ダンポポの種

備忘録です

自然の力

2009年07月22日 23時58分39秒 | 日記・雑記


きょうは朝から、皆既日食についてのニュースが繰り返し流れていましたね。

午前中、京都南部は曇り空で、太陽は見えなかったです。

午前11時ごろに、一応、念のため、私も外に出て、空を見上げてみました。


「太陽見えへんなぁ。ふつうの曇り空やん…」


終了ーー


◇          ◇          ◇


でも、テレビで見ましたが、皆既日食が見られた場所では、その瞬間、周囲が真っ暗になったんですね。
太陽が隠れてしまうからそうなるのでしょうが、一気に暗くなるっていうのは、とても興味深い現象だと思います。
太陽本体が隠れるときの映像よりも、周囲が暗くなったときの映像のほうが興味深かったです。


太陽が隠れる直前にキラッと輝くやつ、テレビでも入念に伝えていました。

ダイヤモンドクロス…だっけ?(←リングや!)


終了ーー


◇          ◇          ◇


私たちが自然の神秘に酔いしれている一方で、
山口県での集中豪雨、土石流の被害は甚大だったようです。
人間のことなんて構っちゃいない、っていうのも大自然の力なのだと、改めて実感します。

私自身、山口県で学生時代を過ごした人間ですので、聞き慣れた地名が出てくるニュース映像に心が痛みます。

防府といえば、私が卒論を書くときに、資料集めで調査に出掛けた町です。
昔、周防国の国府が置かれていた町だったので「防府」という-、と、大学のときに教えてもらいました。
とても歴史がある町なのですが、このたびは大きな被害に遭ってしまいました。


いま、京都で生活している私ですが、
「京都は昔から都があったところやし、大きな自然災害は無いねん」
という声を聞くことがあります。

このたびの防府での被害を見るにつけて、京都にいる私も、歴史を根拠にして将来を楽観するのはほどほどにしたほうがいいなと、
思いを新たにしているところです。