書道家Syuunの忘れ物

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「帝国海軍の勝利と滅亡」別宮暖朗著・書評(序章1)

2011-04-30 21:52:14 | 映画、書評など

「帝国海軍の勝利と滅亡」別宮暖朗著・書評(序章1)

ここのところ、ヨーロッパの二次大戦のDVDやその他戦記物など、戦争前夜もそして戦争中の政治史について勉強することが多い。
なぜそういう戦争がらみの政治史の本などを読むのかというと、戦争当事国の問題点や国を動かす人たちの人間像など、現代の社会に通じる洞察が得られるからである。
その国が、戦争という最終的な外交政策にうって出るときには、その国の国民性と共に制度の違いと言うものが露わなになる。
そして、何十年違ったとしても国民性や制度というものは形を変えて残っているだけでなく、基本的には変わらない。
戦後日本人は、残虐で虐殺を数々行ったとか、日本人というのは卑怯で信用出来ないとかと言うことが、戦後教育として刷り込まれた。
そういう洗脳にあった人達というのが前仙谷官房長官とかの世代でもあり、戦後民主主義に毒された教師による延々とした教育方針でもあった。
小学校の歴史参考書を見れば、これでもかと言うほど日本人の「あり得ない」残虐性が書かれていたものである。
そして、そういうことは東京裁判史観によって世界中でも信じられていたと言うより、そういうのが世界中の人たちの本質だった。
ところが、東日本大震災が起きてあれほどの惨状なのに、被災者による暴動や略奪、救援物資の取り合いということが起きていないと世界中で驚いていた。
こんなことは、我々日本人から見れば当然のことである。
本来日本人のDNAは戦前から延々と続いており、国民性というものは急に変わるものでは無い。
一方、日本人によって南京大虐殺があったと主張する中国では、未だに暴動があり、警察軍による国民虐殺などは報道を見れば当たり前である。
中国人の国民性と日本人国民性というのは、「東日本大震災」で見る日本人の国民性から見ても水と油であることが分かる。
しかし、日本の中のリベラルという知識人、特に弁護士や裁判官というのは未だに日本人は残虐で、中国人は「平和を愛する諸国民」であると勘違いしているようだ。
なぜなら、栃木県で警察官が職務質問をした中国人。この中国人が突然警察官を殴り飛ばし、押し倒し、拳銃を奪おうとした。挙げ句の果てに、民家に入り込んで重さ2キロの灯籠で殴りかかって来た。この時、警察官は凶器を捨てろと言うものの中国人が殴りかかって来たために発砲。それで中国人は死亡したのだが、裁判が起きている。
「前田順司裁判長は請求を棄却した1審宇都宮地裁判決を変更し、県に約1千万円の支払いを命じた。」「警棒で制圧することは可能で、威嚇射撃もせずに性急に発砲したのは、適正な拳銃使用を定めた警察官職務執行法に反する」とし、警察官の過失を認めた。==(産経新聞)

こういう裁判官というのは、やはり戦後民主主義者の申し子と言うべきだろう。

前置きが長くなった。
この著書は大きく分けて、日露戦争以前と以後について分けている。その分岐点にあるのがあの山本権兵衛(伯爵)であり、その山本権兵衛が作った基準の海軍のために自らが追われた。
そして大失敗したのが「戦時大本営条例」である。それは、参謀総長と海軍軍令部長を並列としたことである。
別宮氏は、「他国に類例を見ない『陸海二元統帥』はこれから生じた。」と書かれている。
この陸軍、海軍が全く別に作戦計画を建てというより勝手に海軍だけが暴走して勝手なことを始めたのが大東亜戦争であり、日米開戦であった。
事実として東条英機首相は、陸相、参謀総長も兼任したが海軍の暴走は押さえられなかったと述懐している。
海軍善玉論という著書が多数出されたことがあった。
海軍善玉論でその中心と思われるのが阿川弘之氏の3部作「山本五十六」「米内光政」「井上成美」などである。
阿川弘之氏は、海軍予備学生として海軍に入隊するから海軍擁護と言うこともあるかも知れないが、「米内光政」はともかくも「山本五十六」「井上成美」の方は何やら釈然としない部分が多い作であった。
なぜなら、米内光政、山本五十六、井上成美は条約派の「三羽がらす」これを「善」としている。しかし、米内は日米戦争に反対したが山本五十六、井上成美は推進派に廻る。井上成美は航空本部長になったから計画を立案し「新軍備計画論」という「島嶼防衛論」を展開する。これを別宮氏は、この通りやったから失敗したと述べる。
事実としてこの時の海軍は、補給と制海権という観念か欠如していたと指摘する。
そして砲術畑出身の山本五十六は艦隊決戦の概念しか思い浮かばす、航空部隊決戦になったのにその概念に固執した。
真珠湾攻撃という海軍だけによる日米開戦を山本五十六は計画し、その計画に固執した。歴史上のイフを考えれば、別宮氏は「真珠湾攻撃」がなければ日米開戦は起きず、当然日本の敗戦もなかったということが考えられる。
別宮氏の指摘から考えれば、海軍が善とした阿川弘之氏の3部作の「山本五十六」では、「真珠湾攻撃」を計画立案、実行させたのに山本五十六の責任というものは曖昧である。
特に、開戦前夜では海軍の最高実力者が海軍大臣でも軍令部長でもなく、現場の聯合艦隊司令長官であったことが問題である。
日露戦争前夜を見れば、海軍大臣でもない一官僚(大臣官房主事)にすぎなかった山本権兵衛が聯合艦隊司令長官を解任と任命が出来た。
「米内光政」は、海軍善の象徴的な人物である。
しかし、首相になったときに自ら予備役になって海軍への影響力を減じ、結果として海軍の暴走を押さえられなかった。強いて言えば政治における展望がないと言うべきだろう。
そして、そのために短命内閣に終わるのである。
小説の「井上成美」についてそれなりに持ち上げるのだが非常に歯切れが悪い。
その答えは、別宮氏が用意しているものであって阿川弘之氏の海軍を善とする3部作は、歴史観を誤らせると思われて成らない。
しかも、引用している戦後における提督達の回顧録は、自分が主張したのではなく「職責が主張した」と軍人官僚特有の言い訳をそのまま信じているというものであった。


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「がんばろう!日本」と言わない人たち・反日人士のリトマス紙

