五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

私なりの夏休み

2018年08月11日 | 第2章 五感と体感


私なりの夏休み    2018年8月11日

6月7月に、諸々の移動が多かったので、8月は旅に出ない事を決めていたのですが、世の中が夏休みですと、皆に釣られて私の心も夏休みを欲しているようです。
「あれだけ、楽しんだのに~」と、思うのですが、お盆の時期の街の雰囲気についつい乗っかってしまいます。

昨日まで3日間開催していた「ものづくり匠の技の祭典」に出かけたり、汐留ミュージアム(パナソニック)で開催されている河井寛次郎展を観たり、稽古帰りに映画「万引き家族」を観たりして、私なりに気分転換をしています。
流石に夏休みは掛け軸制作一筋!とは、言い切れず、今週後半は、ふらりふらりとしながら、段々と充電できているのを感じています。
そうはいっても、出掛ける先は、仕事と直結。そんな日々を送る人生を選んだ私も、昔は、夏は山の家でのんびり過ごすことに憧れていたように思うのですが、いつしか、そんなことを思った事もあったな。。と、思うばかり。

この夏は、民藝の「濱田庄司展・世田谷美術館」も開催しており、同時に汐留のパナソニックミュージアムでは、「河井寛次郎展」が開催されています。
河井寛次郎の生み出す作品は、まさに生活そのものが美であり、民藝の精神をスマートに感じる事ができます。
今回の展覧会では、河井寛次郎の紡いだ言葉の一つに目が留まりました。
それは、「もの買ってくる。自分買ってくる。」という言葉です。
自分がしつらえるもの。自分が選んで購入するもの。身に付けるもの。家で使うもの。
突き刺さるように突き付けられたその言葉に、ほんとうは、そうやって生活ができたらいいのに、とりあえずの物を持って暮らし、作品にしても妥協を許さないという頑なさにも欠けているようにも思い、身を糺されたような思いをしながら展覧会会場を後にしました。

その上、今読んでいる本は、「無私の日本人」磯田道史著。
その中に描かれている大田垣連月の直筆和歌を持っているので、読み始めているのですが、これもまた、本質に迫るすごい女性と知り、酷暑の夏が益々熱くなっています。

なんだか暑さの増す内容の私なりの夏休みですが、皆様も頭を休めて夏の休みをお過ごしくださいませ。


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