書道家Syuunの忘れ物

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福田首相・席上揮毫で無知を暴露

2007-12-31 22:46:47 | ちまたの噂・雑記事

「温故創新」とは、孔子生誕の地、山東省曲阜孔子廟で福田首相が席上揮毫(きごう)した文字だ。
これは、讀賣新聞総合第二面に写真入りで掲載されていた。
文字を見て、なんだこれはという酷いものだった。
産経新聞Web版で公開している中国人女性が書く、「きょうの言葉」。
内容は、書の分野で近代詩文というものだが、これが酷いものだと言うことは散々述べた。

何故なら、調和体という分野で標榜するなら、読売書法展でも間違いなく落選するような作品だからだ。
日展なら20000%入選はあり得ない。

さて、日本ではどこぞの地へ行って、そこで筆文字で文字を書いて置いてくると言うようなことをする習慣がない。
何故なら、そんな文字を書くというのは、一般には我々の様な「書家」という職業の人達が書き、又書道芸術として専門化しているからである。
しかし、中国では「書」は教養として受け入れられている。
何故かと言えば、元々科挙の制度が強かった中国では、高級官僚、政治家は科挙に及第した進士であって「書の名人」であることは当たり前だったからだ。

だから今でも中国共産党の幹部は、「書」をそこそこ笑われないくらいのところまで習って、中国の教養としての「書」を守っているのである。
だから、中国での常識として、優秀な政治家は「名筆」、文字が上手いということが当たり前になっている。
そこでだ‥‥福田首相が席上揮毫して「なんだこれは」と言うような「小学生が書いた様な筆文字」を書く。
これは、私は「馬鹿で教養がありません」と暴露しているようなものだ。

多分、この書を見た
中国共産党幹部は、「大笑い」したのだろうと想像が付く。

こんな席上揮毫というものは事前に予定に入っていたはず。
下手で書きたくなければ、止めればよいし「書く」なら立派な文字を書くべきだろう。

書家から言わせれば、例え下手でもでも書の神髄が判って入れは、下手なりにそこそこ書ける。
文字というものは、そう言うものである。
文字の形が綺麗なら上手い文字というものではないのである。


草津温泉・スキースクール体験記・001

2007-12-31 01:58:55 | 日記

草津温泉・スキースクール体験記・001
事は、10月末YMCAの小学生の「スキーキャンプ」に子供の友達が参加すると言うことになって、春休みキャンプに参加したうちの子が誘われた。
この誘われたのが、女房殿が親しい大学教授の保護者の母親の方で、実は妙な事まで影響を受けて小生としては迷惑している感じでもある。
春は、それでも二泊三日のスキーキャンプに脅されるように許可して大枚55,000円強の参加費を支払わされた。
実際、内容はと言うと群馬の尾瀬戸倉の民宿に泊まって、それに群馬大学の教育学部のバイトの世話係嫌スキー指導員が教えてくれると言うもので、交通費、宿泊費、スキーレンタル、リフト券を含んだ金額だった。
小生が踏んだのは、民宿で3月末のシーズン末‥‥常識的には35,000円程度だった。
小生なら、一泊二日で10,000円のパックで行くところだ。
それも、ホテルでリフト券付きでだ。
女房殿が言ったのは、取りあえず試しに一回だけと言うものだった。
それが、10月になって今度は3泊4日で80,000円強という目が飛び出る金額だった。
そんな金額では許可できないと拒否したところ、女房が居直って夫婦喧嘩だ。
それならと、「お父さん」が連れて行くという結論になったのである。
年末、色々とやりくりして、そして頭を下げて子供の冬休みの平日を強引に休んで行くことにした。
結果かかった金額は、後で述べるとして価格に見合うサービス内容だったことは確信しいる。
このスキーツアーには、女房殿・「お母さん」も参加する予定だったが、変人・偏屈な「お母さん」だから1週間前に突然行かないと言い出し‥‥寒いところは嫌い‥スキーはやらない‥‥急遽親子二人でと言うことになった。
お父さんとしては、数万円の節約でフムフムというところでもあったが‥‥

