮が清国と独立戦争でもして、勝利して大韓帝国と名乗ったわけではない。
そもそもろくな軍隊なども持っていなかった筈で、国の体をなしていなかったし独立国家の体をなしていなかった。(法制上の兵力は約9000人であったwikipdia参照)
日清戦争で宗主国清国から離れたので、朝鮮というのは「中国から見た蔑称」を一字国名にしたというのである。
ちなみに「朝鮮」というのは、中国王朝からみて「貢ぎ物すくなし」という意味なのだそうな。
又、元々「国」の形をなしていないのに軍事力を背景にというのも「ニュアンス」が違う。
細かい事を言っても仕方がないが‥‥
「土地をうばい、日本語を使うことを強制しました。これに対し、朝鮮人は武器を持って戦ったり、独立を求めるデモを起こしたりしましたが、‥‥」
「土地をうばい」と言うことはなかったと朝鮮の教科書の副読本に書かれていて、近々教科書の方も修正されるとかしたとか言う話し。
そうすると、この記事の出典は朝鮮学校の教科書なのかと思えてくる。
なぜなら、元々朝鮮人が望んで併合した関係から「朝鮮人は武器を持って戦ったり」という話はあまり聞かないからである。
それにしても「歴史を知った上で、‥‥」というカット図案のキャプションはブラックユーモアなのかと思えてくる。
なぜなら、日本が中国、韓国に「おわび」や「謝罪」をすればするほど関係が悪くなるという悪循環が繰り返されるからだ。
日本の国民は真面目だから「嘘」は大嫌い。そして「嘘の歴史」を謝罪すると言う欺瞞はもっと嫌いだからだ。
政府が、「事なかれ主義」と歴史的な嘘を付けばつくほど国民は怒り、相手は謝罪が足りないと言う。
朝鮮半島の歴史書の出典が不明な新聞記事というのは、やはりプロパガンダなのだろう。
だから、昔からよく勉強する人ほど歴史に関しては、バカで非常識というのが通り相場であった。
優等生は、教師に良く教わり、教科書をよく読んで勉強する。劣等生は、勉強しないから実際の戦争体験を持った親や年寄りの昔話を良く聞く実体験。
それで東大卒の「お偉いさん」というのは、歴史認識が甘いと言うのが良く分かる。
しかし、今では、ネット環境から真実というものが推察出来、新聞がいくら隠しても隠しおおせない時代になった。


SONY Cyber-shot DSC-HX5VとRICOH GX200の新旧比較

2010-08-30 00:43:17 | デジカメ関係

SONY Cyber-shot DSC-HX5VとRICOH GX200の新旧比較

コンパクトデジカメの進歩は激しく、今持っている現行商品の物はなんと二種類になってしまった。それは、この前買ったばかりのDSC-HX5Vと2年前(2008年9月)に買ったGX200(VF KIT)。
実際は、この二年間にGR DIGITAL IIやFinePix F100fd 、FinePix F200EXRも購入して便利に使っていたから、事実上のお蔵入りだったのがRICOH GX200VF KIT と言うわけである。

その最大の理由の一つは、背面液晶(2.7型 透過型アモルファスシリコンTFT液晶、約46万ドット)の見にくさである。DSC-HX5Vは「3.0型、230,400ドット(TFT)/クリアフォト液晶」とあって、荒いはずなのだがDSC-HX5Vの方が良く確認出来るのは、ここのところの液晶技術の進歩である。
もう一つは、暗いところに弱い致命的な欠陥で、この製品以降にCCDなりCMOSに画期的な製品が出て、リコーも今はそれを使っている。
この事から分かるように時代遅れなのである。
実際GX200は、事実上GXRに移行したようなもので新製品も出でいない。
GX200にGR DIGITAL IIIのCCD、GXR+P10 KITやCX3、CX4と同じレンズをつけたら妙な製品が出来上がるであろう。
今リコーが作り込んでいる裏面反射CMOS(SONY製)を使ったら、正にGXR+P10 KITの脱着出来ない製品になり、CX3、CX4と変わらなくなるという蛇足な製品になる。
だから、GX200というのはいずれ消えて行く運命の製品と言う事になろう。
それは、GR DIGITAL IIIという単焦点デジカメが、いずれレンズ性能だけでは生き残れない事になるはずである。
その事実は、今回 SONY Cyber-shot DSC-HX5VとRICOH GX200に付け加えて参考としてPentaxK10D、SONY α700という一眼レフカメラとの画像比較をしてみても分かることなのである。
今回この二つのコンパクトデジカメは、DSC-HX5Vの夜景を撮ったところまで出かけていって撮影した。場所は群馬県庁周辺である。
夕方、西陽だったのでまずは逆光で県庁と群馬会館を夜景と同じように撮ってみた。
但し、妙な個性が出ないようにDSC-HX5Vは「おまかせオート撮影モード」。RICOH GX200は、シーンモードは使わずにオート撮影モード/プログラムシフトモード。
元々RICOH GX200は、マニュアル設定を中心にして使うものに対して、DSC-HX5Vは最近の傾向の通りオートが中心という基本的な違いは敢えて無視してみた。


