書道家Syuunの忘れ物

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戦没者の望む「靖国」とは?‥読売新聞8/30朝刊

2006-08-31 18:55:29 | 読み解けば‥‥
戦没者の望む「靖国」とは?‥読売新聞8/30朝刊
‥副題「『富田メモ』が問うあり方‥‥‥
7月20日日経新聞のスクープ「富田メモ」について
「2006思潮8月」で色々な雑誌に掲載された論調を紹介している。
但し、読売新聞は社主のナベツネが大きく「左へ」思想転回したために、近年「左傾化」が目立つ。最終的に、この論調の結論として「靖国」に対して「何らかの『改革』が必要になってくるのではないか。『富田メモ』が投げかけているのは、そんな問題なのかも知れない。」‥‥とイワユル反「靖国派」の立場をとっている。
その論調には、
●「仮に一部のA級戦犯であれ合祀に天皇が批判的だった事実は重い。なぜなら、靖国神社の成り立ちには天皇が深くかかわっていたからである。」
●「靖国神社の存在を認めるとしても今の靖国のあり方は全肯定できない。」
など朝日新聞の論調かと思わせる。



さて、「富田メモ」なのであるが記事では、このメモの信憑性は一切考慮していない。
全て間違いない事実であるという前提に立つ。その「富田メモ」は、天皇の崩御の1年前のことでその書かれた経緯も明らかになっていない。第一書いた本人は既に亡く証明しようがない。
書いた人は間違いないとはいうものの、手帳の本文ではなく紙が貼り付けられていた部分である。
百歩譲って、間違いないものとしても「公式発言」ではない。所謂「オフレコ」の部分であって、それを持って「公式発言」だと主張するのも如何ものかと思う。
多分、昭和天皇が健在でその事実を知れば間違いなく「否定」する事柄ではないかと思う。
7月20日日経新聞のスクープも総裁選の微妙なときで、日経新聞としても「小泉・靖国参拝反対」キャンペーンを展開中であったはずだ。
そして、「富田メモ」はその効があって「小泉・靖国参拝反対」に対しての世論調査で多少影響が出た。
ところがその後の展開は意外だったはずで、日経新聞が押す「親中国派」の候補が辞退し、靖国参拝派の安倍氏が最有力となった。小泉・靖国15日参拝も阻止できず、派閥も勝ち馬に乗ると安倍に流れる。‥‥とみれは機を見るに敏な「中国」は靖国をトーンダウンさせる。
なにか色々とあぶり出す一幕である。
ところで、読売新聞は「保坂正康」氏がお好きなようだ。良く読むと論調は保阪氏と似ている。
産経新聞に、「昭和戦争・読売新聞が称した」について、A級戦犯だった元の社主のことを棚に上げて‥‥と批判されている。この「昭和戦争」のなかにも参考文献として「保阪正康」氏の本も出でくる。結構希有な事ではないか、又聞きだしね。

Pentax K100Dの実写使用感 その7 AF編

2006-08-28 00:35:09 | 日記

Pentax K100Dの実写使用感 その7 AF編

α7Dの修理・ブラックアウト&フリーズ現象から直ってきて、順調に撮影してきて中々好印象だった。ところが今回又100枚程度撮影する中3枚連続後ピンになった例があった。
「AF不良
‥‥これは、どうしようもない。中抜けではなくて集合写真でもアトピン傾向。」‥‥これが再発した。
操作は、AFの測点をセンターに固定。センターで中抜けしないように服の黒い部分で測離。
合焦のサインと電子音で合焦。この場合、AFはほとんど作動せずアトピン、ストロボは多めに発光するために白飛びであった。但し、その後再現性はない。
対策として、測離モードをワイドAFにする。黒い部分で測離しない。‥‥こんな感じだ。その他測光モードを評価測光からスポット測光に切り替える必要があるかも知れない。
再度、テスト予定。
*istDの時、16mm(DA16-45)でセンターのセンサーを使ったとき「黒いものがあると」合焦しないことがあった。この点は、メーカーに送っても不明。
測離モードをワイドAFにする‥というのは、αSweetDで実験した例があった。
即ち、中心のセンサーで測離しても、測離点が小さいと少し遠くの広範囲のものに焦点が合うというもの。
対策は、1)ワイドフォーカスにすることにより、一番近距離のものにAF焦点を合わせる事により解消。2)レンズをより精度の高い純正品に取り替えるなど‥‥