さて、行ったスキー場は草津国際スキー場。積雪は60センチ、一部滑走可能というところだった。
24日草津のライブカメラによると吹雪、時より雪が止んでという天候だった。
天気予報は、3日間は曇り年末に漸く晴れるという悪い予想。
結局、3日間吹雪か曇りと見てそれなりの覚悟で行った。
予測は、関越道・伊香保インターから2時間から2時間半。(判りやすくするためにインターからの時間で計算)
東吾妻町の原町セブンイレブンで休憩を取って一気に草津へという計算。
そう言えば、17号は鯉沢バイパスが開通して、渋滞の難所が解消。中之条もパイパスがあって40分と少しで原町に着いた。
ここでトイレ休憩で時間を潰し、9時00分一気に草津へ。
長野原もバイパスが出来て、直進で草津道路の登りに入ってしまった。
気が着いたら、草津の元の料金所跡の道の駅。
そこを下って温泉街を迂回してベルツ通りからペンションへ。
入り口がわかりにくいと言われたペンションも難なく判って、10時丁度到着。
ここで、貸しスキーを借りて、リフト割引券を貰おうと思ったら、今下と上での二つで営業中だから割引になっているとのこと。
いずれにせよ、急いでスキー場に向かって10時40分。
天候は曇り、でも無風状態だったから良し。
雪質は、前日の降雪から「ベスト」。但し結構べたつくというか、ワックスを塗り忘れたスキー板には珍しく雪が着く。
リフト券は、一部開業だったから一般3,000円、子供2,400円だった。
午前は、何とか子供の滑りを確認してと一緒に滑ると、ボーゲンで滑るのがやっと。
リフトの乗り降りも未だ慣れが必要なほどだった。
しかし、春のスキーキャンプも無駄ではなかったと感じるが、3日間もレッスンしてこんな程度というのは解せない感じがした。
女房殿に聞いてみれば、YMCAはスキーレッスンの他にレクレーションがあって、やっとスキーに乗ってきたと思ったら終わりというものだったらしい。
それなら、2泊3日と言っても1泊2日と同じだろう。



スキースクールの午後の受付は、12時からだったから12時まで待って受付を済ませた。半日は、正規で4,000円ここで旅館Pの割引というのを気がついて、泊まるからとねじ込んで500円引きにしてもらって3,500円。
これで何とかスキースクールが始まる。
ジュニアCクラス(JC)、純初心者A、Bとなってボーゲンクラスというところだった。
平日は、駐車場無料だから外のレストランへ車を走らせる事が可能だ。
スキー場のレストランというのは、高くてマズイのが常識だから、温泉街を控える草津の街の郊外には地元の人が行く、結構リーズナブルというか普通のレストランと言うものがあるものだ。
温泉街だと一見の客用で、ぼるようなそば屋もあったけれど。


朝日新聞論説委員辻篤子氏の不見識・日本化学会・会報

2007-12-30 00:27:14 | 世の中妙な??事ばかり
朝日新聞論説委員辻篤子氏の不見識・日本化学会・会報
日本最大の学会・日本化学会の会報「化学と工業2008/1」月号に「化学で地球を救え!」という特集があった。
小生が、何故日本化学会に在籍しているかというと、現役時代にその方の勉強をして大学院修士課程まで終了したからだ。なんと言うことはないことだか‥
もっとも、雑誌正論2月号に吉村作治氏が早稲田の一文しか出でいないのに、修士号を飛ばして早稲田大学工学博士号を取った事が書いてあった。
こういう出鱈目が通るなら、世の中世話がない。
ついこの間、インチキ学歴、修士、博士の話がWeb版の報道に出でいて、吉村氏もエジプトでの活動のためディプロマミル(英:diploma mill)を持っていたから救われた感じた。

