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フキタンポポが、咲き始めているのを見つけました

あっという間に1ヶ月が過ぎ、二月も1週間経ちそうです

時の経つのは実に早いと、歳をとるにしたがって思うようになりました 

何事もなく過ごせるのが、幸せの証拠だと思いながら、何とも無為に過ごしているようで、考えてしまいます

何かするにしても、手の進みが遅くなりました

遅くなった分時間は十分あるのだから、何事もあせらず、じっくりいこうかなと最近考えています

先だってスーパーの花棚を覗いたら、芽を出しはじめたフキタンポポのポット苗が沢山並んで売られていました 

 フキタンポポ(蕗蒲公英)は、キク科フキタンポポ属の多年草で、中国~ヨーロッパが原産です

日本へは明治時代に渡来し、野生化しているようです

フキタンポポの名前は、花が蒲公英(タンポポ)に似ており、葉が蕗(フキ)に似ているというところからついたそうで、古くはカントウ(款冬)と呼ばれていたそうです

カントウは、冬に氷を叩き割って生えるという意味があるそうです

生えた感じが福寿草(フクジュソウ)に似ているので正月用に利用されているようです

葉は生薬で、「款冬花(かんとうか)」といい、鎮咳去痰作用があるそうです

          フキタンポポのポット  ・・・ 沢山咲いた名札が目立っています  

冬季、フキタンポポは葉が枯れる頃に蕾の塊が見えてきます

根際から生える葉は蕗に似た腎臓形をし、茎にも数枚の葉が互い違いに生えます(互生)

芽出してきた葉裏には毛が生えて、春の柔らかさを教えてくれているようです

         フキタンポポの芽出し   (  ツボミが大きく膨らんできています  )

フキタンポポの花期は1~3月 ・・・ 室内では12月頃には咲き出すようです

花棚のポットでは、幾つか咲き出しているものがあり、パチリ!!しました         下画像  

花径3cmくらいで、蒲公英(タンポポ)よりも少し小さめです

花丈は5~10cmになります   ・・・  葉株丈は30cm内外になります

フキタンポポの花は、ちょいと見はタンポポそっくりですが、個性的な花姿をしているとも思えます

フキタンポポのつぼみの付きかたなどの芽出し状態は、フクジュソウ(福寿草)にもよく似ていると思えます

お正月の寄せ植えに人気のフクジュソウは価格が高めですので、近頃では育てやすいフキタンポポが、代役をつとめるようになってきたようです

但しフキタンポポは花の咲きだし後、葉が割りに早く出るので、正月用のフクジュソウに似せるために、葉っぱを切り取ってしまうので、多年草にかかわらず一シーズンで枯れる事が多いようです

 フキタンポポの  花言葉は、 「 公平な裁き 」   です

野生の洋種フキタンポポは、フクジュソウと間違えてくれるなと主張しています

 

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