1   RICOH GX200  逆光

2   RICOH GX200  逆光、+0.7

3   RICOH GX200  逆光、+0.3

先ず、逆光のシーンでは、RICOH GX200ではマルチ(256分割)を使ったために、真っ暗に近くなる1。
高解像モニターだとそれほどでもないのだが、これは画質補正が必要なくらい。ここでスポット測光(TTL-CCD測光式、AEロック可能)に切り替えるか、プラス補正をしてやるとそれなりの「絵」になる。
しかし、+0.7だと、明るすぎ+0.3だと暗すぎるという中々難しいものなのである。
次に、反対側を向いての順光シーン。

RICOH GX200 
これは、色乗りも良くて問題なし。
次は、位置を少し変えての逆光。
リコーの製品説明では「ゴーストを抑制。進化した24-72mmズームレンズ・新たなチューニングにより、逆光時に発生しやすいゴーストを抑制(GX100比)。光の状況や焦点距離に関わらず、優れた光学性能を発揮します。」
と書かれているが、写真の右下に大きなレンズフレア(ハレーション)が出でいる。
次は、日陰の写真もアンダー気味で補正を必要とする。

RICOH GX200 
一方、日陰から明るいところを撮影するときなどは、高級一眼レフ並のなるほどという色合いと解像力をしめす。それにしても全てISOオートでISO64とはCCDの古さを感じるものである。

次に、SONY Cyber-shot DSC-HX5V
先ず驚くのは、画角の広さ。
35mm版相当で25-250mmの広角側は、かなり広角が使えることが良く分かる。

SONY Cyber-shot DSC-HX5V
それでいて、逆光には「おまかせオート撮影モード」で「Dレンジオプティマイザー」がかなり効いて補正する。近年SONYのDレンジオプティマイザーが強力になってきたという良い例だろう。
一方順光では、多少味付けが薄い気がするから-0.3補正位しておくと少し色乗りは良くなる。しかし、マイナス補正をしすぎると全体に濁って来るので結構難しい。
但し、-0.3補正も印刷してしまえばほとんど区別がつかない。

SONY Cyber-shot DSC-HX5V

又、RICOH GX200と同じシーンでハレーションは出なかった。日陰は、相変わらず明るく明るいところを撮ると多少薄味という感じがある。

SONY Cyber-shot DSC-HX5V

このSONY Cyber-shot DSC-HX5Vで撮影したものをいろいろ印刷して見ると、L版、2L版あたりだと、印刷では紙に印刷するために多少明るすぎる方が良い結果をもたらすことが多い。

参考は、PentaxK10から
Dレンジオプティマイザーなどついているはずもないので、思いっ切り+0.7補正。

PentaxK10D
中央の木の葉のところに点状の緑のハレーションが出でいるものの、別物の解像度、色彩。デジ一眼レフというのは、条件が悪くなればなるほど威力を発揮する。
日陰写真の階調。その他順光写真も納得。

PentaxK10D

SONY α700は、
Dレンジオプティマイザーも効くものなのだが、今回広角レンズを持ってこなかったので参考写真に使わなかった。
それでも、PentaxK10Dと同等以上の描写力は、コンパクトカメラをやはり凌駕する。
SONY α700とPentaxK10Dと比べてみれば、α700の方が地味でネガフィルム的な印象を与える。
その地味で色づけしない絵作りと言うのがやはりCyber-shot DSC-HX5Vには受け継がれているかも知れない。
SONY α700

結果RICOH GX200について分かったのは、旅行に行って簡単にスナップを撮るというのは不向きであることであろう。なぜなら、一瞬のシャッターチャンスに写真が撮れないことがあると言うことである。
じっくり構えて写真を撮るなら良いとしても、そうであればデジ一眼でよいわけで当然敵うものではない。
デジ一眼を持って行けないからRICOH GX200を使うと言うのなら、野外の順光でと言う事になる。それでいて、何か「柔」な感じがあるのはGR DIGITAL IIを受け継いでいるからかもなのかも知れない。