さて、「化学と工業2008/1」月号「化学で地球を救え!」、その特集の中で記事に違和感のあるものがあった。
それは、「第2、第3のポーリングはどこに」と題して朝日新聞論説委員・辻篤子(1976年東京大学教養学部科学史科学哲学分科卒業) だ。(経歴はWebより)
書いてある内容と共に違和感があるのは、他の執筆者・経歴が書いていない時岡達志(地球フロンティア研究システム温暖化予測研究領域長)を除いてこの人だけ位だ。
この二人に共通するのは東京大学出身で、理系の学部出身者ではないことだろう。
それで、その辻論説委員氏の論文はというと、ノーベル平和賞を貰ったゴア氏とその「不都合な真実」の大絶賛という代物だ。
要するに、ゴア氏の主張やその著書・DVD「不都合な真実」のいい加減さ、間違い、思い違いを指摘され米国のみならず世界中から批判がされているのにそれには触れない点だ。
その上、同じくノーベル平和賞を貰った「IPCC」について全く疑問を差し挟んでいないという「ノーテンキ」さだろう。
これを小沢一郎氏と同じ国連信奉者と呼んで良いかも知れない。
本来、理系の科学者からは、IPCCによる「気象予測」には疑問をよせられているもので、理系の学者は地球温暖化についてIPCCの予測を信じているものは少ない。
だから、この化学会誌でも理系の学者によって「地球温暖化」を科学的に論じているものは皆無だ。
そこに、経歴を隠す原因があると睨んでいる。
そして、時岡達志博士のも同じように東大卒の経歴を隠して、気象研究所から始まるのも何やら怪しい。
こちらの論文は「地球システム統合モデルによる地球温暖化予測」である。
ところが、驚くことにこの論文によると「地球温暖化」を予測するというのは難しいと明かしてしまったことだ。
しかも、IPCCなどか100年後とか言うのに、「100年を越える長期変動予測」は出来ていないし、30年程度までの近未来予測も何やらあやふやな感じだ。
実際、IPCCでも過去のデーターが少なく、不都合なところは「データーの偽装」といわれる予測で計算している。
科学者からは、これを捏造というが、気象学者は予測という。
実は、こんな化学会の専門誌に化学に素人な人物が論文を書いてしまった大失敗だ。
素人、文系の官僚、政治家は騙せても、プロには騙せなかったというところだろう。 


〈占いも〉ベストカップル新庄剛志と大河内志保の離婚の不思議

2007-12-29 14:20:42 | 日記

新庄剛志と大河内志保の離婚を占うと、普通どうしてという占いになる。
何故かというと、ベストカップルなのだ。
だから、新庄剛志と大河内志保の占いでの相性は悪いところを探すのが難しい。
まず前世でも深い関係があり、生活する時空空間も重なり、その上に驚くべきほと性格的に合う関係だ。
普通こんな関係にある人と出会って、結婚するなどあり得ないくらい珍しいほど相性がよい。

細木数子風の六星占術の年回りも問題ないし、だから結婚時期も殺界に入っていない。
しかも長く付き合えば付き合うほど愛情が増す関係にある。
何故だろうねぇ。
その上に互いに離婚運は持っていないようだし‥‥

さらに細かく調べるとなると‥‥見料も貰わないのに調べるというのも面倒だから止めとくけど。

問題は、新庄の家族縁の弱さとしか思えない。
元々、新庄などは家族縁が薄くて子供が生まれないか、生まれても「運勢上の子供」ではないことが多い。
そして、家族関係を考えると、大河内志保では何やら神経が細すぎるというか貴族的すぎる。
もっと性格的にワイルド感のある女性である必要かあったのだろう。
少なくとも、野球選手という山っ気のある仕事を持つ奥さんには向かなかったと言うことだ。
一般人なら100%OKだったのではないだろうか。

考えてみれば、有名な野球選手には、「おしりをひっぱたいてもしっかりさせる」ような「剛の者」の元女子アナが多い。
野球だけに専念して、後は任せるという奥さんが野球選手には必要だった。
普通に寄り添うような女性は、気休めにはなるだろうが、自分のことは全て自分でしなければならない野球選手では負担が大きい。
離婚直前別居状態だったのが、「野球選手としての奥さん」としては不向きだった証拠だろう。

そして、なんと言っても子供が出来なかった事が大きい。

野球選手などの勝負師は、一般の「奥さん」の相性では釣り合わないという典型だろう。


中国タダ取り・省エネ技術を日本は供与の馬鹿さ加減

2007-12-29 00:03:38 | 世の中妙な??事ばかり

「環境面では、福田首相は今後3年間、1万人の中国人を対象に研修を実施することを表明した。両国は、日本の省エネ・環境技術を紹介する「省エネ・環境協力相談センター」を中国の主要都市に新設することで合意した。」(讀賣)
要するに、これは日本が中国にタダで省エネ技術をやると言うことだ。

日本というのは、戦略が無くその場限りで「いい顔が出来れば」というのが大方だ。
そして、中国のやり方は常に最新技術は「合弁企業」を作らせて全て「タダ」で貰って、勝手に中国製の製品をつくる。
先の新幹線が良い例だ。
時速300km/hというが、日本の新幹線そのままだ。
但し、安全面ではどうだか知らない。
そして、もし大事故にでもなれば「日本が悪い」と他人の責任に転嫁するのが現代中国だ。

近年の中国も韓国も容易に日本から最新技術が貰えるために、研究開発をせず「産業スパイ」や特許無視でものを作ることが多い。
サムソンの液晶技術の盗用やら、最近の薄型テレビもどうせソニーから盗んだものだろう。