但し、K100DでのAF不良は「AF・C(コンティニァス・モード)」の時ぐらいで、今のところ前述の不具合は生じていない。
元々Pentaxは、AFについては正確で、コニミノの不安定と言ったら想像を絶するものがある。


菅直人「靖国インタビュー」読売新聞

2006-08-27 12:01:11 | 読み解けば‥‥
菅直人「靖国インタビュー」読売新聞2006_8_26
靖国問題で「民主党代表代行・菅直人」氏に聞けば全くステレオタイプとして、決まった答えが返ってくる。世論調査から言って小泉靖国参拝容認は5割を超えているから‥‥
――小泉靖国参拝の評価として
‥‥8月15日の靖国参拝は、「靖国参拝私情優先は政治家失格」と言い切る。その上で世論調査の高評価を評して「危ない風潮かなと思う」としている。
国民が支持していると言うことは、既に各種の論評から「内政干渉を許さない」という世論が確立したとされている。
‥という一般的な論調に対して、個人の問題に矮小化したり、「危ない風潮」などという自分が高見に上がった様な発言は、国民を愚弄している。
早い話、菅直人氏は衆愚愚民政治を目指しているのかと‥‥
――自民党総裁選では靖国問題を争点にすべきではないという意見‥
「そうした状況を作り出したのは、首相本人だ」と述べている。「靖国問題を争点」というのは所謂「China」派の問題であって、今や本国Chinaも論点にすることを検討に入っている状況にある。
「内政干渉」論に関しては、「過去の経緯を踏まえていかないと、お互い批判しあってエスカレートする。この5年間‥‥」‥‥‥むむむ~過去五年(小泉政権下)政府は、そんなに批判したか‥‥
中国、韓国が直接・会談、外交ルートで批判しているのに対し、どちらかと言えば反省、謝罪の弁、又は無言だったはずだ。
――次期首相や、民主党が政権を取った時の首相参拝については‥‥
「‥‥首相は今のままの靖国神社には行くべきではない」と述べる。
靖国問題は、元々朝日新聞が問題を提起し、それにChinaが乗ったという事は事実として既に述べたとおりである。
もともと戦後何十年と問題もなかった靖国参拝は、Chinaによる「厳命」によって再問題化したと言えるだろう。当然問題化することによって、親中国派という人々がODAという名目で大量の税金を貢いだ。
ところがその内幕がバラサれて来た上に、チャイナスクールの面々は「ハニートラップ」に掛かっていたり酷いものだった現実が明らかになった。
菅直人氏はそれでも「行くべきではない」と言うのだろうか。
今や「情報は一人のものではない」ネット社会が白日の下に事実をさらしている。
未だ、情報は自分だけのものだと勘違いし、自身を国民の上位においてものを述べるのは戦前の「軍人官僚」と共通するものを見いだす‥と小生は考えるのだか‥‥‥。

お茶、コヒーのこと

2006-08-25 17:16:04 | 日記
お茶、コヒーのこと
ここ半年の間何やら、お茶やコーヒー(豆)を貰うことがある。
かっては葬式の引き物にあった物であるが最近は余り見かけない。
ところがこの最近「貰ったお茶」がとっても嗜好にあわないというかとっても飲めたものではない。
もともと、何かの引き物の一部か余り物のようだか、茶葉をみてどの程度か当然直ぐ判る。
結局少し飲んで全部捨てることになるので困りものである。

お茶の実情というのは、学生時代静岡市と浜松市に住んだことがあって結構判っているつもりでいる。
新茶の時となると、静岡では皆知り合いのお茶農家から大量に直接買い込む。‥‥農家はキロ単位でしか売らないので。
正直言って本当の「新茶」の味というものを知ったのはその頃である。
但し、大学1年の時住んだ学生アパートの大家は農家だったのでそんなことはしていなかった様だ。(そんな嗜好はなかった)
本当の新茶‥‥何故かお茶どころでないと中々飲めない。お茶どころでない当地で買えば、缶入り(缶詰)で結構高価。
お茶どころでない土地で、「新茶」になりました。‥‥というが新茶の味がしたことがないのは何故だろうかといつも思うものである。

