書名 「海底二万里」
著者 ジュール・ヴェルヌ 訳 江口清 出版社 集英社(集英社文庫) 出版年 1993年
今度は潜水艦である。潜水艦というよりは、「征服者ロビュール」の空中船と同じように、夢の海底船、それを率いる謎の船長ネモたちが繰り広げる夢の冒険をたっぷりと描く。謎の帝国アトランティス大陸、海底火山、スエズ運河の下を通る通路、南極大陸の下を通過したり、さらには謎の金脈、オオダコとの激闘など、海をめぐる夢のような冒険話が次々と展開されていく。たぶんこの冒険小説は子供の頃読んでいないのではと思うのだが、大人になっても十分楽しめる超一級の小説である。さらに感心したのが、海が舞台なのだから、当然といえば当然なのだろうが、魚がふんだんに出てくることである。白鯨の鯨の蘊蓄ほどではないが、出てくる魚が本当に実在するのだとすれば、ここに出てくる魚の博物誌だけに注目してもいいかもしれない。
旅は突然に終わるのだが、ネモ船長の過去についてはちょっとほのめかされているだけで、消化不良だよなあと思ったら、これには続編というか、どうやらネモの過去に触れた作品があるという。いまこの「ミステリア・アイランド」の上巻をちょうど読み終わったのだが、なんとなくそろそろネモが出てきそうな気配。楽しみである。
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著者 ジュール・ヴェルヌ 訳 江口清 出版社 集英社(集英社文庫) 出版年 1993年
今度は潜水艦である。潜水艦というよりは、「征服者ロビュール」の空中船と同じように、夢の海底船、それを率いる謎の船長ネモたちが繰り広げる夢の冒険をたっぷりと描く。謎の帝国アトランティス大陸、海底火山、スエズ運河の下を通る通路、南極大陸の下を通過したり、さらには謎の金脈、オオダコとの激闘など、海をめぐる夢のような冒険話が次々と展開されていく。たぶんこの冒険小説は子供の頃読んでいないのではと思うのだが、大人になっても十分楽しめる超一級の小説である。さらに感心したのが、海が舞台なのだから、当然といえば当然なのだろうが、魚がふんだんに出てくることである。白鯨の鯨の蘊蓄ほどではないが、出てくる魚が本当に実在するのだとすれば、ここに出てくる魚の博物誌だけに注目してもいいかもしれない。
旅は突然に終わるのだが、ネモ船長の過去についてはちょっとほのめかされているだけで、消化不良だよなあと思ったら、これには続編というか、どうやらネモの過去に触れた作品があるという。いまこの「ミステリア・アイランド」の上巻をちょうど読み終わったのだが、なんとなくそろそろネモが出てきそうな気配。楽しみである。
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