2011-04-29 00:56:18 | 読み解けば‥‥

「がんばろう!日本」と言わない人たち・反日人士のリトマス紙

東日本大震災というのは、今までの浮かれた日本人の脳天に一撃を食らわせられたかに思えた。今まで昼行灯と思われた人まで、「ムクッ」と起き上がってボランティアに走り回ったと思われるような事も起こった。正に、日本国民と日本民族の存続というものを意識せざる終えなかったというのが真相である。
そして、民主党が地方参政権を与えようとした外国人たちが蜘蛛の子を散らすように日本を脱出した。如何に民主党というのは、日本を破壊しようとしたのか如実に分かる現実を国民に示したのである。
しかし、震災の被害からすこし経ち、統一地方選挙が終わったとみたら、あのときの日本を守ると言う様な気概がすっぽりと抜け落ちたようなことが起こった。
それは、「『朝鮮王室儀軌』など朝鮮半島由来の図書計1,205冊を韓国に引き渡す日韓図書協定が、同日の衆院本会議で可決された」ことである
これは、統一地方選挙後に民主党にすり寄ると言われた公明党の賛成によってすんなり可決され、参議院でも可決されると言われてるものである。
そもそも国会の議論もなしに菅総理が「日韓併合100年に関する談話で表明」したものである。今のどうしようもない菅総理の様子を見れば、その談話がどんな人物によって考えられたのか容易に想像がつく。
それどころか、いつの間にか図書が計1,205冊に増えているという妙なものであるし、そもそもフランスが持ち出した図書の複製品である。
その原本というのがフランスから貸与という形で戻されることになっているから、本来必要もないことである。一方、朝鮮総督府にあった日本の重要文化財の図書が一切戻されないというのも腑に落ちない。
それどころか、「松本外相、竹島基地計画で韓国大使に抗議」と言う記事があって、図書が戻されたから竹島をどうにかするというのではない。
自衛隊の半分が東日本大震災でかかり切りになって、手薄なところを狙って竹島基地を拡充すると言うのである。
こんなことから見れば、東日本大震災が起きて国民の大多数が「日本を守れ」、「がんばれ日本」と言っているときに、そんなことは一つも感じなかった人たちが国会議員の中にも多数いると言うことである。
こういう覚醒しない民主党議員や公明党議員というのは、もう頭から腐って日本人という意識を失っている。
実際のところ新聞やテレビを見、ラジオを聞いて見れば見せかけのポーズの「がんばれ日本」という看板が剥がれて、その下に日本が崩壊して、今度こそ「革命が成就する」と喜んでいるのではないかと思わせる様な雰囲気が見え隠れする。
しかし、世論調査すればそんな反日的な人たちは国民の20%にも満たない。
それが民主党の支持層と言う事になるが、そういう人たちが日本の国の中枢やマスコミ、出版社、政治の世界に巣くっていることが瞑々(めいめい)白日である。
そこで、この「がんばろう日本」と言わない人たち。
この際「日本は潰れてしまった方が良い」と思うような人たちとは、どんな心情を吐露しているのかを考えると言うのが今後の敵と味方の見極めになるのではないか。
新聞社の見極めは、読売新聞が尖閣問題から朝日新聞の先を行くような反日社説を書き、本文では国民に不都合な情報は流さないという反日新聞に先祖返りした。
朝日は、言うに及ばないが毎日新聞は右に左にと揺れ動く柳のような新聞というものである。
そして、面白いのは菅政権がその反日分子達をスクリーニングして、菅政権の中に入れていると言うことである。
そういう部分は分かりやすいのだが、実は種々に名前を変えた隠れ蓑を利用して運動をしている人たち、こういう人たちをはっきりと認識することではなかろうか。
そこで、そういう戦後民主主義者の申し子というリベラルで、自衛隊は「暴力装置」だとか、「暴力団」だとかと主張してやまない人たちのブログで心理を探ってみた。

先ず特徴的なのは東日本大震災直後から現在まで、民主党や菅首相という名前すら出で来ないことである。もっと突き詰めて行けば、東日本大震災そのものに対して余り興味を示さないというか言及していない。
当然、頑張って日本を復興させようという話は一切ない。
そこで政治が絡むことと言えば、石原都知事が「天罰」と言ったことに対して激しく反応する。しかし一方で、民主党絡みのことや、例のピースポートが政府の一員と偽ってボランティアに関わったりした事などは当然の言及はない。
日本の復興にそもそも興味がないらしいから、それは致し方ない。
そして、大震災からすこし経った後で突然、原発問題に言及し始める。
要するに、反原発、原子力それから迂遠して「核」そのものに言及するのだが、所詮中国などの核や放射能汚染その他に関しては不問。
但し、こういうことは「反日日本人」の必要十分条件ではない。しかし、少なくとも「十分条件」には価する。
こういったリトマス紙を当ててみるといろいろなことが見えてくる。
以前のエントリーの「岡村仁美の日々計算外」の岡村仁美TBSアナウンサーは、東大卒という経歴も勘案して、どうもリトマス紙では「酸性の色」に近いような気がする。
ピースボードほかが主催した「エネルギーシフトパレード」(花うさぎのブログより引用)は、リトマス紙真っ赤の「ピースボード」であるからそのままというものである。
反核団体の「推薦人には加藤登紀子、湯川れい子、河野太郎と言ったメンバー」とある。(同)
「父親とは違う」と豪語した河野太郎衆議院議員は、全く変わらないどころか「真っ赤っか」である。
赤軍派の資金源でテロリストの夫君(東大)を持っていた歌手の加藤登紀子(東大)とかは、別に言及するまでもない。
そういえば、4月になって東日本大震災のことなどは、もう過去のことと言わぬばかりの文化放送。
「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の大竹まこと氏は、反原発や脱原発に未熟な知識を振り回して熱心だった。やはり文化放送の「正体見たり」なのである。