コーヒーは、粉で貰った。これがエスプレッソ用だったらしくやたらと細かく碾(ひ)いてある。だから厭味はないが臭いも味も何か抜けた感じ。
学生時代は、コーヒーの卸元へ行って「ロースト」したばかりものを買っていた。帰りのバスの中じゅうにコーヒーの臭いが充満して恥ずかしかった思い出がある。‥‥いまはそんなことはないから懐かしい。
そんなので、20年以上前からつい最近まで、このコーヒーも通販で買っていた。
しかし、一時コーヒー豆が高騰したときがあって「不味いもの」何か酸化した様なコーヒーが何回も送られてきたので止めてしまった。
いまは、レギュラーコーヒー派だが色々試して2種類(AGFときくの)のコーヒーに行き着いた。
‥‥‥‥‥
もともと、お茶(緑茶)はあまり飲む趣味はなかった。
しかし、いつ頃かよく飲むようになった。
母が健在のころ、たくさんあったお茶屋も少なくなって「良いお茶」が手に入り難くなった時期もあった。実際気に入ったお茶がリーズナブルに手に入らない。それで今は静岡から直に取り寄せている状態だ。
お茶屋の通販も宇治茶の通販は、何を売っているのか判らないところもある。

EOS Kiss DIGITAL X 9月8日発売!

2006-08-24 23:48:43 | デジカメ関係

噂になっていたEOS Kiss DIGITAL Xが9月8日発売とのこと。
 ボディ・・・¥89,800-より
▼『EOS Kiss DIGITAL X』の特徴
いつでもどこでも持ち運べる「EOS Kissシリーズ」ならではの小型軽量ボディ。
・豊かな階調表現と高精細な色表現を実現する、1010万画素CMOSセンサー、
  高性能映像エンジン「DIGICII」を搭載。
・快速起動・高速連写(起動時間約0.2秒、秒間最高約3コマ連写)
・上位機種と同じ!高精度・高速9点オートフォーカス。
・イメージ通りの色調に仕上げるピクチャースタイル
・ゴミ・ホコリ対策も万全!「ださない/付けない/残さない」をテーマにした
 『EOSインテグレイテッドクリーニングシステム』。
・ダイヤルを回すだけ。多彩な大型モードダイヤル。
・2.5型大型液晶モニター搭載。‥‥
‥『マップカメラニュース』2006.08.24配信号

入門機も1000万画素に到達した様だ。価格も当初¥89,800の10%還元位だから8万円台前半かと思われる。するとネット上でのα100の価格と重なる。SONYの価格はさらに下がると予想される。
デジ一眼のシェアは、朝日新聞によると
‥‥「デジタル一眼レフカメラ市場にソニー、松下電器産業の家電大手が参入して1カ月がたつが、早くも勢力地図に異変が起きている。スタートダッシュがかかったソニーが一時、国内販売台数シェア首位(35.4%→24.2%)を奪う一方、8割程度のシェアを握ってきた老舗(しにせ)2強のキヤノン(最終34.6%)とニコン(24%)は約6割に後退した。キヤノンは24日、対抗機種を発表。ニコンも新機種で巻き返す。」
尚、Pentaxは、13.1%、Olympusは、その他のうちの3.1%。
それでCanonは、「広告宣伝費を9代目より5割増やしてシェア50%の回復を目指す。」とか

EOS Kiss DIGITAL Xは、結構売れるのではないか思われる。
特に雑誌はべた褒めになるでしょうね。特に、CAPAやデジタルカメラマガジンの「ヨイテショ記事」が目に浮かぶ。
今やシェア3%のオリンパス‥と言うことは市場が評価していないという証拠。‥E-500が発売当初、4`3sのためファインダーが小さく、その上今時スーパーインポースなしの3点AF。
評価点は下位なのに、評者の判断で最高得点だなんていい加減なことをした。
さて、SyuunはEOS Kiss DIGITAL Xを買うかといえば‥‥まず「買わない」。
Canon対応品は、ストロボ・純正380Ex、420Ex。レンズ純正2本、タムロン1、トキナー1、シグマ1その他?あるから‥「買っても一応使える」が買わない。
何故なら、Canonの思想と合わないからである。

カメラそれも一眼レフというのは、文化であると思う。
だからドイツ製は、いかにもメカニカルである。‥‥電子部品はダメ。
ローライを韓国のメーカーが買収して、試作品程度のものを作ったが性能の割りに無骨な虚仮威し製品だった。
又EOS Kiss DIGITAL Xは、何故か安っぽさは残ったという。


