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アガバンサスの花その後です

 近所に灌漑用農業用水路が流れています

周囲は住宅であり、畑中をも通っています

最近雨がよく降るので、道路等から流れ込む水量が多くなって流れています

用水路の縁には柵がありますが、柵の足元にはちょっとした幅の土があり、色々な花が植えられ歩く人の眼を楽しませてくれます

アガバンサスが、最近植えられているのをよく見かけます

アガパンサスは半耐寒性の常緑性で、東北から沖縄まで、広く栽培されています

夏の暑さにも強く、特別な病害虫もないようで、放置していても強健で繁殖力は旺盛で毎年増え、根が太く強いので、斜面や土手などの土の流出を防ぐのに役立つという話もきかれます

    農業用水路脇の畑に、びっしり咲くアガバンサスの花

花は6月から7月にかけて咲きます

株間から高さ70~90cmほどの花茎を長く伸ばし、その先端にユリ(百合)に似た20~30輪の艶やかな淡紫色の6弁の花を花火のように放射状に次々と咲かせます

花付きは良く、一度に全部咲くことなく、少しずつ時間をずらして1カ月位次々と咲かせて楽しませてくれます 

花の形は、花筒の先端がラッパ状に大きく開き横向きに咲くものが多いようですが、花筒が短く花の先が開くものや、下向きや上向きに咲くものもあり、更に、花筒が長く蕾(つぼみ)の先が閉じたまま開かないで垂れ下がる変種もあるそうです

      アガバンサスのアップ  (7月中旬撮影です)

梅雨時に咲いた花は8月には終わり、果実を付け始めます

 8月末、アガバンサスの果実を撮りました   

アガパンサスという花名は、属名とも種名とも同じ『Agapanthus』

これは、ギリシャ語の『agape(アガペー=愛)』と『anthos(アントス=花)』の組み合わせからなるもので、つまりアガパンサスとは『愛の花』ということです

 淡青紫色のアガバンサスの花は、まさにそんなイメージピッタリです

したがって、その花言葉も、愛の言葉で一杯です

  全般的な花言葉は、『愛の花』、『愛しい人』、『恋の季節』、『恋の便り』、『恋の訪れ』、『愛の始まり』、『誠実な愛』  などです

  青紫色系の花言葉は、『知的な振る舞い』、『知的な装い』 です

  その他の花言葉は、『気品』、『実直』、『優しい気持』  です

愛の言葉一杯のアガバンサスの花が終わり、実を結んだ姿は、どのように見えますか!?

 

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