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時代遅れになったGR DIGITAL IIIはCanon PowerShot S95で代用可か

2010-08-29 01:24:14 | デジカメ関係

時代遅れになったGR DIGITAL IIIはCanon PowerShot S95で代用可か

この8月の末、なぜかデジカメ、デジ一眼レフが「熱い」様な気がする。
「熱い」というのは、この秋の行楽シーズン、運動会に向けて新製品が出て来たと言うもの。
コンパクトデジカメでは、低倍率(5倍ズーム以下)ではPanasonicのLX5やタッチパネルのFX700、フジでもタッチパネルのZ800や高倍率ズームのF300EXR(発売2010年9月4日)、リコーはCX4(発売2010年9月3日)。
但し、既に発売されてお店に並んでいたのは、Canon PowerShot S95ぐらいだった。
SONYは新型カメラを発表したが、ニコンあたりは9月、キャノンは大方10月の発売というのが何時もの例なのだが、今は嵐の前の静けさか。

それで、兎に角カメラ屋に行って来たのだが、どうも最近のカメラ屋では価格コムランキング上位の物しか置かなくなったところも多い。厳密には他の製品も多くあるのだが、いわゆる安く売れる又は、売れ残ったような商品ばかり。
CanonのPowerShot G11‥‥G9、G10の頃は中々安くならなかったし、安くなったら即売りきれだったりした。それは確かにG10ぐらいまではGシリーズでないと撮れなかったものもあったし中々買う意欲をそそるものだった。
それが、G9が発売されたとき、G7の中古品価格まで値下がりしている。
理由は、G10に比べ進歩したというものの、画素数が小さくなったのに大型で無骨なG11のメリットが何もなくなったと言うことが大きい。α NEX-5D と大差ないし。
そしてRAWで写真が撮れるとはいうものの、今時コンデジでRAWなどは撮らないしCanon PowerShot S90でもOK。
このS90は、G11を小型にしたようなものだったからG11の存在理由というのが希薄。これでG11が売れたら奇跡というものだろう。
それで、G11など触れもしなかったが、この値段ならあといくらか足せばG11の性能を全て上回っている新型のCanon PowerShot S95が買える。
すぐ隣にあったリコーのGR DIGITAL III。
懐かしいGR IIの感じで手にしてみると、動作が遅い、液晶が荒い、暗い。カメラのバファーメモリーが小さい?
そして多機能でもない。描写は兎も角も機能はやはり5年前くらいの水準のカメラである。
実際の描写も明るいところでは、他のデジカメに追いつかれているし、暗くなれば裏面CMOSに敵わない。
CCDは、Canon PowerShot S95と同等のはずだから、良く写るのだと思うけどもはや一世代前のカメラとつくづく思った。
それにしても、Canon PowerShot S95というのは完全なS90のマイナーチェンジで、カタログを見てみる限り、動画以外S90を使っても分からないか、使わないものではないか。
高速連写、パノラマ、夜景が撮れるわけではない。
リコーのCX4が発売されるものの、CX3である程度必要なものが揃っていて人気があるのも頷かせるところがある。
そして最後に思ったのは、余り多機能でないものの、定評のあるCCDを使って綺麗に撮ると言うのなら、GR DIGITAL IIIなんぞ買わずにCanon PowerShot S95、S90で充分な気がした。



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この夏の書道展、群馬創玄展

2010-08-28 23:14:21 | 風景写真館

この夏の書道展、群馬創玄展

ここのところの相変わらずの暑さにはへとへとになります。その昔、いくら暑くてもお盆を過ぎると涼しくなったものでした。
そうでなければ、お盆前後に台風が来てそのお陰で涼しくなったような事もありました。それで今日も夕方から展覧会に出かけて行くことになりました。出品している昔の知り合いの先生から案内状を頂いたので出かけて行くのですが、何時行ったら適当なのかと言うのが問題。
開催初日か最終日の終了直前かと迷うところとは言うものの、初日が一番良いのが当然。それでも、最終日は避けた方が良いかと言うところでした。Dsc00402
展覧会は、「第31回 群馬創玄展」平成22年8月27日から29日まで。
会場・群馬県民会館(ベイシア文化ホール)。
この県民会館、暫くぶりに行ってみると上の方に「Beisia」という赤いロゴマークがついているのに改めて気がつきました。
群馬創玄という名称は、元々創玄会という毎日書道展で主要な位置を占めるあの創玄会の系列なのだと思うものの良く分かりません。
毎日展に出品している人も多数いるのですが、正確なところは不明。
2010/08/28は、昼過ぎに急用があって結局夕方5時近くになってしまいました。Dsc00403_2
実際は、これが正解だったようで今日の終了間際に「祝賀会がある」と‥‥それで皆さん揃っていたワケね‥‥なのです。
だから、会場に着いたら「お姉様方」の「手招き・お呼び」があって、「なが~い」おしゃべりをすることになりました。
但し、こう言うのは嫌いでもありません。
何時ものことですから。Dsc00417