Pentax K100Dの実写使用感 その6 ストロボ編2

2006-08-23 22:42:28 | 日記

Pentax K100Dの実写使用感 その6 ストロボ編2

デジカメにおいて、ストロボ撮影は非常に難しい。なぜかと言えば強く当てて「白飛び」してしまえば情報が無くなって只白だけになってしまう。
そのためか、コニミノでも、キャノンでもアンダー傾向が強い。
しかし、ストロボ撮影したのにストロボが効いていないというのは、はなはだ不便である。

さて、K100D内蔵ストロボでの‥‥宴会写真は、何故か露出オーバーの傾向がある。それならばとシグマEF-500 DG SUPERだと逆に、アンダーになることが多い。いずれにせよEF500DGは、非常に安定が悪くどのように照射するか予測が付かない。
当然事ながら、薄暗いところでの多人数の集合写真では全くと言って使い物にならない。
但し、この場合、(P)プログラムで撮影するコニミノのProgram5600HSも、Canon 430EXも似たような傾向を示すからデジタル対応のストロボの欠点かも知れない。
 一方、外光式‥パナソニックのPE-36Sは、昔ながらのマニアル操作なので困ったときの頼りである。‥‥昔懐かしのストロボ動作。
人物撮影の宴会写真は、K100Dの内蔵ストロボと同様な傾向を示す。
しかし特に顕著な違いは、広い大広間を写すときだ。
即ち、スローシャッターが有効に使える。
逆に言うと、近くに反射物があると大きく白飛びする。当然P-TTLやADI調光、BL調光、E-TTLと言った白飛びを押さえる設定はない。

今回、α7DとミノルタProgram5600HSを予備として使用してみた。
これは、カメラ、レンズ、ストロボ等全てメーカーに送って明るめに調整したもの。
結果として、集合写真以外適正値で一番安定した調光だった。
但し、AF不良は、未だに1-2%は起こるようで何故というシーンでピンぼけ写真があった。


8月15日と南原繁を語る会‥読売新聞

2006-08-23 01:06:49 | 読み解けば‥‥
8月15日と南原繁を語る会‥読売新聞8月21日朝刊
副題「『教育で復興』信念の学者」

新制東京大学初代総長・南原繁の功績を振り返るシンポジウム‥東大安田講堂。
司会・立花隆。出席者‥佐々木毅(前東大総長)、大江健三郎、堤清二、姜尚中、高橋哲哉の各氏。まあこの顔ぶれを見れば、中身がどんなことだったのかおおよそ想像が付く。

南原繁‥‥「戦中、ファシズムを厳しく批判した南原は戦後、教育基本法の制定に力を尽くすなど、国民の精神的支柱となった。」と前文で紹介。
戦中、ファシズムを厳しく批判した南原」‥‥どこの「ファシズム」なのだろうか、多分日本のことを示しているのかも知れない。しかし、ソ連と違い「厳しく批判」しても抹殺されなかったのだからまだまし。いずれにせよ、「左派社会主義者」と言うことだ。
戦後、教育基本法の制定に力を尽くす」‥‥と言うことは、MacArthur司令部(GHQ)が作った「日本国憲法は自ら作り制定した」と主張するのに等しい。
東大には、今でも共産党の支部がある通り戦前も社会主義者が多い。MacArthurは、占領政策として「反日本的」な人物を特に重用した。当然その中に共産党員もいたわけでと言うより、共産党員も重用した。
即ち、戦前において反日的な「日陰者」だった学者は、MacArthurによって日の目を見たわけだ。だから国民の目を誤魔化すために、「教育基本法の制定に力を尽くす」などと言うことが出てくる。所謂、占領政策に協力した人物である。
A級戦犯になぞらえれば、α級占領協力者である。まあその他東大には、法律関係で「民法」の大家などα級占領協力者がゾロゾロいる。但し、この連中は「追放」が怖くて捻り寄った方。当然吉田茂首相もα級占領協力者。だから郵便物の検閲・翻訳をした何千人もの日本人は、β、γ級占領協力者と言うことになろうか。
この連中に共通しているのは、α級占領協力者であると言うことをひた隠しにしていることだ。
それだけでなく、自分の後継者に自分の過去の不始末を暴かないように「強制」していることもなぜか同じ。