意欲阻害する青少年育成推進委員の官僚的な無駄

2011-04-28 01:14:11 | 世の中妙な??事ばかり

意欲阻害する青少年育成推進委員の官僚的な無駄

昨年度まで「青少年育成推進委員」という県、市などから3年間依嘱される委員をしていた。この青少年育成推進委員は、本当に活動すればかなりの範囲まで出来る活動様式を持っている。その権限を持っているといいながら単なる地域のボランティアだから、正式には警察官と同行しなければ強制力はなく、例の「青パト」の様なものである。
そんな青少年育成推進委員は、町内会長からの事後承諾で「名前だけでいいから」と引き受けたものである。
しかし、引き受けた以上それなりに時間を作って1か月に1回パトロールをしたり、夜中の全体会合に出たり、講習会、講演会に出たりと何かと時間を作る必要があった。
その中で、担当地区の小学校は出席率が良くて今日の初めての全体会でも一番多く、他の小学校では3-4人という有様であった。
それでもこの3年間を見てみれば、この全体会は会長(地区)、事務局、各小学校、中学校の校長先生が居並ぶ中、委員参加者たった1人と言うことも珍しくなかった。
だから、今回新しく推進委員になった人以外でも知らない人が結構いたのには驚きである。
実際、全体会の会合に1回も出席しない委員というのが実は三分の一以上なのである。
そういう人たちが、月一回のパトロールに出かけているかと言えばかなり疑問である。
なぜなら、夕方のパトロールに行けない人が中学校に集まって再度行うパトロールには、会長以外いないと言うことなのである。
この「青少年育成推進委員」のパトロールというのは実は非常な奇妙なものなのである。なぜなら、青少年育成推進委員というものを現すものを何一つ持ち合わせていない。
その人達が広範囲をパトロールするから、自転車を連ねて走り回る。
それも人っ子1人いない冬は真っ暗な中をクルマを避けて走る。
それも土曜日の17時。
子どもは学校が休みだし、冬の寒い中遊び回っている子どもなど今時いるはずがない。
しかも、只単に自転車の連なりであって青少年育成推進委員のパトロールと言うことすら分からない。
それで何か効果があるのかと質問すると、パトロールをしていると言うことだけでも見せれば効果があるという。
しかし、そのパトロールをしているという様子が分からないのでは効果を期待する方が希有というものである。
そのうち、2年目に「帽子」を作ったと言うので、農家のお父さんが農協でもらった帽子の様なものを貸与された。よくよく見れば○印の横に「推」と書いてある何だか分からないもの。これならIDカード式の身分証の方が余程目立つ。
そして、3年目の冬。
自動車に追突されるのを避けるために市販のパトロール用の腕章を自費で買った。
これで何やら(青少年に関する)防犯パトロールらしくなったというものである。

この青少年育成推進委員というのは、中々なり手がいなくて今の地区会長は、「今年で19年目になりました」とかいう。
向かいに座っていたおじさんが、私が会長で、彼が副会長というのだから何の会長、副会長なのか地区会長との話なので全く不明なやりとり。
こんな会議で今後の全体会、パトロールスケジュールを決める。そして、決まったのは毎月第三土曜日の17時からパトロールをするというのである。
この土曜日案には、公然と反対した。
なぜなら、三連休が続く時もあり学校は休日であるから、子どもは外に出ないと言うことである。子どもが休日の夜遅くまで遊ぶというのは大昔の話である。それも対象は小中学生のことである。
今の公立中学生というのは平日は部活で夕方5時くらいまで学校に縛り付け、土日は、宿題を沢山出してどこへも行けない様にすると言うのがやり方になっている。
しかも、いくら学校での試験が良くても、一番でも、提出物が送れると成績は一ランク落とされるという子どものやる気を落とさせるやり方をする。
これなら中高一貫校を受験するか、小中一貫校で試験だけでAが取れる中学の方が余程やる気が出るかもしれない。
結局、公立中学の場合、この段階で勉強を諦めてしまう生徒とそうでない生徒との区別が出来てしまう。

いずれにせよ、こんな状況で誰もいないところで、何の表示もなくパトロールするのは困ると言うことで、再三事務局に要請していたと言うのがこの三年間なのである。
そして、その回答というのが「予算がなくてそういうものが作れない」のだとか。
ならば、そんなパトロールなどしても仕方がないではないかと言うものだ。

それで、2011/04/28の全体会の初会合。
なんと、新しく委員になった人に「腕章」「バッチ」「証票」などをワンセットにしたものを配るという。
再三要求していたのに配られないではないかというと、青少年育成推進委員の推薦書に必要かどうかの欄があって、必要とチェックが入っていれば配布されるという。
しかし、そんなものは見たことが無い。

結局、新規に青少年育成推進委員になった人が5人くらい来ていないので余ったのだか、配布はされなかった。
結局今年から3年間も、何の帽子か分からない帽子のみで無駄なパトロールをするのかと本当に嫌になった。
腕章など明示出来る物がなければパトロールはしなくても良いのかと問うと、「そんなことは無いよ」と「バッチ」をつけた「副会長」と名乗る人物が言う。

しかし、今の世の中全て役務で行動するときに、役柄を明示すると言うことになっている。たとえば建築士や不動産屋は、免許証や取引主任者証を常に明示するのが常識なのである。
そうであるとすれば、明らかに「青少年育成推進委員」であるということか明示出来なければパトロールは出来ない。
そして、してはいけない。
実際、青少年育成推進委員では電柱や電話ボックスの広告を剥がすことも出来るのだか、必ず身分証と専門の腕章をすることになっている。


東日本大震災・菅政権の初動ミス隠しの虚偽の強弁

2011-04-26 17:10:56 | 民主党政権綴り
東日本大震災・菅政権の初動ミス隠しの虚偽の強弁

24日の統一地方選挙。
予想通りというか民主党が惨敗しての結果になった。
その昔70年(1970)安保後、学生運動は内ゲバ中心に移っていた頃、中学生の分際で学生運動に首を突っ込んで都立校に受からなかった人物がいた。その都立校と言っても学校群制度が始まって何年も経つ頃で、行く人がいなかった時代である。
その都立に落ちて私立に行ったからその月謝の差額を支払えと最高裁まで争った人物。それが今度当選した世田谷区長選である。
一方、村田蓮舫氏の夫君の村田氏。写真で見たとおりの人相で、なかなか気軽に話そうなどと思えない人物である。こちらは落選と言うことになったが、ここのところ人気がた落ちの蓮舫大臣が応援しない方が良かったという感も強い。

いずれにせよ、この統一地方選挙の大惨敗で菅総理退陣のきっかけが出来るはずだったが「蛙の顔に‥‥」で、「こういう事態に責任を放棄することは、私にとってあり得ない選択だ。今の私が担っている責任を自ら放棄することは全く考えていない」(読売新聞)と続投を強弁している。
そこで出てきたのが原発の初期対応での細野首相補佐官の「(東電の)ベント実施の判断遅れを強調」という「『統合対策本部』が2011年4月25日夕方、東京・内幸町の東京電力本社で記者会見」
細野氏は、「(3月11日から12日の)初期の対応について、どういう問題点があったと思うか」と問われ、
「ベントの実施が、なぜ遅れたのか」については、
『ベントすべし』という判断は、実質的には11日の深夜、遅くとも12日の海江田大臣と東京電力の副社長が会見をした時点で、政府としては、『東京電力は腹を決めてベントをやるつもりだ』という共通認識に立っていた。
ただ、なかなかベントが行われないということで、朝方、6時50分に命令に切り替えた。従って、11日夜から12日朝にかけて『ベントをすべし』という判断は、政府としては一貫して変わらなかった

