デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

初演の幕があく

2011-09-17 08:40:06 | お仕事日誌
いよいよ今日から初日。なのに天気予報は雨、なんとなく長期出張の疲労もあるのだろうがテンションがあがらない。こういう時は走るのが一番なのだが、雨が強く無理。家に持って帰ればいいはずの洗濯ものを洗うことにする。ロシア語の手紙を書き、すこしシャッキとする。
11時出発。ベラルーシ村の集合は10分前にはそろってしまう。
12時半初演の幕が開く。ロシアンバーのところから全体の流れが悪くなる、ジャケットのところでももたもたしていたし、ブランコはもうめちゃめちゃ。こんなだけ出来の悪い初演も久しくなかったのでは。楽屋に行ってもとても「ス・ナチャーラ」と言えるような雰囲気ではない。ブランコのアルチョームが汗だくのなか、こんなひどい出来の公演はいまだかってないと愕然としていた。確かにそうだろう、5つのトリックのうち一回目に成功したのはミーシャだけ。しかもカプリではジェーニャが少し腰を打ってしまっている。
二回目の公演は緊張感をみんなもって挑んだと思う。流れは良かった。ブランコも最後の三回転以外は成功させていた。この回はお客さんも多かったので、客席の反応が舞台にも返っていたと思う。
メンバーも少しほっとしていたと思う。帰りのバスでやっと「スナチャーラ」とみんなに声をかける。みんなの顔も柔らかくなっていた。
姫路最後の夜なのだが、ここのところ飲み会が続いていたので、近くの中華屋で簡単な夕食をとって、あとは部屋にこもる。



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