五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

今ここでの自分

2014年09月01日 | 第2章 五感と体感
天候不順と季節の移り変わりで、身体が環境についていかない日々が続いていますね。
週末の勉強会で、私も元気な気を頂き、勉強仲間との時間を大いに楽しみました。この場を借りてお礼申し上げます。

さて、

何かの不安や問題、悩みに囚われの身になっていると、なかなか外の世界を見ようとする気持が起きません。

他者から「旅行でも行ったら?」なんて言われようものなら、「そんな暇はないよ」と返って怒りの感情が湧いて来たりします。

同じ思いの繰り返しであったり、同じ現象の繰り返しで、益々自分が頑なになっていきます。

でも、外の世界を見ようとしない今のい自分には、今、自分の思いに捉われていることに意味があるのかもしれませんし、確かに生き甲斐の心理学の学びの中では、「自分の湧き出す感情には意味がある」ということを学んできました。

自分を解放するには、他者から解放されるとか、環境から解放されることとはちょっと意味が違う様に思います。
自分を解放するということは、湧き上がる自分の感情や思いを受け容れない限り、自らを解放するのは難しいように思います。
環境や現象が自分の体験過程から過ぎ去ったとしても、自分の中に留まる考え方や感情は、そのまま居残ります。
もしかしたら、現象的に解放された以降の自分のほうが、もっと苦しくなるかもしれません。

今ここでの自分が体験していることを否定も肯定もせず受容できることが望ましいことです。
今、ここでの自分を受容すると、悔いのない自分の行動が見えてくるはずです。

大げさなことでもなんでもありません。

もっと簡単に表現するならば、今ここでの自分を大切にする、ということです。
今と今の積み重ねは、いつしか厚みのある層となります。
自分の作り上げた層が恨み辛みで食いだらけのモノか、悔いのないものかでは、随分違いがあります。

「自分」という身体と心を管理するのは自分自身です。

9月に入りました。暑さの疲れが溜まっている頃ですね。涼しくなるにつれて眠さが増してきます。こんな時は、身に任せて自分の心身を養生しつつ、心と身体と魂を大切にしていきたいものです。

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