こんな風に言われるとそうかと思うが、これでは辻褄が合わない。
なぜなら、「首相は12日午前7時すぎにヘリで第1原発に降り立ち、1時間弱滞在し、職員らから状況の説明を受けた。」とあって、緊急に「ベントをすべし」という認識を持っているのなら菅総理の原発視察はあり得なかった筈である。
すると、首相官邸との意思疎通が取れていなかったのか整合性が合わない。

その上、もう一つの問題点として北沢俊美防衛相が東京電力の清水正孝社長を乗せた空自小牧基地からのC130輸送機を、離陸20分後に引き返させたという問題がある。
午後11時46分に輸送協力に応じないよう伝」、「午前0時13分に小牧基地に着陸」と言うのだから、実際は着陸直前に引き返したようなものである。
ここで一つまた問題点が生じる。
「なかなかベントが行われないということ」と述べているにもかかわらず、最終決断させる社長を近くまで呼び寄せていながら引き返させていると言うことである。
これは、明らかに北沢俊美防衛相のミス。
北沢俊美防衛相というのは、元々反自衛隊ら固まった人物で自衛隊の縮小と、言論統制にやっ気になっていた人物である。しかも、この東日本大震災に当たっては決断が出来ず、自らが躍起になっているシビリアンコントロールから逃げた人物である。即ち政治責任が取れない菅総理と瓜二つの人物である。
そこでこのことに関してこんな妙なことを言っている。
==北沢氏は26日の閣議後会見で
「連絡の行き違いがあったとは聞いている。しかし、新幹線が動き、高速道路が閉鎖されていない中、対応する道があったのではないか。正式な官庁間協力の要請はなかった」と述べた。==(毎日新聞)


3月11日の東京で何があったのか知らない人はいないだろう。電車が止まったからみんな歩いて帰ったのである。
新幹線は「東海道新幹線上り、11日中は運行中止 下りは本数減」(朝日新聞)
高速道路は「東北・関東大地震:東名高速や西湘バイパスなど通行止め・東名高速は東京インター~大井松田インター間の上下線と、大井松田インター~御殿場インター間の上り。中央自動車道は高井戸インター~上野原インター間の上下線。」
「新幹線が動き、高速道路が閉鎖されていない」というのが嘘であることがよく分かるではないか。
一方、枝野官房長官会見では、さすが「新幹線が動いている」という嘘は使えないからこんな風に言っている。
「当然、自衛隊機が飛ばないのだったら、自動車を飛ばすということは、当然お考えになっていると私は思った。むしろ、それが常識ではないか」
高速道路が寸断されていて高速道路は使えず、それで国道1号線でも走ってこいと言うのだろうか。高速が使えないために大混雑になっている国道を走って、どうやって11日中に東京へたどり着けと言うのか聴きたいものだ。
枝野官房長官会見と言うのも所詮、失敗したことを取り繕う詭弁と言うものである。

今の菅政権というのは、失敗しても謙虚に反省すると言うことがない。そして菅総理の廻りの人達は、政権を守るために誰彼と悪者にして責任を押しつけ「オレは悪くない」という。
こういう責任を取れない政権、そして嘘でも出鱈目の答弁でも許されるという閣議決定をしているくらいだから、言っていることは信用できないというのは間違いない。
正確には、こんなものである。
「閣僚が国会で虚偽答弁を行った場合の政治的・道義的責任について『答弁の内容いかんによる』とし、必ずしも責任は問われないとする答弁書」(産経新聞)