ここで、その様な技術をどうしているかというと、リニアモーターカードイツがよい例に挙がる。
中国は、北京オリンピックに向けて、リニアモーターカーを延長しようとして、ドイツに「合弁企業」を作らせて全部技術を取ろうと思った。
ところがドイツの対応は、「技術料」を払えと言うもの。
要するに、日本のようにタダでは技術をやらないというものだった。
結局、そのリニアモーターカーを諦める結果となった。
健康問題もあったが、日本の政治家の「バカぶり」がよく分かろうというものだ。
別に、中国に「土産」など持って行く必要がないのに、「てみあげ」持参という時代遅れのジジイ達だ。
そして、官僚は小間使いかというものだ。


〈占いも〉オダギリジョーと香椎由宇の結婚は如何

2007-12-28 23:14:17 | 日記

オダギリジョーと、香椎由宇の結婚についてあまり占っていないようなので少し見てみることにした。
年齢差11歳。年の離れた結婚と言っても、一回り12歳離れた夫婦など珍しくない。但し、それは25歳前後になった男女のことだ。
だから、いくら芸能界にいて成熟しているとしても20歳の女性との結婚はやはり難しい。
難しい結婚というのは、互いの条件の異なる時のこと。
それは、国際結婚、年齢差などが代表でこんなケースには必ず前世の因縁がある。
さて、オダギリジョー香椎由宇の関係は、まず「一目惚れ運」ではないということ。
普通どちらかが、第一印象で「この娘(こ)、この人」と走るケースがあるが、その関係はない。
印象としては、薄い方だ。
それでも、前世に縁があると何やら親しみを感じるようで、当然前世で夫婦か兄妹だったか非常近い存在のようだ。
しかも、非常に何やら似たところがあるというのは、引きつける元だが本来は「恋人運」だ。
恋人運だからこそ、年の差結婚が可能になったのかも知れない。

年回りも良くて結婚は可能だが、それ以上の関係は、精査してみないと何とも言えない。
多少すきま風が吹くくらいが、丁度良いのかも知れない。
いずれにせよ、2年以内に子供が出来るかどうか、そしてその子供の運勢を見て判断せざるおえない。

まあ、取りあえず「おめでとう」を率直に言える関係だった。


新しい歴史を築いた教科書検定の顛末

2007-12-27 23:12:32 | 読み解けば‥‥

27日の朝のニュースを見て、歴史教科書検定の有り様を聞いた。
それは何故かというと、旅先で新聞もパソコンもなかったからだ。
本日からまた復活‥‥てな事を書いて‥駄文を書き始める。
さて、歴史教科書検定の沖縄の件、大方そんなものだろうと言うところの感じになった。
そもそも文部科学省が「訂正申請」で出せと教科書会社に非公式に裏口を教えたことから、結果は見えていた。
しかし、文部科学相が「今回だけで次回はない」とは言っていない。
要するに、特例ではないと言うことだ。
最も、特例と言ってしまっては、検定自体を否定したことになり「違法性」が高くなる。
‥‥とすれば、特例ではない。
そうであるならば「前例」という教科書検定に新たな歴史を作ってしまった事になる。
それは、どのくらいの「圧力」を加えれば「出鱈目でも」通るのかという技術論に収斂というところだ。
多分、「教科書検定に対する政治介入」(讀賣新聞)を是認した大臣・一生自分について回る汚名について「渡海文部科学相」というのは気がついていないだろう。  <wbr>その昔、事の噂も75日だった。
 <wbr>しかし、今やインターネットで情報を調べる時代。
 <wbr>汚名、経歴というのは永久に消えない。常に蒸し返されるというのが汚名だ。

今回の、新聞社社説は相も変わらず「朝日・毎日」対「産経・読売」の構図となった。

ここで、朝日新聞は、
「軍の直接的な命令は確認できないとしながらも、集団自決の背景には当時の教育や訓練があり、集団自決が起きた状況をつくり出した主な要因には手投げ弾の配布などがある、と指摘した。この見解は多くの人が納得できるものだろう。」
と書くが、何も知らない今の「日本人」には理解できないし、その詳細はと突き詰めれば答えられまい。

何故なら、鬼畜米英は間違いなかったことを説明しなければならないからだ。
ついでに言えば、日本以外のソ連、中国軍、中国国民党八路軍全て鬼畜だったことを説明しなければ、今の日本人には理解できない。
GHQが日本を占領して、占領軍がいた地域の婦女子は危なくて外らは出られなかったことを朝日新聞は説明したか。
そして、GHQは、あまりの酷さに日本統治に不安を感じ「米軍専用の慰安所(売春宿)」をつくった。

