裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

除雪・・・雪国に暮らすものにとって

2005年12月16日 | Weblog
週末からまた大雪の予報。すでに埋まっている家の周りを除雪機を使って雪片付け。いまやディーゼルエンジンの排気ガスを吸い、雪煙をかぶりながら寒い思いをする仲間は少数派。タイヤショベルを使って短時間に作業終わらせる者がほとんどなのに、なぜ、セールスマンの巧みな勧誘をかわしてこの古典的機械に固執しているのだろうか。(庭にて)
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秋元湖・・・雪の晴れ間、青空を映しこんで

2005年12月15日 | Weblog
ここ数日真冬日が続いている。昼過ぎの気温は-3度。久しぶりの秋元湖は穏やかに青空を映しこみ、静まりかえっている。数日後には湖面は凍りつき、雪の原になってしまうことだろう。(秋元湖にて)
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光輪・・・ブロッケンの妖怪とも呼ばれ

2005年12月14日 | Weblog
機上から光輪を見ることができる雲は水滴でなくてはならない。発達した雲の上層部や高層の雲は氷晶でできているので機影は映っても光輪が出来る事はない。高層を飛ぶ旅客機では光輪を見る機会は意外と少ないのかもしれない。山の稜線や、山頂で出現する光輪はブロッケンの妖怪と呼ばれ、登山家には遭遇する機会の多い現象である。(12月9日撮影)
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アルプス・・・若き日の憧れの地

2005年12月13日 | 
1万メートル上空よりアルプスを見下ろす。山に狂っていたころ、ウインパーのアルプス登攀記を何度読み返したであろうか。アルプス、そしてヒマラヤに登ろうと。そのアルプスの氷河が数百年で消えようとしているというのだ。憧れといえば、1968年にサンマルコ大聖堂で録音したバロック初期、ベネチアの作曲家、ガブリエーリの画期的レコードが発売された。オルガンのためのイントナツィオーネ、何度聞いたことであろうか。いずれや大聖堂でオルガンの響きをガブリエーリの音楽を聞いてみたい・・・そのサンマルコ大聖堂は水浸し、広場には鳩ならぬカモメが浮いている。ベネチアは水没しようとしている。温暖化による海水位の上昇と地盤沈下。若き日に夢見たころには想像すらできなかった恐ろしい事が着々と進行している。(12月9日撮影)
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