五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分の人生は自分がつくる

2009年09月02日 | 第2章 五感と体感
友人から個展のはがきが届きました。
パリに36年住む女性です。

「そろそろ案内が届くはず、、」とヤキモキしながら便りを待っていました。

一つ決めたらたとえ火の中水の中、一目散に突っ走る、、、江戸っ子の人情深い芸術家…私から見るとそんな人です。

もともと主人の知人でしたが、17年前パリで会ってから私の方が彼女と親しくなり、以来、お付き合いが続いています。
人生の荒波を跳ね返しながら生きている彼女が、70歳にして初めての銀座での個展を行うのです。
たぶん、自分のことだけを考えている生活をしていたら、個展なんて、何度も開いていたはずです。でも、それを選ばない人生を歩んできました。

昨晩、久しぶりに電話で話しました。

相変わらずでした。
5日に日本に来ます。パリの病院で病気の診察をしてもらい、お世話になった人に会い、木枠からキャンバスをはがして丸め、そのうえ20体の彫塑を自力で運ぶといいます。
でも、そのようなことを何十年もやってきた彼女に、いまさら大丈夫?という声をかける気にはなりません。

「だいたい、こうやって自分の作品を発表するためにパリに住んだんだもんね…」と言うと、彼女は「ほんと、そうなのよ、彫塑を創りだしたら止まらなくなっちゃって、アトリエに居る周りの人たちも、唖然としていたわ、皆、私のことを天才だ!って…ハッハッハ~!」

やっぱり、すごい人です。

「人は考えた通りの人になる」私もほんとうにそう思います。

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