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‘お雛様’が「行在所(あんざいしょ)」にお出ましです

群馬・高崎新町にある「行在所(あんざいしょ)」で、今「新町ひなまつり」が行われ、大小様々な雛人形が飾られています  
「行在所」というのは、「天皇が外出したときの仮の御所」をいい、〔「あん」は唐音〕です
「新町行在所」は明治天皇が1878(明治11)年8~11月、北陸・東海道各地の巡幸(視察)のおり、国立屑糸紡績所へ行幸された際、新町に宿泊された施設です
現在「行在所公園」として整備され、高崎線JR新町駅下車し、R17 を横切って徒歩10分位の旧中山道沿いの所にあり、当時の面影を残す建物がひっそり建っています (昭和55年1月に新町の史跡文化財として指定をうけました)




「行在所」のガラス戸を開けてもらうと、部屋一杯に、雛壇が並べられ、お雛様が飾られていました  
お雛様を飾る時期は、いつに飾らなければならないという決まりはありませんが、一般的には節分がすぎてからと言われているようです
そして飾る時期は約一ヶ月・いつまでも飾っておくのは何故か縁起が良くないのだそうです 



 ひな祭りの薀蓄(うんちく)です 
ネットでひな祭りについて調べてみました
その歴史は古代中国にまでさかのぼり、3月の上巳(最初の巳の日)に行った厄除けの儀式が日本に伝わって、現在のひな祭りの基になったと言われています
日本では平安時代に「上巳の節句」になると、薬草でけがれを祓い厄除けを行うという風習がありました
この行事が紙の着せかえで遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、さらに人形(ひとがた)に厄や災いを移して川や海に流す「流し雛」へと発展していったそうです
そして江戸時代になってから紙ではなく、今のような雛人形を飾るようになったのだそうです
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