goo

フジバカマを早朝に見る

このところ早朝ウォーキングを休み気味でした

メタボ対策で始めて2年、今夏の初めまで頑張っていたのが、歩き  をやめて、畑仕事で代用してました

秋になって、またウォーキングを始めようと思ったのですが、なかなか切り替えがうまくいきません

一大決心で今月初めから歩きを励行中です

昨日の朝、久しぶりの畑中道コースを歩いたら、朝日を浴びて、フジバカマが咲いているのを見つけました

    早朝のフジバカマ   ( 稲穂が黄色くなり始めています・手前の畑は毎年麦がでるのですが…)

フジバカマ(藤袴)はキク科ヒヨドリバナ属の多年生植物で、秋の七草の1つです

万葉の時代から親しまれており、「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」(万葉集・巻八 1538)はよく知られる歌です

藤袴」(ふじばかま)と云えば、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつです

この巻名は夕霧が詠んだ和歌・「 同じ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かことばかりも 」 に因んでいます

尚この歌は光源氏の「 道のはてなる(東路(あづまぢ)の道のはてなる常陸帯(ひたちおび)のかごとばかりも逢はんとぞ思ふ)」と恋慕の歌です

「たづぬるに遥(はる)けき野辺(のべ)の露ならばうす紫やかごとならまし」は玉鬘(たまかずら)の返歌です

フジバカマの 花言葉は、「 ためらい 」、「 遅延 」、「 思いやり 」、「 あの日を思い出す 」、「 優しい思い出 」  です

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )