Media Suite 10 発売開始・統合ソフトとはお得なのかの検証●
CyberLink
では、Media Suite 10 というCyberLink 製品11本分の統合ソフトを発売した。
このMedia Suiteというのは外付け又は自作でDVD/BDドライブを買うとOEM版として付いてくるものが多い。(例えばバッファローBRXL-PCW6U2-BKその他)
こう言うものは最近では
CyberLink
PowerDirector 、
CyberLink
PowerProducer、CyberLink MediaShow 5などが体験版になっていてそのものを正規にインストール出来ないものもある。(パイオニアのBDR-S07J-BK では全てハンドル版)
但しこう言うハンドル版、OEM製品はバージョンが低く1-2世代前のものであることも多い。
しかし、少しバージョンが古くても難しい事をしなければそこそこ使えてしまうという利点がある。
実を言えば、こう言うバンドルソフトで親しんで結局ソフトがCyberLink沼に落ち込んでいると言うのが真実でもある。
●それで今度発売されたMedia Suite 10とはどんなものなのか‥‥
CyberLinkから来たメルマガにはこんな記述がある。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
デジタルライフを満喫するソフトが1つに集約
CyberLink 製品11本分の人気機能が使えるお得なパック最新版が発売開始です。
コンテンツの再生、編集、ディスク作成、シェアを一手に引き受けます。
HD動画ファイル、DVDのアップスケーリング再生、ビデオ編集やフォト
スライドショーの作成、バックアップ、ディスク作成などを可能にし、最上位
エディション Ultra版では、ブルーレイ 3D の再生にも対応しています。
それならと製品説明を見てみれば
「Media Suite 10 には、前バージョンと比べて新たに 50 以上の新機能が追加されています。PowerDVD 12、PowerDirector 10、MediaShow 6、Power2Go 8 など、CyberLink のマルチメディアソフトの最新バージョンの主要機能が利用できる特別エディションが含まれており、3D 立体視や、3D ビデオ、3D 写真の管理と編集、ファイルとしての書き出し、3D ディスクの作成などが可能です。マルチメディアに関する PC 用ソフトウェアは Media Suite 10 がサポートします。」
こう言う説明で本当にそうかと言えば、Media Suite 10のUltraにCyberLink 製品11本分のUltra版が入っているわけではなく、かといってDeluxe版かPro版が入っているわけでもない。
Media Suite 10に全てUltra版が入っているのなら即買い替える感じだが、種々見てみると微妙なところがある。
なぜなら小生が持っているものは
PowerDVD 12 に対して、PowerDVD 11Ultra3D 他PowerDirector 10に対して、PowerDirector 10Ultra、AdobePremiere Elements 10他MediaShow 6 に対して、AdobePhotoshop Elements 10、Adobe Photoshop Lightroom 4他と言う具合に、PowerDVDが最新版でないくらいなものでMedia Suite 10を買う必要がない。
特に最新版は3D対応と言うことになっている。
ところが最近ではこの3Dが下火になっている気がする。液晶テレビなどではシーテックでもあまり話題にならなかったとおり3Dは中心ではない。
又、パソコンモニターで3D以外で使うと文字が滲(にじ)むとかで不評。事実として小生は3Dを再生できる液晶モニターもテレビも持っていない。
●ここでMedia Suite 10の中身を見てみると
PowerDVD 12とバージョンだけは高く、「高画質動画形式のサポート」で「AVCHD 形式や、地デジ放送を録画した CPRM ディスク、AVCREC 形式ディスク、そして BDAV 形式のディスクはもちろん、H.264 形式の MKV や FLV ファイルの再生も行えます。」とある。
しかし、この部分ではブルーレイの再生が出来るPowerDVDのVer9位から再生できているので実は目新しくもない。(パソコンにBDディスクがあるとハンドル版でBD再生ソフトが付いてくる。)
又、YouTube/Facebook/Flickr の閲覧は出来てもアップロードする事は出来ない。
PowerDirector 10も当然Ultra版の特徴である「64bit OS のネイティブサポート」にはならない。
説明では
各種 HD 形式をサポート
AVCHD、MP4 形式の動画編集をサポート
H.264 FLV、MOV、MPEG4 形式ファイルで書き出し
ブルーレイ、DVD、AVCHD ディスクに記録
Youtube、Facebook、Vimeo、Dailymotion、ニコニコ動画に
ソフトから直接アップロード
と言うようにDeluxe版位の機能はある。
Power2Go 8では、実はPower2Go 8Deluxe版程度の機能はあって、結構お得なのだがPower2Go 8Premiumの売りのシステムリカバリーが出来ない。
いずれにせよかなり制限のあるソフトが満載で、なんでもソフトはあるものの、なんでも出来ないと言うのがMedia Suite 10である。
●結論としては、
CyberLink
PowerDVD12 の再生、Power2Go 8のライティングぐらいはそこそこの性能を持っているからこれで済ませると言う事も考えられる。
PowerDirector 10という動画編集ソフトは、PowerDirector 10Ultraの訓練用だと思って使うのが良いかと。
なぜならPowerDirector という動画編集ソフトは今やフルハイビジョン動画になっているために結構ハードルが高い。
実際にはPowerDirector 10Ultraでないとやりたいことが出来ないことも起きる。
そして最終的には、気に入ったソフトは単独でUltra版を買う。
こんな制限のある統合ソフトが嫌いならば、小生のように初めからフルバージョンのソフトを買うと言うのが幸せになれるというものである。
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