有名人・文化人の化けの皮、馬脚を現す今日

2011-04-24 08:35:50 | 読み解けば‥‥

有名人・文化人の化けの皮、馬脚を現す今日

東日本大震災からこの頃になって、種々の人たちの化けの皮、馬脚が現れる現象が続いている。人間危機になればその人の本当の姿が見える、というのは言い古されたことである。この大震災という戦後最大の危機、やはり信頼の置ける人たちとの区別をして置かないと大震災の二次、三次被害というのが拡大するように思える。
原発の問題も蓄電池の寿命が8時間程度で、11日21時の段階で危険水域に達していたのに何もしなかったというのは人災でしかない。しかも翌日には、菅総理が視察しているという有様。その結果は現在の有様である。
東電にも、政府にも決断する人間がいなかったと言うのが真相なのは報道の通り。
そういうことは、言い尽くされたもので書くに価しない。
マスコミもいわゆる左翼系というのは、震災復興に消費税増税としか言わない。
ちょうにち新聞と言われる朝日や震災の「ありがとう」の記事で台湾の国旗を「オリンピック旗」に置き換えた毎日新聞、そして最近、あの尖閣衝突問題から左傾化が目立つ読売新聞など皆「増税路線」である。
それに対して、元首相の中曽根氏が共同通信で真っ向から反対したから、毎日新聞に至っては慌てて共同通信の中曽根氏の記事を掲載する始末。
民主党も例のバラ捲きの子ども手当て以下を撤回すれば、年2兆5千億円捻出出来ると新聞に書いてあったが、中曽根氏が第一に主張したその事柄を撤回するという話は一つもない。
今で言えば、2011/04/06「テレビ朝日」の「池上彰の学べるニュース3時間生放送SP」。
その番組で家電芸人土田晃之氏が大連立を疑問視する論調に対して「そんな場合ではないだろう」と連呼した。今となっては、こういうふうにバラ捲き政策を変えようとしない民主党との大連立というのが無意味だったことが如実に分かる。
そして、逆に民主党と菅総理に「そんな場合ではないだろう」と投げつけるのが適当になった。
文化放送土曜日の昼の番組「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」。
元々文化放送のアナウンサーであった「みの」氏が古巣に戻っての放送。
震災後に「みのもんた」氏の民主党擁護の口汚さは、今となってみれば単なる言いがかりであったことが分かる。それどころかそんなに言うのなら「みのもんた」氏は何をしたのか。
東日本大震災に対しては何も聞こえてこない。
独占禁止法のカルテルも出来る大会社の社長のくせに、テレビにラジオに走り回って、金儲けに走る守銭奴ではないか。
東京都知事選に至っては、落選した東国原候補の何か嫌らしい魂胆が見え見えで、その東国原氏を応援した人たちの人を見る目がないと言うのも興味深いものだった。
ある有名ブログの管理人、一時期流行った「アルファブロガー」と言う人。
近年では、アクセスカウンターも表示しない様になったそのブログでは、その管理人がネット族には珍しいリベラル傾向、正確には左翼的思考の人物であると言う事が分かってしまった。
特に面白いのは、3月の石原東京都知事の「天罰」発言に関して、知事の詳細な発言を掲載してしまって墓穴を掘ったことである。
なぜなら、その記事を読むと石原知事が「天罰」と言ったことが、新聞報道と違うと言うことが如実に分かってしまうことである。
こういうことは、ノーベル文学賞の大江健三郎・問題作セブンティーン」を読むと大江氏と言うのが右派人士と間違うのと同じである。
だからそれに対して、管理人を支持している左翼から批判されたというのである。
その後本人は東国原候補支持を表明していたが、東国原氏は著書などを読むと都政では無く国政を目差しているという矛盾を指摘している。その管理人氏の予測は見事に的中しているというか外したというか、石原都知事が選挙活動もしないのに圧倒的支持で再選されたのは事実。
この人物(管理人)の指摘というのは、実は何の参考にもならないというのは原発事故が深刻な事態になって、原発の構造をくだくだと書き出す始末。
元々理系ではなく、文系の人物だからそんなものだろうなのである。
40年前に作られた原発である以上、小生なども大学でそれなりに原発の原理くらいは勉強した。事実、後輩は原発の会社に技術者として就職したくらいだ。
そしてその時何と言ったか、しっかり覚えている。
それは、「原発の事故が起きたら死ぬ覚悟でやる‥死ぬ‥‥」と言うことである。
どう考えても命を惜しがり、他人行儀な菅総理とは心意気が違う。
そして、実際原発事故の技術者は「特攻隊」として死ぬ覚悟で事に当たっている。
菅総理は、安全な避難所に形ばかりの慰問に行ったが、本当ならば原発作業員の待機所まで行って励ますくらいの事はあっても良い。
原発事故の作業員も国民であり、命をかけているのである。
たちあがれ日本の片山虎之助元総務相が言う
あなたには心がない。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、と言うが、身を捨てない。全部自分でやろうとして人に任せない。この大震災にぶつかったのは、あなたの巡り合わせだ。復興は100年を超えるかもしれない。道筋をつけたら辞める方がいい」とは正にその通りだ。
少し古い事になるが、昨年2010年7月11日の第22回参議院議員通常選挙大阪府選挙区に民主党から立候補して落選した「岡部まり」氏。
ラジオ大阪「NEWS TONIGHTいいおとな」で事実上復帰。
1987年Ryu's Bar 気ままにいい夜(毎日放送系)、村上龍ホストに対するアシスタント(当時27歳)で出演していた記憶がある。
このとき、平安美女であるかのごとく腰まである黒髪のロングヘヤーを、ゲストの代わりにテレビのカメラが嘗める様に毎回映し出していたという妙な番組なのであった。
ホストの村上龍氏の毎回鼻の下を伸ばしてニヤついていたと言うのも、宜(むべ)なるかななのであった。
だから番組は、元モデル出身の岡部まり氏を映し出したプロモーション番組の様なものだった。
当然、村上氏が話を振ってもほとんど話しもせず、まともな返事もしない。
こういう人物が参議院議員と言うのも妙なものだったが、所詮平安美女の「シジイ」殺し(誑し・たらし)というもの。
ここで一年前に聞こえてきたのが、俳優西田敏行氏に相談したら参議院選挙に出てみたらと押されたという話。
西田敏行氏も所詮そんなものかと、釣りバカの浜崎伝助そのままだったのには苦笑せざる終えなかった。


コラム 「岡村仁美の日々計算外」のナイーブ度

2011-04-22 22:20:44 | 雑感・どうでも良いこと

コラム 「岡村仁美の日々計算外」のナイーブ度

讀賣新聞社東京版夕刊に・コラム 「岡村仁美の日々計算外と言うのが毎月第一金曜日に掲載される。
書いているのは、岡村仁美というTBSアナウンサー。

このコラムは何時もたわいもなくて、ほとんど気に留める内容もない随筆なのだが、
2011/04/22の記事の題は「韓国人の思いに触れる」というものだった。
話の内容は、東日本大震災直後の3月14日日本を離れて韓国へ「教育関係の取材」に行ったと言う話。韓国に滞在したのは5日間と言うことで、皮肉なことを言えば東京での放射能汚染で一番心配された時期に日本にいなかったという幸運な人物である。
そんなことでも書いてあるのかと言えば、全く無い。


教育で取材というのだから、今韓国で問題になっている最高学府の学生の自殺問題。そんなことさえさらさら書いていない。
書いてあるのは、韓国人が東日本大震災を心配して義援金を集めた。
「寄付額は、これまでの災害被害への寄付額の中で最高になったと言うことです。」と言うこと。
この記事が書かれているのが何時なのかは明らかでない。
「2週間で15億6千万円 韓国赤十字、募金が最高額」と言う記事は、3月28日の記事。
しかし、4月6日の記事では「韓国の郡で、募金活動を中止 教科書『竹島』明記で抗議」となっており、4月18日の記事では「韓国、義援金42億円超も『竹島』教科書問題後は減少」なのである。
それどころか「ソウル・衿川区の職員達は、募金のうち20%を日本へ送り、70%を独島守護活動団体に、10%をなぜか戦争性被害者(元従軍慰安婦)の団体に寄付することを発表した。」(週刊ポスト)
そう言う様な感じで、実際に日本にどれだけ義援金が送られてきたのかは実は不明である。事実として知られているのは、「スマトラ沖地震義援金」の場合義援金額を提示したが、10分の一に値切るだけでなく、実際支払われたかどうか分からないとも言う。
この岡村仁美(アナ)女史は、
「心を痛めているのは日本にいるわたしたちだけではない。そのことを伝えるのも、私の小さな役割なのではないかと、今は考えるようにしています。」と最後を結ぶ。
この文章は何か違和感がある。
さらりと読むとそんなことは感じないかも知れない。
そして、東日本大震災の前なら何も感じなかったかも知れない。
しかし、今叫ばれているのは、「頑張れ日本」(中国では「加油日本」)、頑張れ日本人とTVでもラジオでもキャンペーンを張っている。
ここに来て、逃げいてしまった外国人に対して、止まることしか出来ない「日本人」に対して踏みとどまって頑張ろうなのである。
だから、日本人は一団となって、団結して乗り切ろうと言う雰囲気が無理にでも強調されている。

ところが、この文章では「日本人」とは書かず「日本にいるわたしたち」なのである。
「韓国(の)人」と書かれている以上、対比するのは日本人と書くべきなのだが、多分そういう感覚がないとしか思えない。
よくよく見ると、日本という「祖国・日本に対する思い」というものはあまり感じない。
それで書き換えてみよう。
「心を痛めているのは日本人だけではない。そのことを伝えるのも、私の小さな役割なのではないかと、今は考えるようにしています。」
こうしてみるとなぜか普通に感じるというのは、大震災から価値観が変わってしまったからなのである。