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昔懐かし昔の母校の跡の無残

2010-08-27 19:10:35 | 風景写真館

昔懐かし昔の母校の跡の無残

2010/08/27は、群馬県生涯教育センターに行ってきた。
この場所は昔毎日通ったところなのだが、周囲の道路も建物も昔の面影もない。
それどころか群馬県生涯教育センターそのものが全く新しいものだから思い出に残るものもない。Dsc00389
元の建物が移転するときにモニュメント(記念碑)が建てられた。‥‥と言っても関係するのはそのモニュメントのミニレプリカがあるくらいなものなのである。
Dsc00382

ここで2010/08/27から3日間「第19回群馬篆刻協会展」が開催されている。
この群馬県生涯教育センターというのは、実は展示室というものが設けられていない。Dsc00391
かろうじてあるのは、ロビーの展示スペースと言うものの所詮エレベーターへ向かう通路である。Dsc00383
「生涯教育」という以上、その生涯教育を発表する上での発表の場というものを設けるべきと考えるのだが、当時の役所は「座学」による一斉授業しか思いつかなかったようだ。
そのロビーも今回は事情があって、写真展が行われていた。Dsc00401
篆刻協会展は、その右奥の通路部分である。
ここもギャラリーというらしかったが、群馬県の建物というのは常に「帯に短し襷(たすき)に長し」と言うものばかりなのはどういうことだろうか。Dsc00351_2

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Cyber-shot DSC-HX5V にて全て撮影。


ディノス(dinos)オンラインショップの紀州南高梅8%しそ漬梅干し

2010-08-27 12:29:18 | お買い物・新名所など
ディノス(dinos)オンラインショップで買ってしまった食品。

紀州南高梅8%しそ漬梅干し 1kg

紀州南高梅8%しそ漬梅干し 1kg

この夏の暑さには参りました。‥‥と言うわけではなかったもののディノスの割引クーポンを使って「梅干し」を買った。
このクーポンの期限が8月31日。何か買うものある?と聞いても思い当たるものがない。
去年は、季節外れのコートを買ったが毎年買うものでもない。
それで、ディノスなど「食品」があったのかと思って探したのが「梅干し」と「お茶」。
ネット通販の内で結構難しいのがこの食品類。珈琲豆を買ってもなかなか気に入らなかったりするのは、当たり前である。
お茶(緑茶)は、昔浜松に住んでいたとき飲んでいたお茶の味を探しているものの、結構その味に出会わないことが多い。
それでも通販で探して、最近ではこんなものでも良いかと言うところまできた。
一方、「梅干し」あたりはそれほど当たり外れがないことが多い。今は、紀州南高梅の梅干し(はちみつ)を欠かしたことがないもののこれも通販の商品。
普通のスーパーだと良い梅干しは売っていないことが多いし、結構高いのがこの梅干し。
昨日、読売新聞の冊子を見ていたら紀州南高梅の梅干しの通販広告(しそ)が出でいた。
これはどうも今買っているものより少し安い。6Kgも買うと10,000円を切るが6Kgというのは一人で食べると半年から1年分である。
それで、今回はディノスでしそのヤツ分かってみた。いろいろな特典で結構安くなったからこんな価格で良いのという感じになった。
届くのは、9月上旬。又食べてみて、レポートしてみよう。
ディノス オンラインショップ ディノス オンラインショップ

