書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

日経新聞も馬脚を現す。

2006-07-31 21:57:01 | 読み解けば‥‥

日経新聞も馬脚を現す。
社説 アジア外交の再構築をめざせ(7/31)
と題してアジア…とは言いながら中国との関係改善を主張している。

「小泉政権の外交活動を振り返ると負の遺産のひとつに中国、韓国との関係悪化があるのは否定のしようがない」…日経

最近、首相候補が「福田氏」から完全に「安倍氏」に向いてきたことから、何故か今までなかったような牽制が多くなってきた。要するに、靖国神社参拝阻止運動である。

「私たちはA級戦犯を合祀(ごうし)する靖国神社に首相が参拝するのは好ましくないと主張してきた。中国がそう考えるからではない。日本人の立場で歴史を振り返れば、そこに問題があると考えるからである。」…日経

そう日経新聞は、バブル時代バブル潰しの急先鋒であった。その時、超法規的にも「バブル」を潰せとまで言い切った様な雰囲気だった。

この手の人たちが何故「土地」とくると「頭に血が上るのか」、当時小生はちんぷんかんぷんであった。
しかし、ヨーロッパの貴族を研究する裡(うち)に次第に分かってきたことがある。
共産主義思想というのは、ヨーロッパの上級知識階級によって作られた。実践は、やはりその貴族によってである。
そして貴族の条件というのは、地主であるという大前提がある。但し、帝国貴族(Napoleonの貴族)は土地の代わりに年金を貰った。
だから共産主義の基本は、貴族即ち地主を排斥することにあると言うことだった。
従って、土地が騰がることによって地主の利益が増えると言うことが「日経」としては許せなかったのであろう。……何て言うイデオロギーに固まった連中か。
ところが、当時国民の70%が地主であったからことが面倒になった。ヨーロッパの共産主義は日本には当てはまらないわけだ。

今となっては、バブル潰しは失敗だったと誰でも認める。しかし、日経は経済新聞紙として「失敗であった」と謝ったことは一回もない。
蛙の顔になんとやらである。
「日本人の立場で歴史を振り返れば、そこに問題があると考えるからである。」…日経
と戦後民主主義者としての考えを主張している。
しかし、戦後「全面講和論」から始まって「戦後民主主義者」の言うとおりにやっていたらどんなことになったか、歴史が証明している。
「現在の日中関係は世界史のなかでもユニークな関係と歴史家は考える。」…日経
そんなことは、どこの歴史家が言っているのだろう。
こんな「ユニークな関係」などと言うのは過去の歴史でいくらでもある。Napoleonに無抵抗で滅びた、ベネチア帝国の歴史がいい例だ。



「古今東西を見渡しても円満だった例を見つけにくい状況の二国間関係である。同時にグローバル化した世界は日中双方に大国としての自制を求める。」…日経
……と言っても、日経は中国に自制を求めないから日本に譲歩せよと言うことだろう。

「冷戦末期、レーガン・ゴルバチョフ時代の米ソ両国は、首脳会談のもとに懸案ごとの作業部会を置き、それぞれの解決をめざした。日中関係は冷戦関係ではない。当時の米ソにできたことが現在の日中両国にできないはずはない。」…日経
日経新聞というのは、どうしてこうもお目出度いのか、ナイーブというのかこんなので「経済」など論じられて信用できるかというものである。
米国はあくまで「軍事力」を背景に当時のソ連に迫ったのであり、単なる空手ではない。何もなければ、ソ連もペレストロイカなどする必要もない。
ほんとに、日経はこんな簡単な原理の政治も分かっていないのかと言いたい。
兎に角、この前「インサイダー」取引をやってしまった社員がいたはずだ。会社というのは、同じような種類の人間を入社させる社風がある。日経のお里が知れるというものだ。


USJ UniversalStudioJapan Peter Panピーターパン

2006-07-30 18:47:18 | 日記

USJの夜のアトラクション ピーターパンのネバーランド

これは、ラグーンと呼ばれる湖の上に3つの舞台を作って行われるのだか流石何十メートルもの高さをPeter Panが飛ぶのはスゴイ。
しかしね、みんな遠くから見るから小さく見えるのだ。

