ダンポポの種

備忘録です

やっぱり、捨てずに持っています

2012年02月12日 23時50分27秒 | 本・雑誌
私が持っている『近鉄時刻表』のうちで、一番古いやつです。

1986年(昭和61年)の春夏号。
今から26年前-。もう、そんなに経過してしまったんやなぁ…
橋上駅舎化される前の新田辺駅にて、ホーム売店で買った一冊です。(当時の新田辺駅には、京都方面ゆきホームに売店がありました)
当時の私は中学生。国鉄の『時刻表』は知っていたけれど、近鉄でも『時刻表』が売られていることを初めて知り、小遣いで買いました。

◎参考…当時の新田辺駅(当ブログ2010年1月13日の記事です)



↑『近鉄時刻表』1986年春夏号、表紙。


↑大きさのイメージ。コロタン文庫と並べてみました。





↑巻頭部分はカラーページで、特急の運行系統図や、各種別の停車駅案内が盛り込まれています。
 画像が光ってしまって、見づらくてスミマセン。
 大阪線の〝高速「伊勢志摩号」〟っていう名前が、懐かしいですね。



↑〝高速・鳥羽(ゆき)〟と書かれている列車が、高速「伊勢志摩号」です。
 運転区間は上本町~鳥羽間で、停車駅は上本町、鶴橋、八木、東青山、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽。
 とにかく停車駅が少なくて、乗車券だけで乗れる列車としては〝破格〟の存在でした。
 一応、東青山で後続の鳥羽ゆき特急に先を譲る(特急の通過待ちをする)ことになっていたみたいやね。
 高速「伊勢志摩号」という列車が運行されていることは、当時の私も知っていたけれど、結局一度も乗る機会は無いままに終わってしまいました。



↑参考までに、京都線関連のページの一例です。
 京都線や橿原線については、急行停車駅しか記載されていません。
 また、基本的に、特急と急行の時刻しか載っていません。(なんちゅう割り切り方や…)
 全駅・全列車掲載で編集されている現在の『近鉄時刻表』から思うと、当時の誌面はめちゃめちゃ大雑把やね。
 これで定価500円(当時)は高いやろ、って。



↑営業案内のページ。運賃表。
 初乗りが大人90円だった頃やね。
 当時、私は興戸駅を利用していましたが、同駅から丹波橋まで230円、京都まで260円だったな…と、この運賃表を見てたら思い出しました。



↑特急料金表。
 その後の改定で、特急料金も値上がりしています。