さて、大江氏は、「全世界が核戦争に巻き込まれる危険を訴えた彼の言葉は、『未来に対する想像力を持っている』」。1963年のこと。‥‥‥
大江健三郎というのは、全く何を考えているのか分からない。
1963年は、民主党のKennedy大統領がCubaからソ連のミサイルを撤去させた後だ。もっとも63年は死後だが‥‥冷戦時代核戦争の恐怖は「未来」ではなかった。
姜氏は、「新憲法はやがてその成立過程をめぐって問題が生じると予見していた」ことなどの先見性を発揮した点を指摘。‥‥‥
正直言って開いた口が塞がらないというのはこのことだろう‥‥。
当時GHQの内部深くまで関わっていた人物である。憲法は、MacArthur製であることは百も承知だ。常識から考えて「問題あり」だ。国際法違反だけでなく、何とかこの事実を隠そうとしていたのではないかと疑問。
普通の国なら、このα級占領協力者は独立と共に引退して貰うというのが常識。
しかしこの連中は、α級占領協力者と言うことを、ひた隠しに隠して天寿を全うした。しかも後世に讃辞を持って歴史に残るとは正に絶句。
1948年の占領下・東大卒業式で「祖国復興に友愛と責任を」と語ったという。
「責任」ならあんたが最初に示せ‥‥そういいたい心境ではあるな!!

地獄の特訓ならぬ‥‥(財)書道芸術院単位認定講習会‥in伊香保温泉その2

2006-08-21 23:59:02 | ちまたの噂・雑記事

地獄の特訓ならぬ‥‥(財)書道芸術院単位認定講習会in伊香保温泉その2

実技2、かな‥‥黒川先生。
「かな」か‥!‥細字だなと思うと大間違い。
「大字仮名」という現代かなの一種。これを手本を見ながら半切1/2(約70×35cm)に書く。
‥‥提出すると採点されて戻ってくる。
大字かな‥なんて書く筆はないから‥‥購入で大出費?
黒川先生は、席上揮毫で何とはなしに「さらさら」書く。
‥‥‥が「門外漢」‥‥書家でも部門が違うと素人同然‥‥にとっては~~~?!
書というと何でも書けそうだか、当たり前ながら「紙」「墨」「筆」がなければ書けない。
特に今は各部門に特化しているから、筆も「かな用」それも大字かな用なんて筆が必要なのだ。墨だってかな用の墨がある。
今回、みんな知っていると思ったか、「墨」も「筆」も頒布紹介はなかったな。
これもさあ「書いて」と言うが、書けるもんじゃないよ。
そこで「恐れ多くも」近くにいた、(下谷)洋子先生に手本を書いて貰った。
むむむ‥‥~。今まで稚拙な書を書いていた「筆に」神が乗り移ったよう‥‥!!
色々説明を聞きながら見るも、只タダ感心するばかり。

 実技3、前衛書‥‥阿部先生。
今回私は、非文字性による書き方をするなんて言うから‥‥素人の一般会員なんて全く「わからん、の連発こういう時って、頭の中が真っ白になるのだよな。

それも席上揮毫二作目に刷毛なんか使うものだから、講義終了後に出店していた店で「連筆」なんて買う人がいた。
こういう講習会だと、なにやら普段売れそうもない高価な筆が売れる。安いものだと、記念品だ、おみやげだという。  


毎日書道展を読み解く‥「書道ジャーナル」

2006-08-18 01:03:44 | ちまたの噂・雑記事
毎日書道展を読み解く‥「書道ジャーナル」
第58回毎日書道展の応募は、31,188点。前年比2,330点増加。
参加状況 審査会員883、会員2,448これまでが役員作家。以下公募。総出品点数34,519点。
一方読売書法展は、公募出品23,778点、役員出品6,236点合計、30,014点。
ところで幹事4,043人、評議員2,283人を合わせると6,326人になるのだが役員で1,000人以上出品しないのかな??はなはだ疑問だ。
さて、今回発行人である評論家「小野寺啓治」氏は一応、お世話になる大先生は一応誉めておいて、会員賞の作品をあまり誉めていない。
「会員対象の会員賞は、各部門とも際だつ独自性による作品が認められるのではなく、各団体や社中の特色を巧みに修練し、バランスの安定性‥‥」と言うことで独創性の欠如を指摘している。
又書壇時評「マンモス書展の弊害」で‥‥
「書風の類似性が進んで、審査会員に注目作を期待するのが薄れ、会員賞作家に新たな可能性を期待するのも非常に難しい現状にある。」