過去を封印して歴史から学ばない戦後民主主義的政治の蹉跌

2010-08-27 00:39:21 | 雑感・どうでも良いこと

過去を封印して歴史から学ばない戦後民主主義的政治の蹉跌

「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」(加藤陽子東大教授)が第9回小林秀雄賞(新潮文芸振興会主催)になったという。つけられた題名があまり好ましくないというのは、時代背景を反映していないからかも知れない。
江戸時代に武士には、切腹という処刑方法があった。これは武士にだけ許された武士の自尊心を満たした処刑方法で、武士とも認めないと斬首という処刑方法で行われた。
あの赤穂浪士で有名な浅野内匠頭。
芝居では、浅野内匠頭は辞世の句を詠んで切腹するのだが、事実はそうでないという。
あらかた言われているのは、(田村右京大夫建顕の屋敷に)連れてこられて籠から出る時、籠から首を出したときに斬首されたというのである。なぜなら、松の廊下での浅野内匠頭などの刃傷沙汰はその場で(血の一滴も漏らさず)斬り殺さなければならない事になっているらしい。
事実、その前の事件ではその場で討ち取られている。(貞享元年(1684年)8月28日江戸城内で、大老堀田正俊が若年寄の稲葉正休に斬り殺された例など)
この赤穂浪士の最後は切腹も出来ないほど無残なものだったらしいが、もっと徳川幕府の成立直後に遡ると、武士は切腹する必要もないような出来事でも簡単に切腹をしたとある。
だから、過去のことを現代の基準で裁くことの愚かしさというのは余りあるというものだ。
1898年アメリカ合衆国、ハワイ共和国を併合。
1899年のパリ条約によりフィリピンがアメリカ合衆国の植民地になる。
こんな事から見ても、当時の日本は世界の潮流から一つも外れていない。
「百人斬り競争」と言うことが新聞社のプロパガンダで虚構だと言うのは、日本の兵士が三八式歩兵銃なのに国民党軍は、あのナチス親衛隊が使っていたシュマイザー(シュマイザーMP40)軽機関銃だったと言う事からでも良く分かることである。
日本の裁判官とか言う人達は、軍事的知識も常識も欠如している人達だから、「百人斬り競争」は間違いない事実だと認定している。

いずれにせよ、現代に生きる以上過去の歴史を云々言っても仕方がない。
過去の歴史、失敗から何を学びどう生かすかと言うのが課題なのではないだろうか。
それには、「日本 誰がどこで誤ったか」という事と共に、過去の歴史を単に暗黒の歴史として封印するというのはよろしくない。
日本の伝統は、死ねばどんな人でも神様と言うことで、過去を追求しないことが多い。
いやあの東京裁判のA級戦犯を追及しているではないかと言うかも知れないが、「A級戦犯」という事柄だけであって、その実態や業績は一切封印している。
なぜ封印しなければならないのかというと「A級戦犯」と追及する人達は、詳細を追及すると都合が悪いからである。
何と言っても、東条英機元首相が関東軍参謀長の時に、(満州国、日本外務省の反対を押し切って)ソ満国境で凍死寸前だったユダヤ人10,000人の満州国入国を許可して助けたという事は都合が悪い。
過去の失敗は何かと言えば、自民党の謝罪外交政策やそれをより推し進めようとする民主党の外交政策。それは、いわゆる事なかれ主義という外交には通用しないやり方である。歴史的には、1938年9月29日のミュンヘン協定で活躍した英国の外務大臣ネヴィル・チェンバレンの宥和政策の失敗というのが有名である。
ところが日本の場合、宥和政策でも何でもないと言うところに不可解なところがある。
戦前の中国状況はどうだったのだろうか、1900年の北清事変で結ばれた北京議定書。
これで列国の駐兵権。
最終的には、種々の事件を起こしてこの外国軍隊を追い出しにかかり、最終的に国民党八路軍が実権を握ると言うのが単純に見た構図である。
それから見ると、日中間の妙な関係というのはどう考えても理解出来ないだろう。
今日本では、中国が有望な消費市場だと考えているように、未だに中国に工場を進出させ、何年も前から工場は日本になく全部中国という企業も多い。
これは、元々中国側から工場の誘致を受けたとはいうものの、本来的なら進駐軍の様なものである。
今は、平穏を保っているもののもし中国バブルが弾けるようならば、一斉に外国資本の工場の追い出しにかかる事は過去の例を見てみれば明らかだろう。
何と言っても、中国は法治国家でもない国だからなんでもやり放題である。
その時日本の企業は、工場も設備も技術だけでなく資本投下したものまで全て持ち去られることになる。
しかも、それは突然にやられるとすれば対処のしようがない。
それで日本が抗議する?
原爆を持たぬ腰抜けの日本の言う事など聞く耳を持たないことは明らかである。
その時どうするのか、また全て65年前のように置いて撤退してくるのか。
ところがその時には、日本には撤退を受け入れる場所がないと言うのが現状ではないだろうか。
チャイナリスクはますます増大して、ノーテンキで事なかれ主義の日本はどうするのかとの課題は、菅総理の「朝鮮半島への謝罪文書」程度で蒸し返すしか頭のない政府では、対処出来ないと言うのが真実だろう。

