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「春蝉(はるせみ)」が鳴きだしていました

 群馬・草津温泉は今若緑が一杯になっていました

 囲碁対局に疲れ、負けが込みそうになったので、宿裏の樹林の中を散策し戦略を練りました

もともと力がないのにいきなり強くはなれませんが、まあ気分一新の効果は絶大で納得手が打てました

戦果は内緒です!!  

        群馬・草津町サイクリングロード の緑陰を歩く

 

       緑一杯の中から、青空を見上げてみました ・・・ やる気湧きましたよ   

樹林一杯に低音の鳴き声が響き渡っていました

鳴き声の表現は難しいですが、「ジーッ・ジーッ…」「ゲーキョ・ゲーキョ…」「ムゼー・ムゼー…」「ミョーキン、ミョーキン、ケケケケ‥」などと人それぞれに聴こえるとネットで書かれていました

私には表現力なく言い表せませんが、樹林の中で聞いたこの声は、たしかに「春蝉(はるせみ)」だと思われました

「春蝉(はるせみ)」は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に分類されるセミの一種です

日本、中国各地の松林に生息する小型のセミで、和名通り春に成虫が発生します・・・別名「松ぜみ」ともいい、晩春~初夏を表す季語になっています

東北日本では低山地に、西南日本では標高1,000m付近のブナ林で見られ、高木の梢に多いため、発見がなかなか難しいです

散策していて、抜け殻を、マイ車のタイヤに実物が留まっているのを見つけました

      松の肌に残っていた抜け殻                         タイヤに留まった 春蝉成虫

 

 「春蝉」の大きさ(翅端まで)は約4cmほどです  

成虫の体長はオス28~32mm、メス23~25mmで、ヒグラシを小さく、黒くしたような外見です ・・・ オスの方が腹部が長い分メスより大きい

翅(はね)は透明ですが、体はほぼ全身が黒色-黒褐色をしています ・・・ ちょっと見、翅が透明でなければアブラゼミに似ていなくもありません

頭部・胸部は緑色をおびた褐色で黒色の斑紋があり、これはアブラゼミにはありません

腹部は黄褐色のややスマートな蝉です

日本では、セミの多くは夏に成虫が現れますが、「春蝉」は和名のとおり4月末から6月にかけて発生します

      タイヤに身じろぎなく留まっていた春蝉

 そっと、葉の付いた小枝に載せて、松の樹に移してやりました

 飛び立つ様子が全く見られず、抜け殻からでたばかりだったのかもしれません

 

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