そして22日現在において考えれば、日本が大震災で政府は機能不全に陥り、自衛隊のほとんどが出払っているとき、韓国人は日本人の様に単に同情するという様なことはしていない。
3月30日の記事では「韓国、竹島不法占拠を強化へ」というものがあって
大規模改修されるヘリポートは、これまでの2.5倍に相当する重量25トンの軍用輸送ヘリが離着陸可能で、24時間運用が可能になる。」
「竹島の北西1キロ地点に、周辺の海流や海水温度などを観測するための『独島総合海洋科学基地』の建設を促進。同基地は今月2日に入札公告が行われ、来月13日に入札、5月に着工とのスケジュールが公表されていたが、『実効支配強化のため』として前倒しされる見通し。このほか、竹島の東島と西島を結ぶ防波堤も着工する計画で、大規模なインフラ整備が竹島で進められることになる
。」

韓国人の思いに触れる」というコラムは、いわゆる現実を知らずに韓国礼賛という妙な意識が見え隠れする。
多分この人物も民主党の面々と菅首相同様に、国家感が薄いのだろうことは軽い文面からにじみ出る気がしてならない。


動画で見る 大井美津江展 その他SPエージング経過

2011-04-21 23:42:56 | 動画で見る書展・風景

動画で見る 大井美津江展 その他SPエージング経過

ここのところ、書道関係の記事が少ないので、かねてより撮影しておいた「大井美津江 展」の動画を編集してアップロードした。
大井先生は、(社)群馬県書道協会副会長、ぐんま女流書道協会会長などの要職にある群馬県ではそれと知られた先生である。
師匠は中島邑水先生で、この「大井美津江展」でも邑水先生の書風を継いでいる。
又、今回の展覧会は第13回群馬大賞展大賞受賞記念という銘があって、今安中市になった妙義山美術館で開催された。
この妙義山美術館は、道路の反対側から見ると丁度妙義山に重なるという構図になる。
但し、前橋からこの松井田まで行くのは時間が掛かるのは前回述べた通り。
東日本大震災があって、3月であったら行けなかったかも知れないという気もしている。
近年、書道展は動画と写真という構成で公開している。この理由というのが、写真だけでは会場の雰囲気が分からないということである。
そして作品の拡大部分も見られるのなら、居ながらにして展覧会に行って細部まで見てきたという雰囲気も出せる気がする。
そして、使っているSONYα55というデジ一眼も、動画を撮ることに関してやっと慣れてきた感じがある。但し、動きものに弱いために現状では部分的にコンパクトデジカメのサイバーショット DSC-HX5Vに頼るところもある。
今回のものは、ダイジェスト版で詳細の作品名称などは入っていない。
最終的にはハイビジョンのDVD版を作成する予定で、詳細版を作ったときこの部分の動画をアップするかどうかは不明。
今は映像を編集してDVDにして渡すものがいくつか溜まっていて、どうしようかと思案中でもある。それは、例の震災で編集する意欲が落ちていたと言うのが真実でもある。
ただし、こういう動画を編集するためにモニターやスピーカーを増設したから編集をしてみて、久々良い感じというのが沸いてきた気もするところである。
編集ソフトAdobe Premiere Elements 9は、価格コムの掲示板では発売当初不評なのだが、その理由というのが余り良く分からない。想像出来るのは非力なノート型PCを使って編集しているのか、何かPCに不都合があるという感じがある。
確かに、動画編集では高速で強力なパソコンが必要である。
激安の「PowerDirector 9 Ultra64 特別優待版」を買って、BDディスクに焼くほどの大容量で動かない、「落ちる」と書かれているものもある。しかし、PCの搭載メモリー8GB程度でBDクラスを扱うというのは無謀と言うものである。
大容量なら最低12GB以上で、最新のビデオカード、PCとでないとPowerDirector 9 Ultra64は動かない。
実際、どれだけ大きな容量のものを編集するのか良く分からないが、長時間のビデオ動画というのも結構扱いにくいものである。
そして又「高速で強力なパソコン」と言うのだが、小生が使っているPCがAcer製の安物で6万円台で、メモリー増設も使わなくなったメモリーを追加して6GBとしたもの。
詳細は、過去のエントリーでここに書いてある。そんなもので、ある程度はAdobe Premiere Elements 9が使えている。
実際、Elementsなので動画編集に関してある程度の限界があって、その限界に来てしまった感じがあるというのは致し方がない。
いずれ、Adobe Premiere Elements 9のチュートリアル4ないし5の総集編を作らなければとも思っている。

その他、ビクターEX-BR3ウッドコーンスピーカーのエージングでは、毎日微妙に音が変わって行くと言うのは驚きである。
やはり、木製なので相当エージングに時間がかかりそうである。
音が違ってきたことが分かるのは、低音部分。既に低音部の固体音的なところはケンウッドのLS-K711より出ている感じがある。
高音部は、よく確かめてみないと分からないが全体的に「音」が大きくなってきた。
スピーカーが振動を伝えやすくなって、音量が増したのだろうと思うものの面白いものであった。

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Photoshop Elements & Premiere Elements 9 乗り換えUpgrade
正規版と同じに普通にインストール出来ます。
2台分アクチベーション可能。
乗り換え版は、正規版と同じです。2台分インストール出来ます。

東日本大震災に関して、政府は良くやっていると聞こえてこない現実

2011-04-19 19:42:24 | 民主党政権綴り
東日本大震災に関して、政府は良くやっていると聞こえてこない現実

東日本大震災の復興、毎日変な話ばかりの雑音が聞こえてきて、政府は日本を潰す気なのかと心配になる。
特に、この大震災の復興にことかけて消費税増税という話もまことしやかに聞こえてくるから、身構えておかないとその増税突風に吹き倒されかねない。
こんな風に、今の政府は今後国民に対してどんな仕打ちをするのか信用ならないというところに大問題がある。震災の復興に関してあの奥尻島を襲った北海道南西沖地震では、住民とよく話し合ったために用地買収もスムーズに進み、高台に移った家と港沿いの家とが作られたという。
この北海道南西沖地震では北海道の島だったが、東日本大震災では広大な部分であるために直接国民全部に影響が及んでいる。
そして数々の風評被害、外交問題などに関しても今の政府は「さすが」と信用させるべきことは何もない。
原発問題だけにかまけて、津波の被害からその他の影響まで全く眼中になく、問題が起きればそれに対処するというように「逐次投入」、「対処療法」ばかりであると思われてならない。
種々考えてみると、菅総理をはじめとする民主党政権というのは地球温暖化対策として原発を政策を薦めると言いながら「核アレルギー」。「原発アレルギー」ではなかったのかと思われる気がする。
なぜなら、2011/04/19の読売新聞「首相しどろもどろ・開き直り…初動遅れ追及され」の中で「昨年10月に行われた政府の原子力総合防災訓練」に関して何も覚えていないからである。
===この訓練のシナリオには、地震発生は含まれていなかった。それよりも、訓練の主眼は、静岡県の中部電力浜岡原発で原子炉の冷却機能が喪失し、放射性物質が放出される恐れがある――という、今回の原発事故とほぼ同じ事態を想定したものだった。この訓練に、首相自身は「本部長」として首相官邸で参加していた。