↑↑特別鑑賞エリア↓↓↓


特に、特別鑑賞エリアという500円払うところに入らないと正面からは見られない。……その外だともっと小さい。
ダイブ・ツアーは、「バッテリーパーク」という直ぐ横で見られる。
ところが横だし、立ってみられないから柵の檻から見ているようなもの。
TDSならどこでも立って見られるから楽なんだか、ここは「座れ」と堅い通路に座ることになる。
何でなんだろうね……
このピーターパンは、人が取りあえず芝居をすることになる。
TDSならミッキーが出てきても着ぐるみだから大きいし、物語なんてたいしてない。
やはりピーターパンは作り過ぎかなと思う。
あの高い塔の一番上から猛スピードで飛び出してくるからスゴイのだけれど…………!!!
何せ小さくて何をやっているのか判らないというのが欠点だな。

それと思ったのは、USJは何でも「お金」なんだな。優先権は大体1アトラクション500円。PASS BOOKLETもそれに準拠している。TDL、TDSは抽選、早い者順。やはり入場者数も平日なら思ったより少ないし、朝雨でも降れば、台風の時TDSに行ったときのようだ。
それに、USJは映像中心だから大体1回乗ればもう何回もというアトラクションは少ない。3Dが多くて面白いと言えばそうだが、やはり飽きるな。
リピーターはそれほどいないのではないか……


Pentax K100Dの実写使用感 その1-1

2006-07-29 02:04:51 | 日記
Pentax K100Dの実写使用感 その1
カメラもテスト撮影ではなく、実際旅行言ってバシバシ撮らないとよく分からない。…と言うことで撮してきました。但し、170枚くらい。まああまり写真を撮るという雰囲気でもなかったのでこんなもの。



さて、電池の持ちについて……
今回、NiMH2700(GP製/GREEN・CHARGE)、NiMH2300(フジフィルム/サンヨー)、その他予備リチューム一時電池。
旅行に行く前から入っていた‥NiMH2700で100枚程度(旅行以前も含めて)撮影したところで電池残量一応0になったのでNiMH2300に交換。
しかし、NiMH2700残量0でも撮影できるのは、残量表示が妙。ところがNiMH2300では、撮影し始めてから直ぐに残量半分になり10枚程度で残量0。電源を入れ直しても復帰せずである。
ところが、NiMH2700を再び入れるとフル・満タン表示。使い始めると半分に、連写すると一端残量0に。
電源を入れ直すと半分に復帰。‥‥でなんとか170枚まで行って、まだ撮影可。
何か妙な気分である。今回、K100Dになってから電池のバカ食いの感じなのだが、消費電力が瞬間的に増大するようだ。
従って、電圧降下したものの電流が小さいために直ぐに復帰。それを繰り返しているようだ。
但し、NiMH2300は何か相性が悪いようである。外にもNiMH2300はダメだというレポートもあって電源関係は注目に値する。

今評判のエネループ(2000)も使い始めて直ぐに残量は半分表示になると言われている。普通に使われているリチュウムイオン電池が1800-2000だから表示は何とか考えて欲しい。

USJ どこもここも水ばかり その2

2006-07-29 01:28:11 | 日記
USJ二日間で見たもの、乗ったもの‥…

ダイブツアー 含む‥‥で
WATERWORLD、…1
JAWS、…2 昼間と夜
スパイダーマン……4回
ジュラシックパーク……2回
(ツアーでは各1回)
その他、ET、ターミネーター2回、バック・トウ・ザ・フューチヤー、バックドラフト、セサミストリート、スヌーピーのグレートレース…2回、Wicked、ピーターパン、………パコダ、H.H.セレブレーションなどなど



しかし、どこでも水ばかりかけるのだなあ。WATERWORLDは、前に座るともろに水が掛かるし、ジュラシックパークなんかは、暑いときはもろにずぶ濡れだ。
スパイダーマン、ターミネーター、セサミストリートなどの3D、4Dものも水を噴射するし、船に乗るJAWSも場所によっては結構水を被る。
バックドラフトは、逆に火なんだが女性陣には評判が悪そう。兎に角夏には暑い。
アトラクションとしては、ETは期待はずれ。これならTDLのピーターパンの方が何倍も良い。WATERWORLDは、もう少しで終わるというのだが、あれは随分とお金がかかっている。あんなの長くやってられないだろうなと言うのが印象。バック・トウ・ザ・フューチヤーもライドなんだが、早い話デローリアン型の車に乗って、3Dの画面を見るというやつ。車が相当に揺れるから、乗っている雰囲気になるが、横に4台も車が見えるのでがっかり。