そう言えば、中国に進出している韓国資本は危なくなると突然計画倒産して、夜逃げしてくる例があるとある本に書いてあった。


英語は話せても経済学が分からない経済学者達のつけ

2010-08-25 23:48:31 | 日本の経済議論

英語は話せても経済学が分からない経済学者達のつけ

日本の円高が止まらない。
なぜ円高なのかと言えば、日本の国債のほとんどは日本で買われているように預金、貯金が膨大にある国。本当の意味でリスクの少ないお金持ちの国であるわけである。
ドル安ユーロ安、そもそも米国もEUも赤字を抱えてその埋め合わせも出来ないからであるし、この際そのドル安ユーロ安を利用して金を呼び込もうとしている。
ここで経済界は、日銀に何とかしろと言っているようだが現在の政策金利0.1%をゼロ金利政策に移行しても景気が良くならないし、この円高が止まるわけではない。
それは、既に何度も実験済みであろう。
そして、日銀が為替に介入したとしても、米国もEUも協調介入するわけではないし逆にこれ幸いと大損させられると言うのが関の山である。
しかも、ゼロ金利政策に移ればデフレが余計深刻化する。
なぜなら、金利が安くなれば銀行としては貸し出しリスクが益す。日本だけか超低金利の頃は、円キャリートレードが盛んで米国のファンドに投資すれば事足りた。
ところが、世界中が超低金利時代になれは、日本の低金利は何の役にも立たない。
銀行は国債を買って市場には金が出回らない。

なぜこんな事になったのかと言うのは、英語は話せても経済学が分からない経済学者が沢山いたと言うことである。
読売新聞では「企業の国際化 英語が社内公用語となる時代(8月25日付・読売社説)」と楽天やファーストリテイリングを持ち上げている。
そして、「グローバル化が進む中で、日本企業が必要に応じて英語を社内の共通言語とするのは、時代の要請と受け止めるべきだ。」というのも所詮ワンマン企業だ。
よくよく見てみれば、楽天がやっているのはモールと言うより、主要事業は「金融」であることが分かる。
ファーストリテイリングも所詮小売業。資本さえあれば中国でもマネが出来るものであるし、利益が出るのは消費国のみ。
読売社説では「ある意味で極端とも言える『英語公用語化』は、社員の意識改革を徹底させる“ショック療法”と見ることも出来る。」と書くが、結局そんな無駄なものに時間が取られて結果がどうなるのかは今後注目ではある。

ここで又バブル時代を持ち出すが、この時代というのが経済学者が単なる米国経済をそのままに請け売りする実体経済が判らない鸚鵡経済学者かどうかである。
バブル直後の経済状況分析では、デフレの兆候が出てデフレスパイラルの入り口にあったと言うことは、失われた10年なり、20年と言う言葉が使われるとおり明確である。
ところが、その当時の経済企画庁の官僚という政府エコノミストそして、いわゆる御用学者、その他諸々の経済学者は何を言っていたかと言えば「景気循環論」であった。
1989年8月、女性初の民間人閣僚として第1次海部内閣で(当時)経済企画庁長官に就任した高原須美子氏。(1989年8月10日 - 1990年2月28日)(総量規制1990年3月)
退任して直ぐ、バブルが弾けた後この高原氏を招いた経済講演会があった。
この講演会で述べられたのがなんとバブル期の好景気の話し。
「仕事はいらないから、もっと休みをくれという労働組合」の話は憤懣ものだった。
それで不動産業者が不動産市場を建て直すにはと質問したところ、(一瞬にして顔色が変わったように)けんもほろろに不動産市場などどうでも良い、不動産と景気は関係ないと言い切った。
牧野昇氏という、著名なテクノ・エコノミストだかシンクタンクの創設者とか言われている人物がいる。当時は三菱総合研究所副社長だったか、会長だった。
この牧野昇氏は、1990年3月の総量規制直後バブル崩壊後の日本経済を甘く見ていて、そのうち景気が良くなりますとやはりこの景気循環論者であった。
その牧野氏も住専処理の問題が出で来る前の1992年初頭頃になると「景気循環論」ではないらしいとやっと言い出すのである。