それにしても、評論家「小野寺啓治」先生は、「ドギツイ」作品がお好きなようでそれなりの作品を選択している。
「際だつ独自性による作品」は新会員などに多いが、新会員は会員賞の対象になっていない。4-5年経って情熱が薄れたころようやく対象になるからダメ作品ばかりだろうなと思う。
いずれにせよ、「小野寺啓治」論によれば、読売書法展などは「書風の類似性が進んで、区別が付かない」とでも言いそうだが、営業上言わないだろうね。

似非保守主義者・「保坂正康」・馬脚を現す。

2006-08-16 18:54:47 | 読み解けば‥‥

似非保守主義者・「保坂正康」・馬脚を現す。

昨今の「小泉首相・靖国参拝」問題は、随分と賑やかだった。朝日、毎日、日経、産経の社説は、予想通りの反応で別に読む必要もないくらいである。増して、この夏の高校野球開会式の時‥‥「国旗掲揚」「国歌斉唱」のうち‥国旗掲揚を放映しない国営放送もあるから放送局も色々と妙である。
但し、主催者・朝日新聞系列の放送局は、遠くにはためく国旗を放映した。

他社の新聞社説に対して、読売は何やら奥歯は物が挟まった様な感じで、また妙である。
「編集手帳」からして‥‥‥「靖国参拝」は荒れた海では「陸に近づかない」のが原則と、古代ローマ軍の軍船の話を出している。即ち「陸=中国」に近づくな‥‥と言っている。ところが後半社主のナベツネをおもんぱかったか、妙な付け足し。社説もにたような物で半分は、「産経的」後半は「毎日」的と支離滅裂。



この「小泉首相・靖国参拝」について、緊急談論をしている。
論者は、保坂正康(作家、現代史家)、上坂冬子(作家、評論家)、田中明彦(東大教授・国際政治学)

まず、上坂冬子氏の論調は、保守派であるから‥「国内問題」と明言すべき‥とほぼ表題通り。
田中明彦氏は、「外交ゲーム」は「首相にとってはやめられないゲームになった。」と主張。
これは国際常識だから国際政治学者として引けないところ。
但し、「こんな外交ゲームを繰り返すのは消耗だとの教訓が生まれたとすれば、それも功である。」と結んでいる。おや教訓は相手の「中国」が得るのかと思ったら、「日本」のようだ。実際のところ、益々ナショナリズムに目覚めてしまったのは、「中国」のおかげである。

保坂正康氏は、「自らの歴史認識説明を」と題しているが、重要な考え方を暴露している。
A級戦犯を合祀した宮司松平氏ら、当時の主要な指導者の「歴史認識」についてである。
但し、この思想によって戦後国会決議(全会一致)で戦犯を赦免している。
そして、その思想とは、‥‥
「日本の占領下は、戦争の継続中である。」という説。「日本とアメリカを中心とする連合国とは、講和条約発効の前日まで戦争を続けていた。」という説を批判している。
これが「危険な歴史認識」であると断定し、「戦後密かに現実化されていた」と批判する。
その理由として、「占領されていた期間の全否定」、「東京裁判の検察側の証人になった者はすべて利敵行為を働いていたことになる。」「吉田内閣も占領軍の傀儡政権だったことになる。」という理由を挙げている。
しかし、講和条約を結んで戦争状態を終わらせるというのは、常識である。
現に、米国側の当時のダレス国務長官は、MacArthur司令官に「早く戦争状態を終わらせて、(日本を)独立させよ」訓令している。
この講和条約に入らなかった、後の共産中国とも条約を結んで戦争状態を終わらせているではないか。
特に、占領下で憲法の上に「マッカーサー条例」があり、憲法で保障されたはずの言論の自由は制限され、一般国民にも「郵便検閲」という圧力をかけ、時には逮捕又は公職追放した実例がある。
これを見て「戦争状態」でなかったというのは強弁であろう。
多分保坂正康氏は「日本国憲法」も自主憲法だと言うのだろうな。
フィリピン憲法を元にして、GHQが1週間で作ったと言うことが明らかになっているのに‥‥ひょっとしたら、東京裁判の法的根拠が事後法である「マッカーサー条例」であると言うことも否定するかも知れない。
普通、それを持って歴史の歪曲というのだが‥‥
「吉田内閣も占領軍の傀儡政権だったことになる。」と言うが、厳密に見なくても歴史の常識から見れば傀儡政権である。
吉田内閣は国民が選択して首相にしたのではなく、GHQの承認の元首相になった人物であるから。
「占領されていた期間の全否定」をしなかったのは、戦後の日本くらいなものであることは常識なんだけれどね。