五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

明るい解釈

2017年10月20日 | 第2章 五感と体感


明るい解釈       2017年10月20日

自分の身の回りに起きている現象や自分と関わる人々との関係から感じ取る思いは、明るいものもあれば、暗いものもあります。
一たび暗く解釈しだすと、止めどもなく解釈が下降していくようにも思います。不信感という感情は、不信のスパイラルに入ると相手が何をやっても何を言っても、明るい解釈に行き着かなくなってしまいます。
それは、単に気が合わない、ということだけではなく、自分の防衛機制にも問題があるゆえのことでしょう。

自分と他者の問題は、どんなに血が繋がっていようと、親しい間柄であろうと、別々の問題です。
他者が暗い解釈をしているならば、他者と身近な自分はなるべくなら明るい解釈で接したほうが得策のように思います。
暗い解釈をしても明るい解釈をしても現状は変わりません。
ただ、自分の身体は明るい解釈をしたほうが、免疫力も強まり、疲れも感じにくくなり、健やさに繋がります。

できることなら、身近な他者の暗い解釈に呑み込まれないよう、ちょっと物理的な距離を置いてみることも一つの方法であるかもしれません。
日々楽しく過ごしたいと願いながらも、現実は色々な問題を解決しながら生きてゆくのが人間に課せられた役割のようにも思います。
自分の役割がどこまで他者に役立つか、ということを俯瞰してみる時間も大切でありましょう。
一緒に暗い解釈にのめりこむことよりも、一歩間を置き、微笑んでいるだけのほうが他者への効果的な役割であることも意識していたいものです。

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