その後、バブル経済の後遺症は続くのだが、やはり「住専処理」によって二段底になった。この「住専処理(1995~6年~)」の経済に対する評価というのは実際はなされていないのではないか。少なくともその後に及ぼした土地暴落結果というのは、この住専処理とその処理のために作られた整理回収機構の土地の投げ売りによるものが大きい。
いずれにせよ、バフル崩壊後の日本経済の運営の仕方は従来からの実際の日本の経済の仕組みとは違って米国型の経済によって立て直そうとした。
分かりやすく言えば、日本にもIMFの隠れエージェントと言うべき鸚鵡経済学者が日本経済を潰したと言える。
景気が良くなる大原則は、国民の資産が増えること。これは間違いない事であろう。
バフル崩壊後は、国民の資産の大部分を形成する不動産の価値をなくし、残った預金、貯金は超低金利政策で元本に手をつけないとならない様になった。
その上、株投資をしていた人達はその資産をバブル期の何分の一かにまで減少すれば、国民は貧乏になったと思わざる終えない。
専修大学名誉教授(経済学)正村公宏先生は、バブルの原因を「1980年代後半、貿易黒字拡大と円高不況に対処する超低金利がバブルを誘発し、‥‥」と理由づけしている。
これはこの国民の資産を経済指標に入れないという考えのために、間違いの元になっている。
「超低金利がバブルを誘発」と言うことなどあり得ない事は、現在全く同じ状況下で「バブル」が生じない事で明らかである。
バブル時代の直前には年9%という高金利の時代があり、国民の懐が豊かだった。
そして実際は、政策金利が下がってもそんな金利が適応されない業種もあると言うことである。
事実ゼロ金利政策が実施された頃でも、10.25%の金利が適応されていた中小企業などざらだったのである。
現実の経済と紙の上に書かれた経済とでは、全く違うと言うのは末端の国民はわかっている事である。
日本の国の指導的地位のある人達は、例えば「自分は米国帰り」という様なエリート意識をひけらかせるが、所詮戦前の陸軍 の「天保銭」と呼ばれた陸大組の参謀と大差ないという事が明らかである。
それは、デフレ経済から20年も抜け出せない今の日本経済で証明されたようなものなのである。


「日本 誰がどこで誤ったか」を分析しない正村公宏論文

2010-08-25 12:30:57 | 読み解けば‥‥
「日本 誰がどこで誤ったか」を分析しない正村公宏論文

「日本 誰がどこで誤ったか」と題した読売新聞の記事があった。
書いているのは専修大学名誉教授(経済学)正村公宏先生。(2010/08/23読売新聞12版。文化面11)
その冒頭「『戦争はなぜ起こったのか』を考える必要があると思う。」と書く。
実は、そう言う話というのはあまり詳細分析の論調を得ることが少ない。別の言い方をすれば「封印して全て悪い、暗黒」と言いきってしまうのである。
こういう戦前の政治経済状況をブラックボックス化するのは、政治経済を考える上で問題が多かろう。
それでこの正村先生はというと
「20世紀前半の日本の政府は、アジアのナショナリズムと新しい主導国家アメリカの登場への対応に失敗し『時代遅れ』の新興帝国主義路線を追求して大戦争を引き起こしてしまった。」
「20世紀後半の日本の政府は、経済成長による社会の構造変動への対応に失敗し、生活の安全・安定を優先する制度・政策の構築に大きく立ち遅れてしまった。」
こんな風に一刀両断するが、あまりに単純な見方の戦後民主主義的な戦前暗黒思想とは恐れ入った。

