五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

見えない不安感の聴き方

2010年04月10日 | 第2章 五感と体感
「明らかに問題行動であるのに本人はその意識がない。

その問題行動の原因を本人が知っているのに、それが問題の原因である意識がない。」

関わっている側は「なんで意識と体感が繋がらないのだろう?」と不思議になります。

「知ってはいるが、自分の問題としての意識がない」
そんなやりとりが続きそうな気配があるときは、やっぱり傾聴が有効なようです。愛情や思いやりをこめた心を持ちながら傾聴することです。

大げさな愛情表現ではなく、さりげない配慮だけで充分です。
それときちんと最後まで語る言葉を聴くことです。

子供の場合は、防衛機制の退行現象(フロイト)を上手に聴き取ることができると、心の内の再構築が為されていくケースが多いように思います。

そのためには、自然体な聴き手との信頼関係が何よりも大切になってきます。

「生き甲斐の心理学参照」
クリック応援お願いします★
人気blogランキング ☆ありがとうございます
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前向きな思い | トップ | 環境不適応 »
最新の画像もっと見る

第2章 五感と体感」カテゴリの最新記事