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‘シラヤマギク’が夏の草原を彩っています

‘シラヤマギク’ は山地や丘陵などに見られる多年草で、8月から10月に咲く夏の代表的草原花です
先日出かけた群馬・榛名湖畔の「ゆうすげの道」の周りの草原に多く生えていました
赤っぽい茎の先が枝分れして、散房状の花序を形成し、白い花をたくさんつけます
真夏の草原の中で、直立して草丈1~1.5mに生長して咲く姿はなんとも涼やかです



花は舌状花と中心部の筒状花からなっています
舌状花の数は少なめで、間が透けて見える花が多いです



  ちょっと薀蓄(うんちく)~ 
シラヤマギクの若菜はムコナと呼び、食用とされています  
韓国の地方によっては「チィナムル」、「チュイナムル」と呼ばれ、若菜をゆでてナムルにして美味しい山菜として喜ばれています
味はほのかな甘みがあり、くせがないので食べやすいそうです
薬草としても効能があり、自律神経失調症、女性の更年期障害にはおすすめだそうで、西洋ハーブでいえば、さしずめ「カモミールティー」の薬効に似ているそうです
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