 訓練後、関係省庁がまとめる評価結果が半年たっても仕上がっていないことも指摘されたが、首相は「首相は森羅万象のことに対応しないといけない。私は細かいところまで全てを承知していない」と開き直った。===

これは、穿った見方をすれば原発などに関わりたくないという「核アレルギー、原発アレルギー」なのではないかと思えたりする。
それでいて、理系と自慢しながら所詮「学卒(学士)」で、今も当時も大学院を出なければ理系として扱われずに営業だったりした。実際、行動様式から絡んだひもを解き明かす理系という感じは一切しない。
原発の事故になった途端に原発一辺倒に張り付いたと言うのも、核アレルギーのなせる技と見られても不思議はない。
それで震災から1か月以上経つのに、なにか復興に向けた大きな進展、又は政府は良くやったという話は聞こえてこない。
よく見れば、ほとんどが民間のボランティアの人達や企業だったり、そして現場の自衛隊、警察、消防、消防団の大活躍ばかりである。
そして、震災の避難所生活など我慢強い東北人だから持ちこたえられるものの、関東特に群馬当たりの気が短い人物では2週間と持たない。
その我慢強い東北人とて、我慢には限界がある。

新聞を見れば「自粛を自粛し 中止は中止に」と閑古鳥が鳴く温泉地に対するPRをしていた。
TVでは他の観光地、温泉なども風評被害によって客が入らないという。
そう言うのなら、避難所生活をしている人達に輪番で温泉旅館に行って貰うということも出来そうなのである。
昔、旅館をやっていた人に聞いたことがあるが、なんと言っても泊まり客が来なければ話にならないし、客が来れば何とかなるそうだ。
そういう風に、平日当たりを狙ってある程度の基準を作れば温泉に避難所生活の人達を一時的に送り込める筈である。
温泉旅館も損をしない程度の金額で、何とか呼び込めれば風評被害というのも多少の緩和になるのではないかと思われる。

ビクターEX-BR3ウッドコーンのエージング10日

2011-04-17 23:18:23 | オーデイオ・音響関係

ビクターEX-BR3ウッドコーンのエージング10日

ウッドコーンスピーカーのビクターEX-BR3を毎日聴いてエージング(鳴らし込み)している。オーディオに関しては、買って直ぐというのは中々思った音が出ないという感じである。測定器で測ると全音は出でいると言うのだか、人間の耳によると違って聞こえる。
普通の紙で出来たスピーカーの場合、劇的な音の変化というのは中々実感されないことがある。そして、最初の音質に我慢出来なくて何やら調整したりケーブルを取り替えたりと言うことをしてしまうために、エージングの劇的な音の変化というものを感じないことが多かったりする。
良く聞き込んでみなければ分からないうちに、何か変わったかなと言うのが「紙」のコーン紙で出来たスピーカーというものだろう。
このEX-BR3ウッドコーンスピーカー類に関しては、今回付属していたスピーカーケーブルを用いてあくまでも聞き込んでみた。


設置して聴いた最初は、低音部も高音部も切れた感じで、ボーカルの声が沈んでしまって聞き取りにくいということもあった。
完全にエージングが終わっているケンウッドのLS-K711と聞き比べると、明らかに音が出でいないと言うのが分かるほどであった。
ウッドコーンスピーカーを聞き始めた最初の状況はこんな感じであった。
女性ボーカルでは、竹内まりやの声は、艶(なま)めかして中音で聞きやすいというものの、より高音のZARDの坂井泉水の声は沈んで小さく聞こえる。
同じく高音のテレサ・テンの声なども沈んで良く聞き取れない。
男性ボーカルでは、徳永英明のアルバムVOCALISTが聞き取りにくいという感じであった。
このエージングには、FM放送も受信出来ると言うことで一石二丁でFMを流し続けることにした。FM放送地方局は、ここのところの地震や計画停電について適宜放送してくれる。だから何の情報も得られない東京のキー局の放送を聴くというのは。実に無駄な感じのするのが昨今になっている。
それでFM放送を聞き始めて2-3日頃に突然、高音部の聞き慣れない綺麗な音が聞こえたりする様になった。それから少し経つと、今まで聞いたことがない妙な音が聞こえたりする。
そういう言う風に、なにか変だな思いながらCDを聞いても余り変化は分からない。
そして、1週間を経とうとしていた頃、突然サブウーハーをつけてのではないかという低音が響いた。
これでエージングが大分進んだと思ったのはこの音がしてからである。
低音部の違った音が聞こえてきたのが、それから2回ぐらい。
取りあえず、1週間約50時間鳴らしつつけてどの様な感じになったのかと言うと、ZARDの坂井泉水の声の正常に定位して沈む事も無い。
徳永英明の声も正常に聞こえた。松任谷由実は相変わらずと言うところだが、ボーカルよりバックミュージックが大きいと言うのは何時もの通り。
テレサ・テンの声は鳴らしてはいるものの、もう少し。
そして、エージング10日目には大分自然に聞こえる様になった事を確認した。
良く聞けば、音質は違うもののケンウッドのLS-K711とかなり近いものになっている。
今度は、竹内まりやの声がかなり五月蝿い感じになったのは、高音部の音がで出来た証拠。
テレサ・テンの声はこんなものかと思うが、多分もう少し高音部が出るのではないかと思われる。
ケンウッドのLS-K711の音質以外の違いというのが、当然紙と木という部分もあるのだがスピーカーケーブルの違いではないかとここに来てやっと考えられる様になった。
エージングは、あと少しという感じになってきたがやはりウッドコーンはかなり時間か掛かりそうである。
それにしても、こんな9cmのフルレンジスピーカーで良くここまで鳴るものだと感心する。