やはり、スパイダーマンの方が車が動いているだけ何倍も良い。
但し、写真をどこで撮るのか確かめるためになんと4回も乗ってしまった。
ダイブツアーのお姉さんが「○○が出てきたら下を向かないで、にっこり笑ってピースをしてください。」という意味が中々分からなかったな。
写真の中には、ちゃんと3Dメガネを取ってにっこりピースをしている写真もあるのだ。
4回もして、何とか撮れたがカメラ目線でなかったのが残念。

USJ どこもここも水ばかり

2006-07-28 18:28:40 | 日記

USJに行ってきました。
いゃ~~~~ぁ 暑かった。大阪は梅雨明けしたのかと思った。関東へ戻ってきたらまだ梅雨明けしていなかった。梅雨のつもりで雨の準備をしていったら、夕立以外雨は降らず、特に26-27日は暑かった。…と言っても32-3度だか。
初めて行くので、ムービー・ダイブ・ツアーなどど言う高価なものに申し込んだ。‥‥TDL・TDSのつもりで申し込んでいた‥‥一人5,500円。これが中々面倒でネット申し込みで、後から電話が掛かってくると言う代物。今は、事前に会員登録してネット事前支払いになったようだけれど今回は、現地支払い。



散々時間を打ち合わせたら、14時からの時間には旅行者のツアーが入る予定なので有りませんなどという。
それで遠くから行くんだ…飛行機で行くから午前は無理……とねじ込んで15時からと言うことにしたら、WaterWorldが14時50分が最終と言うことになって結局14時からのツアーになった。
ところが、行ってみたらビックリ14時からのツアーなんてうちの家族しかいない。他のツアーを見ても一家族が二家族ぐらい。ピーターパンは特別のコーナーで見られるのだが、全部で20人そこそこだった。
もったいぶって、一杯だなんて言うなよ。
もともと、朝薄曇りだったので入場者はまばらだね。
ETなんて行ったって10分待ち、スパイダーマンも15分待ちだった。
TDL・TDSのつもりでいたら拍子抜けだった。
何かパットしないから全てカードで支払ってやった………!!!
以下次回。


ゼロ金利解除の嘘‥‥ステレオタイプの評論家

2006-07-24 00:45:56 | 読み解けば‥‥
ゼロ金利解除の嘘‥‥ステレオタイプの評論家
ゼロ金利が解除されて一週間が過ぎた。
ゼロ金利解除のとき「○○○○経済評論家」の言葉を聞いて笑った。
金利が上がると企業の負担が増えるとか、経済に打撃だとか‥‥もっとも、解除と言ったって雀の涙だからたいしたこととはないが。
はっきり言って、どこのどんな企業が負担増になるのか教えてもらいたいものだ。
優良企業は既に直接金融に移っているし、実際は、大企業は預金者、投資家の立場。
だから海外投資で何十億も損したヤクルトの場合もあったではないか。
中小企業は、と言うと昔の高い金利で高止まりだ。はっきり言って、ゼロ金利の恩恵など受けていない。
この前もラジオの放送で「東京☆銀行」がバンクベストなどと、零細企業向けローンの説明をしていた。
この金利‥‥担保提供で13.5%~14.5%なのだ。14.5%といえば一頃の住宅金融公庫の遅延損害金と同じ。
こんなのなら、ゼロ金利がいくら上がろうと関係ないね。
正直言って、ゼロ金利時代の住宅ローンの4%弱も相当高いのだ。
こんなことを誰も言わないのは全く不思議だ。インフレ時代、10年で物価が2倍に達したころは、単純に計算して住宅ローン10%でも事実上0%金利だ。だからリースとか言うものも流行って、借りる方が得な時代もあった。しかし、デフレ時代になると全く価値観が違ってくるはずだ。
アルビン&ハイディ・トフラーの「富の未来」で「既存の経済学は、時代遅れの産業時代の諸前提に基づいている‥‥」と言うだけでなく、間違った基準・指標の経済学は害である外ない。
さて、日本経済は、「流動性の罠(りゅうどうせいのわな、liquidity trap)」が発生していたと言うことだ。政府は否定していたが「ゼロ金利」と言うことはその証拠である。だからいくら金利を下げても景気は良くならないし、逆に利子が無くなるため市中に何兆円というお金が消えた。お金の流通量が少なくなるから「金詰まり」となりデフレになる。‥‥こんなことは、素人でも分かる。

だから、「ゼロ金利」とは何だったのか本当のところは全く分からない。
ゼロ金利で傾いた大企業を救った訳ではない。危ない企業は「債権放棄‥‥税金で穴埋め」して生かした。それももう役目を終えた住宅産業も救った。

