書道家Syuunの忘れ物

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米国南北戦争の収容所裁判にあった原型

2007-08-14 22:30:03 | 読み解けば‥‥

パール判事の判決文には、戦争裁判の「勝者が敗者を裁く」欺瞞の本質が書かれていた。その詳細は、文藝春秋9月号「東京裁判・パル判決の謎を解く・牛村 圭」に詳しいが、
「勝者が敗者を裁く裁判」と言うものの原型は、米国南北戦争の収容所裁判にあったと言うことである。
当然のこと、事実でない事柄、出来もしないもの(収容所長の大尉が殴ったと言うものの身障者の大尉は腕が上がらなかったとか)や明らかにアリバイがあったことも「クロ」と決めつけられて絞首刑になった。

そして、多くの虐殺の犯罪例が報告されるも、具体性が亡くその上伝聞であったりしても、同じ傾向の犯罪が多発したと「戦勝国」はその「殺人の計画性」を主張する。
ところが、パル判事は、具体的でない犯罪報告が多数寄せられたと言うことは、情報源が同じでしかもねつ造されたものと見破っている。
実際この様な、報復に等しい「裁判」と名を借りた国際的な機関のリンチは、東京裁判やその他アジアで行われたB・C級裁判でも同様だった。
B・C級裁判では、全く別のところにいた人物が顔が似ているという理由だけで、死刑になっている。

そして、東京裁判は、A級戦犯か絞首刑になった時点で、事実上続けることは出来なくなった。何故なら、根拠はMacArthur条例のみであって、明らかなリンチであったからであり、思いも寄らなかった結末だったからである。
そして、それ以後原爆や東京大空襲やなどの大虐殺、東京裁判のようなリンチは、今現在でも、国際法廷としては行われていない。

日本は、犯罪国の烙印を押そうとしたが、実は戦勝国こそ戦争犯罪の実行者であっと言うことを忘れてはならないだろう。

そして、こういう連中のいつもの常は、「やられたのは」おまえが悪い。‥‥という逆の論理だ。

要するに、世界常識としては過去から、今でも弱いものが悪いという論理なのである。
そうでなければ、米国は60年前、日本に対して「原爆」を落として非戦闘員を虐殺し、東京大空襲で住民を根こそぎ虐殺した。
そのことを棚に上げて、日本が悪いと米国下院が言われ無き「慰安婦」問題を非難し、しかもその事実の誤りを知った後、共同提案者が増えたというのは「ヤクザ」の所行であるといえる。


日本の憲法学・憲法学者への大笑い

2007-08-14 12:31:20 | 新聞社説・正論・主張を読み解く
日本の憲法学・憲法学者への大笑い
産経新聞正論
【正論】松本健一 戦後神話から目覚めよ 「8・15」に思う
故丸山真男氏や宮沢俊義元東大教授、文化勲章受章者の我妻栄元東大教授この人達は、戦後のMacArthur政策に協力した人々である。
特に、我妻栄元東大教授(民法)は、南原総長という共産主義シンパの人物の元、法学部長になり、GHQによる日本解体に協力することによって、自らの地位を保全し、文化勲章まで貰った。
だから、時の日本政府が如何に左傾していたかが判ろう。
もっとも、ルメイ将軍は、日本から勲一等を貰った。
ルメイ将軍と言えば、東京大空襲を立案し、今で言うナパーム弾で民間人を焼き殺す、というベトナム戦争でもやらなかった方法で東京大空襲を実行した人物だ。
当人は、もし米国が負けていたら間違いなく「戦犯」だったと明言しているのにである。

さて、戦後の法曹界のおかしさというのは、この様な憲法、民法学の権威が、自らの憲法理論や世界常識を捨てて占領軍の都合の良い法律解釈や条文を作り、自らの保身にしたということである。そして、自らの理論を弟子に強要して異論は排除して追放して学問上の「イエスマン」を培養した。
学問上の「イエスマン」を培養する以上、憲法学会は「イエスマン」だけの古典研究会なのである。
従って、法律を学んだものにとって憲法とはどういう論理体系になっているのか詳しく説明されたことはない。
昔、大学で法学(一般教養・憲法論を含む)の授業を聞いて、精々中学か高校の教科書の域を出ず、理論としてさっぱり判らなかった。
その後色々と勉強して行くうちにおかしなことは、「文民」という造語に代表されているように、対応する「軍人」の項目がないと言うことなのである。
そして、日本には「軍人」がいない以上「文民」という必要はないのである。
しかも、米国、明治憲法下でも判るように、軍人でも退役又は、予備役は「文民」なのである。
自衛隊は、今でも「軍人」ではなく、「警察軍」であって「軍隊ではない」実はここに沢山の落とし穴があるというのは国際常識である。

日本国憲法論を論じると、実は軍人と文民について説明しなければならない。
しかし、これを説明すると日本国憲法の戦後解釈が成立しなくなってしまうという、歪さがある。
だから、日本国憲法を正確に教えると「出鱈目」がはっきりしてしまうために、教えられないと言うのが実態なのはお笑いなのである。

それにしても、この様な憲法学者や民法学者の論を、評論家以外今まで誰も否定しなかったというのは妙なことなのである。
それは、東大を中心とする擁護団体が守ったと言うものであり、「新しい歴史教科書」が歴史学者ではなく、一般の民間学者によって書かれたと言うことから見ても明らかだろう。

そして、原爆投下というのは、実は原爆投下による放射能の危険性を当時の米国軍、大統領も認知していなかったということが大きかった。
マンハッタン計画には、膨大な国家予算がかかり、もし原爆を日本に落とすという無謀なことをしなければ責任者は更迭される恐れがあったという。
‥‥だから原爆投下後の放射能調査は、極秘であったし、早い話、日本人は原爆のモルモット・人体実験されたのである。
極秘計画であるが故に、放射能という危険性を隠し「危険は高熱」だけであると隠し通した。
だから、朝鮮戦争前夜米国は、原爆投下と共に爆心地に歩兵を突撃させるという訓練を行った。(映像として残っている。)

東京大空襲も原爆投下も当時の米国がやったことは、今までに至る世界の大虐殺の最たるもので、これ以上の瞬時にの大虐殺はない。
先の米下院の「慰安婦決議」に対抗する手段としては、正に非人道的である現在までに続く、東京大空襲、原爆投下にしかない。
原爆が日本を終戦に導く手段というなら、東京大空襲は手段ではないだろう。
こう言うことは、自らの非を詭弁を労して「相手のせい」する「ヤクザ」の論法なのである。