ヤマダ電機というのは、昔から妙に人が店頭にいて妙な販売をしていたところだった。
最近、そんな人が少なくなったのは、何回もやられている「排除勧告」なのだろう。
3年くらい前のこと、DVテープVTRからHDDビデオカメラにしようとヤマダ電機へ行った。
ヒデオカメラを見ていたら、おしゃべりな「おじさん」が寄ってきて、これがよいですよと勧める。
これが、最近合併した某社製のもの。
こんなことが出来ます、これがお勧めですの一点張り、とうとう買わされてしまったのだが、お陰で他社製品をほとんど見比べなかった。
使ってみて、まず液晶が小さくて見づらい、明るいところで見にくい、部屋の中でも??
画質も何やらいまいち。
その上、バッテリーの充電器すら付いていない、本体に入れて充電。
全くとんでもないものを買ってしまった。
そして、そのカメラを買うときが妙だった。
レジへ入っても、レジを打つわけではなく、うろうろ。
結局ヤマダ電機のベスト(当時)を着た店員を連れてきて、レジを打たせていた。
実は、正確な値段も分からなかった。
あとから考えてみれば、その「店員」に見えた人物はメーカーからの拡販員だったのだろう。
他社製品と比べて一般的な評価ではなく、単にそのこ社のものを売りたかっただけ。
やはり、ヤマダ電機の正社員が説明をして対応すべきだったのではないか。
ヨドハシなどは、キャノンセール、ニコンセールなど拡販員は店員と違う制服、それと分かる名札を付けて対応している。
ヤマダ電機も最近はそうだが、こんど7月11日高崎に本社が移るのと同時にオープンする「LABI 1」ではどうなのか見物だ。
ちなみに、既に「LABI1」のポイントカードとそれでしか使えない2000円分の割引券を手に入れた。
当日には、配布するのだろうがどなることか。
「家電量販店最大手「ヤマダ電機」(本社・群馬)が取引上の優位な立場を利用して電機メーカーなど納入業者に対し、商品陳列などのために人材派遣を強要したことが独占禁止法違反(不公正な取引方法)にあたるとして、公正取引委員会は30日、違反行為の停止と再発防止を求める排除措置命令を同社に出した。1年半で延べ約16万6千人を派遣させ、ただ働きさせていたという。 」
(朝日新聞)