ゼロ金利で確かに金融機関は、大もうけ。その上、過去の不良債権の大口は「税金」で穴埋め、何とか取れそうな中小企業からは身ぐるみ剥がした。
もう一つ儲かったのは、取りあえず政府。国債の利払いが軽くなったものの逆に、低金利のため年金運用やら何やらで大損。

本来は、資本主義経済において流動性の罠は発生しないと言うはずだった。
ところが発生したと言うことは、資本主義経済ではしてはいけないことをした
‥‥社会主義経済だったと言うことである。

写真雑誌のいかさま‥提灯記事

2006-07-22 22:21:43 | デジカメ関係
写真雑誌のいかさま‥提灯記事

写真雑誌には、昔からの「アサヒカメラ」「日本カメラ」などの老舗がある。
この手の雑誌は、結構色々とハッキリものを言うところがあって、未だに銀塩を懐かしがっているところだから取りあえずのぞく。
もう少し初心者向けの雑誌としては、「カメラマン」「CAPA」そして、デジタル専用の「デジタルカメラマガジン」などがある。
今回、SonyやPentax、Panasonicから新型カメラが発売されたが、その対応を見るといかに雑誌などというものは、いい加減かと言うことが分かる。
基本的に、広告を載せないと記事にもしないなどというのは当たり前なのだか、機器の不具合もしらばっくれたりするのは困りものである。



かって、小生もCanonEOS7が、AFが良いと雑誌で「プロカメラマン」が絶賛するものだから買って失敗したことがある。実際のところ‥‥夕方少し薄暗いところになるとAFが合焦せずシャッターが切れなかったことが多々あった。
それで、わざわざ新しい「ストロボ」(380EX→420EX)に買い直してもストロボ連動でもダメ。
後にα7に同じレンズを付けてテストしたらEOS7相当に、暗いところに弱かった。
まあ、明るい屋外なんかだと問題ないはずなんだが‥‥「商売から」室内で撮影することが多いから室内でのAF、ストロボ動作、色調などか問題になる。
逆に、照明が妙に明るすぎるのは全く始末が悪い‥‥

さて、今回、「カメラマン」と「CAPA」の対応が非常におもしろい。
「カメラマン」は、SONYα100の特集を組んでいる。ところが広告はSONYのソの字もない。PENTAXは、速報記事で6ページのグラビア‥広告2ページ開き冒頭。同じく速報記事でPANASONICは、広告掲載もなくても9ページ。SONYは、他社との比較だからメインで19ページ。
結論を言うと、デジカメなんて言うのは「後から」作ったものの方がよいというのは常識だからα100とK100Dが良いに決まっている
ただ、α1001020万画素にしたから受光素子が小さく、そのため高感度に弱い傾向にあること。多分割測光はやはり長年の経験からNIKON(D200)がよく、次にPentax(K100D)だったこと。
暗部の色調がオリンパス(E330)では、特に濁った感じで汚いこと。
同様な傾向は、NIKON(D200)にもあってCANONが一番よい。但し、SONYになって見直されて、CANONとPentaxの間くらいになった‥‥良。
手振れ補正は、ホディ内補正の圧勝で
K100D>α100>>>D30(Lens17-85)>D200(18-200)
であった。
手振れ補正は、プロカメラマンが事前にテストしてPentaxの性能がよいと言うことを「小さな声で」Leek(リーク)していたがその通りになった。

一方「CAPA」はどうかというと‥‥‥‥
K100Dは簡単な紹介記事。何故かオールドレンズ特集の様な。
SONYは、何故かα100は一つもででこず、αレンズ特集。
おまけに、手振れ補正は、ホディ内補正よりレンズ内ブレ補正の圧勝と作例も掲載せず。その上テストをしたというものでもなく只、
提灯記事を書いている。
今回「デジタルカメラマガジン」は比較しなかった。
しかし、前にOlympusE-500が出たとき、テストして評価が悪かった項目に、講評では逆に高い評価を与えたりして全くでたらめな雑誌だ。提灯記事で、良い結果が出ないと良い結果が出る検査方法に変える。追加テストをして良い結果をだす。まあ何でもやるところだ。‥‥但し、出版社がインプレスだから諦めよう。

書論「書学を学ぶ人のために」の誤謬???