そんなことは、米国の映画人では当たり前の話で、なんと朝鮮戦争を題材にした「MASH」で占領下の日本の売春宿が出で来る。
経営者は、米国軍属・軍人だ。

そんなことを説明して、「沖縄の件」が語れるわけだ。

又、毎日社説は、あんたの論説の根拠を言えと言いたくなるようなもので、元々米軍が沖縄を占領していたとき、米軍に反発を受けないために「日本」「日本軍」を悪者にしたマインドコントロールの所産だ。

それにしても、いずれ日本国民から「沖縄」は切り捨てれられる時が来ると言うことを気づかない愚かな沖縄人だ。
事なかれ主義の福田政権の様な形態は、いずれ去る。
そして、沖縄に関しての「事なかれ主義」金で解決という時代の終焉も間近だ。


産経【正論】「伊藤憲一 「新・戦争論」に託した思い」批判

2007-12-24 11:06:48 | 読み解けば‥‥

核がもたらす「不戦時代」の現実味
‥‥と書き出して、「新・戦争論」を元にしている伊藤憲一氏だが、日本は「核」即ち核兵器を持っていない。
そうすると、「核がもたらす不戦時代」の枠外にあると現実味考える必要がある。
従って、米国の「核の傘の中」に入る選択が日米同盟だ。そして、その日米同盟が揺らぐと言うことは、日本独自の「核」を持つ必要があると言うことになる。
それであって、「核兵器がもたらす不戦時代」なのではないだろうか。
しかも、日本の近くに未だに老人政治から抜け出すことが出来ず、そのために「帝国主義」を捨て切れていない「核」を持つ国が存在する。
この様な未だに20世紀を引きずったまま過去を清算できない中国や、今や核保有国と見なされるようになった北朝鮮

日本は、未だに「不戦時代」を迎えていない。
その上、過去に国の破滅もいとわず「戦争も出来た国」という先人の「遺産」を食い潰した。
しかもその遺産を「慰安婦」「化学兵器」「南京事件」など言いがかりを付けられ、金をむしられ、批判され唯々諾々と飲む世代が存在する。
それは戦後の戦争アレルギーをもつ私は「反対だった」といつも嘘をつく、偽善者達だった。
その人達はまさしく「消極的平和主義者」と伊藤氏が呼ぶ人達だか、彼らは戦後プログラムによってマインドコントロールされた哀れな日本人、又は知識人として持っていた共産主義の別行動だと何故言わないのだろうか。

早い話、
「消極的平和主義者」というのは存在しない。
彼らは、無政府主義者であって日本という国の解体を望む共産主義思想の破綻者だ。
何故なら、諸外国の共産主義者でも、「愛国者」であるというのは間違いない。
彼ら「消極的平和主義者」は、日本を破壊したい、又は日本を否定したいと思うような「愛国心」を持たない人達、大江健三郎氏など‥‥‥この様な人達に、日本国の平和を論じる資格はない。


戦後日本政治の癌・MM・宮沢喜一、宮本顕治

2007-12-23 22:39:58 | 世の中妙な??事ばかり
戦後日本政治の癌・MM・宮沢、宮本

まず宮沢喜一氏を語るとき、何やら経済政策やその政治手法評価すると言う人と、全く逆に日本に「負の遺産」を多く残したと批判する人々がいる。
当然、小生は後者であって宮沢喜一氏が経済で何を国民に残したのかと言えば、何も記憶に残らない。
バブルを抑制したとも、バブル潰しを軟着陸させたという話しも聞かない。
その上、バブル不況による失われた10年を終わらせたと言う話もない。
まして、行政改革で小さな政府にして歳出を減らしたという話も記憶に残らない。
ならば何をやったのだろう。
デフレ不況は、未だに10年以上継続中だ。

宮沢喜一氏は「首相とは大船の船長のようだと思った」と言っているとおり、官僚に任せきりの評論家で先頭に立って国家を主導することはなかった。
主導したとして、歴史に残るのは「負の遺産」としての「宮沢官房長官談話」「教科書問題の近隣諸国条項」など国家主権に外国の意向を認めるという驚いたものだ。
しかも、原因が誤報によるのだから始末が悪い。
その他、「従軍慰安婦問題」もあった。
「慰安婦」問題に関しては、宮沢喜一氏は戦争に召集されたが、3日程度で帰ってきたという。早い話、戦争に行かなかった。
この年の人物としては希有な人だ。