この正村先生は、「私は経済政策論を担当するとともに政府の審議会などにも関与し、‥‥中略‥日本と世界の歴史を読み解く仕事にも挑戦した。‥‥」と言うように少し経歴を披露するのだが、所詮戦後政治の政府の一員であったと言うことだ。
そして、そう言うマッカーサー体制の延長と言える東京裁判史観を形式的にでも継承する思想でも持っていないと、審議会の委員などにも選ばれなかったはずである。
特に外交政策史に関して岡田外務大臣は、「韓国は竹島を不法占拠している」という言葉を口に出すことを拒否し、韓国併合談話「過ちに素直に謝罪は当然」という。
一方、「当時の国際法に照らし、有効だった」という政府見解を封印した。
朝鮮半島に関して、こういう妙な言い回しや感覚がどこから来るのかと考えていて、外務省の役人で大使をした人物の書物を読んだことがあった。
そこには、「日本は韓国に悪いことをした」という話しの前段があり、「日韓和解に関する一私見」という難しいかも知れないがと言いながらのノーテンキな意見があった。
それは、日本が韓国に対して妥協すれば韓国もそれに載って来ると言うのニュアンスだが、歴史を捏造したり、日本領土を勝手に占拠して軍隊を常駐、軍事用のヘリポートまで作る。
その上、「日本海」と言う名称が気に入らないと勝手に「東海」という名称をつくって、世界中に言い含め、英国の地図会社では日本海と併記させるまでになったという。
こういう日本に対して友好的でない、はっきり言って敵対行為をしている国に対して、その敵対行為も口に出来ない外務大臣。
この状況を見て何も言及出来ないというのは、どういう感覚か利害関係を持たない国民から見ると理解できない。
これは、戦前の中国政策の曖昧解決によって、例えば上海事変あたりで全滅に近い大損害を日本軍が受けた事に似ている。
別に、ここで戦争に打って出ろと言うのではなく、事なかれ主義は日本の国民の間では良くとも国際社会では、国を滅ぼすと言うことではないのかと考えるのである。
この様に、戦前は「悪」と決めつけて全て封印して、例えば東京裁判のA級戦犯で絞首刑になった人達に責任を押しつける。
それこそ「誰がどこで誤ったか」と言うことに対して分析すべきであろう。
ここで、前に戻って正村先生の話によると
「20世紀前半の日本の政府は、アジアのナショナリズムと新しい主導国家アメリカの登場への対応に失敗し『時代遅れ』の新興帝国主義路線を追求して大戦争を引き起こしてしまった。」
先ずこの「アジアのナショナリズム」とは何なのか白紙の状態で考えると理解出来ない。歴史から見るとアジアでは、日本以外はほとんど植民地か、中国の様に分裂国家となって国の体をなしていなかった。
当時の「アジアのナショナリズム」とは、日本の軍隊がヨーロッパの白人の(征服者の)軍隊に勝ったとき、 植民地の人達は白人の征服者にも勝てると驚いた。そして、それが独立運動となったという「ナショナリズム」しかない。
その過程で日本軍人は日本の武器を渡し、軍事教練の指導者となって独立を勝ち得たと言うのが間違いない歴史である。
そうすると、正村先生の論理が成り立たないから「アジアのナショナリズム」とは、戦前には存在しなかったか無視されていた、特定アジアの「ナショナリズム」と言うことになる。
次に、「新しい主導国家アメリカの登場」と言うのも、戦争後の結果論である。
米国は、国際連盟創設以来大きな発言権をもつ「主導国家アメリカ」であり、それによって人種差別反対の日本の議題を葬り去った。
現実には、元々米国はモンロー主義によって欧州の戦争には参加しなかったその眠れる巨人を、民主党の作戦に引っかかってパールハーバーを起こしてしまった戦略の誤りである。
当時、同盟国であるドイツのヒットラーは米国と問題を起こさないように過大な注意を払っていた筈であるから、日本の国際感覚がいかに歪んでいたかなのである。
その部分では、「対応に失敗し」は当を得ている。
しかし、どうもそうでもないらしい。
なぜなら、「『時代遅れ』の新興帝国主義路線を追求」と述べているのであって、これは東京裁判史観の「共同謀議」を示している。
これで、正村先生は東京裁判史観の戦後民主主義的思想の持ち主であることがばれてしまった。
そして
「20世紀後半の日本の政府は、経済成長による社会の構造変動への対応に失敗し、生活の安全・安定を優先する制度・政策の構築に大きく立ち遅れてしまった。」と言うのも所詮バブル経済のハードランディングの結果論。
日米構造協議、日米包括経済協議、年次改革要望書という単に要求を押しつけられる国民から見て理解できない事は確かにそうであろう。
その他「バブル経済」の原因を「1980年代後半、貿易黒字拡大と円高不況に対処する超低金利がバブルを誘発し、‥‥」と述べているのは笑えるものである。
なぜなら、今現在の状況は正に同じ状況、貿易黒字拡大、円高、超低金利であるが、「バブル経済」など起きようもない。
正村先生の経済学理論が大間違いである証拠である。
ちなみに、正村先生の「超低金利」は1987年の2.5%(政策金利・日銀Webより)を示している様だが、0.10%の現在に比べれば笑ってしまうようなものである。