2006-07-21 13:20:36 | ちまたの噂・雑記事


書論「書学を学ぶ人のために」の誤謬???
書論「書学を学ぶ人のために」は、大野修作先生が連載(書道美術新聞)している「書論」である。
今回は、「道教と書の関わり」‥ちょ(衣辺に者)遂良の書を中心に‥
この先生の悪文ぶりにはいつも泣かされる。まあ大江健三郎並といったら、大喜びしてしまうかも知れないが全く論旨が掴めない。
今回「道教研究家」としての本領発揮か、と思うといつも通り昔の名跡は「なに」との概略だけ。
顔真卿だって書道の世界では身近かも知れないが、中国唐時代・玄宗皇帝末期の人物。
例の安録山の変の時、平原郡の太守(開元22年734年】進士785没)だから日本の奈良時代の人物の超エリートなんだな。
こんな頃の人たちだから、色々な迷信や宗教に絡んだって不思議ではない。それで、現在としては「道教に関する」碑や文書が沢山?残っているわけたが、そういう「文」を書いてくれと言う要請と、「大事な物だから」残しておくということだったのだろう。
だからカトリックの聖書だって古い物が残っていると言うことだ。



王義之の「黄庭経」にしろ、「難解で‥‥意味不明だからこそ神秘的で有難い教典と崇められてきた面もあるでしょう。」と当時も現在も内容を放棄している。
‥‥この辺は大野先生の持論とは多少違うのでは???
ハッキリ言えば、こういう古い古筆は内容を理解するということではなく、書いた「書体」を学ぶということ。
なんだか馬脚を現した、「道教と書の関わり」でした。
次に、「于右任と『標準草書千字文』」‥文字改革の視点から
‥‥
于右任が稀代の草書の名手であり、「死筆なし」といわれるその草書に現在でも‥‥

と言われるが、無学な小生は「
于右任」‥‥(1879?1964)清末・民国の政治家・書家。陝西省三原生。日本に留学中、孫文と邂逅‥‥なる人物を知らない。また大野先生の「難解な」文章を翻訳してみると‥‥国共内戦の時、中国から台湾に渡り、望郷の念を抱いて亡くなった文人政治家と言うことらしい。
毛沢東や周恩来とも親交が有ったとも書かれているが、政治家だから当たり前だろう。
その中で、面白いこととして女性に関する事柄、智永の「千字文」と標準草書千字文が改訂によってだんだん内容が異なることが書かれている。

「妾御績紡、侍巾帷房」の部分は→→「耕さく御猟、款整帷房」となっているという。その理由として、「妾の存在を認めることは時代に逆行するという意識があったと思われ、‥‥」と言うことなんだそうだが‥‥
「妾」という言葉は、「わらわ」と私という意味にも用いられた。
だから、日本では「めかけ‥二号さん。彼女」と言う筈だったはずなんだか、古代中国では一般の女房・奥さんの意味でも用いられたはずだ。
もっとも、清朝時代などは‥‥正妻と妾は当然だったが。
だから「侍巾帷房」なんて言うことが書いてあるのだ。‥「寝室での作法」

こんなので‥‥結局何が書いてあるかと言えば、現代中国の漢字の簡素化・簡体字、漢語併音、普通話、などの普及について。
そして、普通話を正確に記すためのローマ字による字音表記法など。

なんと中国は日本に比べて、文字に関して1,000年も遅れているではないか。于右任老師にしろ若い頃日本で学んだのだから‥‥‥‥
もうそろそろ「中国」から離れたらと思うのだが。


消費税の値上げ‥消費経済社会を破壊か

2006-07-20 00:20:41 | 世の中妙な??事ばかり

消費税の値上げ‥消費経済社会を破壊か
最近、8,9年度に消費税を2%上げるとか、アドバルーンを上げている。
少し前には、ドイツでも苦渋の選択で消費税を上げたと「読売新聞社説」で述べていた。
しかし、待ってくれよと言いたい。消費税、売上税とかいう間接税はヨーロッパが主流である。ところが、日本とヨーロツパでは、税体系が違うだけでなく社会も違う。即ち、「消費社会」と「非消費社会」である。
ヨーロッパ社会は、まず親は家を作り、子は家具を買い、孫は食器を買う‥‥という社会である。当然相続税は、ドイツやスイスなどでは無いかきわめて低い。米国でも将来なくすという法律が作られたはずだ。
ところが、日本では逆に相続税を上げるそうだ。‥‥富の再分配??と言ったって所詮役人が使う税金‥‥天下り補助金が増えるだけ。
ああ、これは又共産主義化だな‥‥‥



