五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

身の丈の紅葉狩り

2014年11月18日 | 第2章 五感と体感
ここ数日、朝は落ち葉掃きをするためにほうきを持って御近所同士で立ち話をしている光景が目につきます。
朝から外に出てて落ち葉掃きをするエプロン姿の女性を見かけると、何かほっとした心地になるのです。
小学校から帰ると、母が近所の方と家の外で立ち話なんぞをしていると、ちょっと嬉しい気分になるのと似たような感じかもしれません。

京都の寺社からも境内や庭園の紅葉の便りが聞こえてきます。

11月中にはどこかに出かけ、紅葉をゆったりと堪能したいと願っておりますが、今のところ道路に落ちている柿の葉の美しい橙に見とれる位です。もしかしたら、そんな程度で紅葉の季節が過ぎてしまうかもしれません。
そんなわけで、奈良の山の辺の道で頂いた柿の味を思い出し、大和路の秋の風情に玄賓庵で出会う三輪の神様に、サマリアの女を重ねてみたりしています。

我が家のモミジはまだ青々とし、萩の葉がそろそろ黄色くなってきました。立ち枯れを楽しんでいる百合は、乾燥の季節に入り、程よくカラカラになりつつあります。
入れ変わるようにツワブキの花が咲き、水仙の葉が日に日に伸びてくる様子はこれから寂しくなる庭の景色に一寸の希望の様なものを貰っています。

暮らし中での紅葉狩りもいいものです。

遠出をしたばかりに能の「紅葉狩り」ではありませんが戸隠の鬼に酒を振る舞われないよう、秋の風情を愉しみたいものです。


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