五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

親だけじゃなく…

2009年09月13日 | 第2章 五感と体感
何度も何度も騙されたり、約束を破られたりすると、人を信じられなくなります。
逆に、騙されているのにも関わらず、信じることにのめり込む人もいます。

「私は今度はできます。」
ある人からその言葉を聞いた時に、私にそれを言う意味を考えました。

某立場の私に言うということは、ある種の宣誓のようなものです。

何度も親と約束しても、子供と毎日顔を合わせる親が「あーーー、またか。また、元に戻っちゃった・・・」と嘆くのは日常茶飯事のことかもしれません。

「家族の傾向」が身体と心に沁み込んでいれば、同じパターンでぐるぐると繰り返すことがあることはしょうがないことだと思います。

ようやく外を見始めた子供が、自分自身の「ある傾向」に気付いたとき、まったくの他人に宣戦布告したのです。

同じ言葉でも、親に言うのとは違います。先生に言うのとも違います。

子供は親が育てていくのは理想的であるし、当たり前であってほしいものです。
でも、同時に社会の中、多くの人間関係の中で育まれていくということも忘れてはならないと思います。

親には言えないけど、他人には言える言葉。。。案外、このほうが素直な親への信頼感が投影される誠の言葉かもしれません。

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