現在のところ、このスピーカーにインシュレーターなどはつけていない。
インシュレーターをスピーカーにつける意味合いというのは、スピーカーと一緒に周囲の床や机がスピーカーの壁面として共振して音を濁らせると言うことである。
昔、ブックシェルフ型のスピーカーが流行ったときはコンクリートブロックをスピーカーの下に置いて共振を防ぐという安価な方法が盛んだった。
これで明らかに低音が締まるというのは充分経験済みで、現在はサブウーハーはCBの下に置いてある。
ミニコンポの下にCBでも無いから、アスロックとかラムダというコンクリートブロック中空版の断片でもあればそれを利用するのが最適なのだが、それもない。
ケンウッドのLS-K711の方は、展示品のインシュレーターを貰ってきたのでそれを利用しているものの、EX-BR3はそのままとした。
その理由は、スピーカーが余り振動していないという感じからである。
「MDF(Medium Density Fiberboard・中密度繊維板ピアノフィニッシュ)」の効果は充分ありという感じはある。
スピーカーが振動していないのならインシュレーターの必要がないのは当然である。
そうとはいうものの、振動していないのはミニコンポでの話で、多少音量を上げると振動は感じる。
インシュレーターの導入で、ある程度小さい音で聴いている場合は必要ないであろうし、低音がより多く出る様になったら一考する必要があるかもしれないと言うのが現状である。

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震災復興、こうすれば成功する復興国債の秘訣

2011-04-17 00:34:37 | 民主党政権綴り

震災復興、こうすれば成功する復興国債の秘訣

この東日本大震災の復興に関する疫病神が民主党政権、菅政権であるというのは、安住淳国会対策委員長や玄葉大臣など菅政権を擁護する立場の人以外、誰もが認めるところである。
2011/04/16の新聞には、大震災直後の菅政権のバカぶりが病院の医薬品に関して書かれていた。それは、被災直後の13日頃、病院の医薬品が欠乏して厚生労働省に直接連絡を取ったと言う。
ところがその返事が、知事を通して要請しろという返事。
流れは、病院→知事→厚生労働省→官邸→厚生労働省と言う流れ。要請した医薬品は10日後に届いたと言うが、その時には民間の医薬品会社から供給を受けていたという役立たずだったという。
この菅政権というのは、この未曾有の大惨事に当たっても災害対策基本法105条の「災害緊急事態」を布告することすら出来ない。
こんな能なしの集団に震災復興の舵取りなど出来る筈もない。
だから、思い付くのが復興増税でしかないという浅はかな考え方しかない。
社会を構築したことがない寄生虫の如き社会主義者・共産主義者というのは、震災復興には景気回復という経済復興なくして成り立たないと言うことが分かっていない。
特に、大釜の飯しか食らったことがない学者、高度成長時代しか経験したことがない経団連などのお年寄り達。
こんな人たちの意見を聞いていたら日本は潰れるというのは間違いない。
この東日本大震災という名称も誰が考えたのか、実に粗雑な名称であることは否めない。
なぜなら、被災したのが「東日本」全体ではない。
ところが、こういう名称にしてしまったために東日本はダメでも「西日本」は元気だという誤った言動が目立つし、諸外国では日本の半分か壊滅してしまったかの様な風評被害も多い。
名称は、もう少し正確に東太平洋湾岸地震とか範囲を狭めておく必要があるのではないか。さて、この大震災の復興にはどうするかというと、基本の第一は、民主党が推し進めてきた社会主義政策を一旦全て棚上げすることである。
社会保障などの拡充を推し進めるというのは、推し進めるだけの金銭的な余裕があって成立する。飲まず喰わずの緊急時に社会保障の拡充などをしている暇はないはずだ。
この点、現状では即刻バラ捲きなどの政策を中止するとは言っていないところに、民主党が震災復興より社会主義化の方を重要視してる証拠である。
次に、震災復興によって巨大な資金が必要なのであれば景気の浮揚をする必要がある。
この点経団連などのお年寄りは、高度成長時代の低福祉小さな政府の上に、生産が10年で倍になる時の経済しか見ていない。その時は、住宅ローンなどは10%超など当たり前の時で有り、当然高金利、インフレの時代であったことをお忘れである。
こういう人たちの矛盾した考え方に同調することは出来ないだろう。
もし、意見を言うのなら高額な給料と秘書、個室、専用車を返上して自費で事務所をやってみたらどうか。そんな悠長なことは言えまい。
いずれにせよ、震災復興には多額の資金がいる。これに税金を充てると言うのは事実上無理な話である。
‥‥と言うことは、復興税として消費税、所得税などの増税は出来ないと言う事になる。従って、資金の当ては復興債権、復興国債しかない。
そして、この復興国債を今の民主党が考えている様に日銀に引き受けさせたのではデフレの振興と共に良い事にはならない。
買ってもらうのは、国民で有り、世界中の人達である。
今のデフレ下で国民が喜んで買う、先を争って買う、海外投資していた債権を売ってでも買う復興債とはどんなものか。
それは、ズバリ高金利の復興国債である。
ここで高金利と行っても取りあえず、たかが年利1%強~程度と言うささやかなものだから、高金利とは言えない。しかし、現在のコンマ以下の限りなくゼロ金利に比べれば高金利である。
当然、高金利で有りさえすれば売れ行きは限りなく上がってくるというのは間違いない。こう言うことは、何かと言えば政策金利の利上げである。目標は当面4%内外というインフレ直前までの金利。
利上げで景気が余計悪くなるという経済音痴、オウム経済学者もいると思う。
しかし、低金利だから金を貸してくれると言うのは大間違いであることは、今までの低金利政策で明らかである。
銀行は限りなくゼロ金利の時代であるから、リスクの大きい民間に金を貸し出さず、多額の国債を買って運用することによって成り立っているというのは、動かざる事実である。
一時期、日銀から金を借り入れると逆金利になるということも存在したくらいである。
それが、高金利になれば国債を買っていたのでは逆ざやになる。
だから銀行は、民間に貸し出さなければならない羽目になると言うわけだ。
誰だって分かることは、低金利で貸してくれないより、多少高金利でも貸してくれた方が民間では事業が成り立つ。
ことは単純なのである。
そして副作用として、福祉を一旦後退させるとは言うものの、利子が増えることによってお年寄りの手持ちが暖かくなる。老人問題も多少改善されるのである。

そして、最終的には逆ざやになった農林中金の資金が国内に戻ってくる事にもなりかねない。
国内に金が戻って来ると言うことは、景気が良くなることでデフレ解消と言う事になるのである。その結果として、復興国債は楽々返済出来るというわけだ。
但し、社会主義者の民主党としては絶対しないことである。
なぜなら、日本の復興は「近代国家をどういうふうに解体していくかと言う100年になる」*という内閣官房参与・劇作家平田オリザの主旨に反するからだ。
(*「政権交代の悪夢・阿比留瑠比 (著)・終章・焦土にて より」)

政権交代の悪夢 (新潮新書 417)
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