従って、ヨーロッパ社会では4代目になれば立派な家に住み、立派な家具と食器。あとは、日々の食費と衣料費ぐらい。その上、食費にはほとんど消費税は掛からない仕組みになっている。一方、家電やデジカメなどは1.5倍から2倍もするし日本の「大型量販店」のようにどこにでも電気屋があって、売っているわけではない。
何年か前に載っていた話、日本からプリンターを買って持って北欧へゆき、USBケーブルを買い忘れた。(こんなものも売っていない。)日本から送ってくれと頼んだのは良かったが、届かなかったそうな‥‥

国連の分担金を見ると良い。ヨーロッパの国を合計しても日本には及ばない位である。それだけ景気がわるい。北欧でも今や自動車メーカーも全て買収されてしまった。
要するに、日本にはどのような国を目指しているのかという「ビジョン」Vision(未来像・展望)がない。
これは、昔の日本陸軍などの軍人さんがそうで「官僚」の特性かもしれない。
しかし、いろいろな「お偉い」学者様とか、評論家様はどうも「北欧」の社会主義を標榜しているようだ。
人口問題、少子化には、多様な「共同生活」。姻外子の権利の拡大。シングルマザー(婚姻外)。
そして、高い生活保障、年金、高間接税。
しかし、北欧は働いても、働かなくても給料(生活費)は変わらない。それで働かずブラブラしていることが多く、親が誰だか分からない子供が増え犯罪が増加している。
金持ちは、国外へ居を移し、企業は外国資本、経済もダメ。
そんな国でよいのだろうか。
それに、米国では州税なんだよね。ヨーロッパでも安いところに買い出しツアーがあるから随分とひずみも大きいものだ。


デジ一眼レフの不具合 α7D

2006-07-19 20:10:29 | デジカメ関係
デジ一眼レフの不具合 α7D
α7Dは、コニカミノルタのものである。どこの機種でも最初に作った物というのは不具合が多い。
α7Dは、大まか3つの不具合、初期不良が知られている。
これは、初期ロット 004XXXXX ‥2004年10月製造から935‥‥で続く最終ロット‥2005年03月製のものまで例外ではない。かっては、国内で作られていたからロットごとに不具合を修正したと言うこともあった。しかし、最近のものは海外生産だから工作精度の違いはあれ、不具合は修正されていない。
‥‥と言うわけで、小生の935XXXXのα7Dも不具合多発である。
そしてその3をとうとう体現することとなった。
3つの不具合
その1 AF不良
‥‥これは、どうしようもない。中抜けではなくて集合写真でもアトピン傾向。
その2 ストロボ不良‥‥Fwバージョンアップによって改善されたが、依然暗く調整が必要。
その3 ブラックアウト アンド フリーズ現象。‥‥リチュームイオン電池が満杯でないと電気が十分に送られないのか‥‥シャッターを切ると、背面の液晶がブラックアウトして「真っ黒な画像」が保存される。そして、全ての機能フリーズ。電源を入れ直すと普通に起動するが症状改善されず。電池を入れ直すが、ストロボを発光するなど電気的なショックが必要。
ヒドイケースになると、一枚目が必ずブラックアウトする場合もある。
車なら、リコールものだがカメラで人は死なないから、知って保証期間中に修理すればタダ。保証期間を過ぎれば20,000~30,000円程度の修理費。



αSweetDには、時たまブルーアウトと呼ばれるものになることがあると言うが未確認。αSweetDは、あまり初期不良少ないようであるが、作り込みは不明。
αSweetDにおいて、動体を撮すとき‥‥簡単に言えば運動会で子供の徒競走などのとき‥‥AF-a(オート)やAF-c(コンティニアス)モードを使う。動体に連続してAFを合わせ続ける‥追従するモードなのだが何故かその様にならないようだ。
実際、AF-Cで動かしてみてもAFが動かない
。‥‥後で本当か検証してみる。
検証の結果非常に応答性が悪い。K100Dは結構早いが、Canonにはかなわないか。
その他、いつも思うが改善された??とはいうもののストロボはいつも暗い。‥‥内蔵ストロボを含む‥‥ADI調光は調子が悪い。Dレンズでないとストロボが使い物にならない。旧型ストロボは使えないなど色々。
AFも暗いところでは遅い。
そこへ来ると新たに(ストロボ用)受光素子を付けているPentaxはフレンドリーだな。