即ち、保守本流と称すると言うことは、日本の保守本流とは「事なかれ主義」のマカーサー追従利権体制と言うことになる。
しかも、そのMacArthur体制はGHQのMacArthurが更迭された時点、独立と共に終わり、MacArthur自体、上院外交委員会でその体制を否定している。
実際、米国共和党などは行き過ぎたMacArthur体制を「逆コース」で戻そうとした。
それに対して、反対したのが吉田茂氏に端を発する「官僚政治家」という「保守本流」だ。
だから、MacArthur体制を維持しようとした「戦後体制派」は「護憲派」になる。

加藤紘一氏が「レジーム・チェンジが反米につながるということを分からずに話すことが、いかに危険か」という。
しかし、戦後レジームとは、米国自体が否定した占領政策であって、共和党大統領であったEisenhowerは、戦後レジームからの脱却に力を貸そうとした。
一方、Reischauer(ライシャワー)駐日大使などの米国民主党派は、嫌日から「戦後レジーム」を維持し、日本封じ込めを狙いそれに便乗して利権を確保したのが「保守本流」の政治家達と宮本共産党である。
今や、東京大学共産党細胞出身の共産党宮本顕治元議長などの闇は、査問を受けて追放された共産党員から暴露されつつある。
その実態は、共産主義というのは、党員のためでも当然国民のためでもなく、単なる共産党の幹部という利権の上に成り立っていると言うことだ。
何故なら、死ぬまで最高幹部であって、最高の待遇を受けた東欧やソ連に見られる「赤い貴族」と何ら変わらないと言う実態だった。

戦前の査問は、非合法政党だから死亡者を出してまで口封じをしたが、合法政党になって口封じもままならない。
査問で追放された人々は共産党幻想を破られ、覚醒してその実態を話し始める。
それは、既に世界中で崩壊した共産主義という幻想の一つでしかない実態だ。

薬害C型肝炎訴訟・金でないという感情は如何に

2007-12-21 23:16:27 | 読み解けば‥‥

薬害C型肝炎訴訟の和解交渉を思うとき必ず思い起こされる事は、薬害エイズの時実名を明かしてマスコミに登場してそして国会議員になった人物がいたということだ。
確か、彼は「死刑廃止論者」だった。
今回の、薬害C型肝炎は、あの薬害エイズ事件の延長線上にあるように思う。
薬害エイズの時は、あの官僚が事なかれ主義で薬品会社の肩を持って被害者を無視した事につきる。
しかし、今考えてみれば天下り先の関係と、官僚OBのつながりの構図だと判る。
やはり薬害なども天下り先と癒着した官僚の関係を清算する必要がある。道路を作ると国土交通相が道路特定財源維持に奔走している。それは、単に天下り先の確保と育成を目当てにしていると言われても仕方がないのではないだろうか。
この様に考えると、色々妙なことが納得が行くことがある。

さて、今回の
薬害C型肝炎訴訟の原告団というのは異常だった。
彼らは、保証、救済を受けずに最高裁まであと5年、10年と訴訟をやって行くのだろうか。
「金の問題ではない」と大見得を切ったが、C型肝炎の医療・治療には多大な金が掛かる。
凡そ1か月70000円くらいの自己負担だと聞いたことがある。
その上、インターフエロンで直るならまだしも、直らなければある手度の投与とその後の治療が必要だ。しかも副作用が伴う。
だから、C型肝炎の治療には、金となるべく早くの「時間」が必要だ。
社説氏は、官僚の怠慢「薬事行政の怠慢」と述べるが、天下りが無くならない限り無くならないだろうし、又薬害という事での過剰反応は新薬の開発、申請に問題を生ずるかも知れない。

それともう一つ思うのは、薬害は第一義的には製薬会社、次に薬害を見逃した国と言うことになるはずだ。
しかし、あまりに国を追求するというのは官僚の防衛本能が働いて過剰な「羮に懲りて膾を吹く」様な状態になる。

その良い例が、国土交通相の建築基準法の改正による住宅着工数の半減による住宅不況だ。
本来の、木造住宅など耐震偽装と関係がない部分までの厳格化によって、確認申請が容易ではなくなった。

これは、官僚に責任を取らせようとした国民に対する官僚の自己防衛だ。
しかも、建築確認という分野では民間開放という名目で、事実上の官僚の天下り先の確保までしたあげくだったのは皮肉だ。