五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

夏休みの家庭の風景

2013年08月03日 | 第2章 五感と体感
我が家の周りは、切り売りされた土地に新しい家が新たに建ち、段々と若い世代の家庭が増えてきたように思います。

それと比例し、一時は集団登校の列が寂しげでしたが、この2年ぐらいで一気に増え、毎朝ぞろぞろと並びながら登校しています。
我が家の玄関から見降ろす光景が夏休みに入りパタッと無くなると、住宅地の静寂が戻ってきたように思われるのです。

その代り、日中にお母さんやお父さんと子供が会話しながら歩く姿が見受けられます。

小学低学年くらいの男の子が「うちは、お盆とかお正月になると、ゴミ当番に当たるよね~♪」とお母さんに話しかけながら歩いていたり、海外や地方住の家族が御里帰りしているのも何となく雰囲気で感じますし、プール帰りの父子が無言で家に帰る光景も垣間見、暑さで高齢の方々が外に出ない分、若い世代の家族が目立ちます。

そんな光景をついつい観察&考察してしまうのは、私の性分なわけですが、「たのもしいな~、」と思う事もあったり、「かなしいなぁ~」と思う事もあります。
でも、たった一瞬の家族のコミュニケーションを目の当たりにするだけで、何となくその家庭の傾向が見えてくるのは、私に限ったことではありません。

夏休み中盤に入り、そろそろ宿題のペースが気になるお母さんの小言も増えてくるかもしれませんが、親子で過ごせる夏休みは人生の内のほんの少しの期間です。人生のスタートの時期に親と共に過ごす子供の経験は、必ず将来に繋がっていきます。

スマホやゲームに目を向ける前に、もっと大切なことを改めて考えてみるのも良いかもしれません。

人の考え方や湧き出す感情の素地は、生育過程の全てで育まれていきます。

達成感の感情や体感を意識化し、それを蓄積することを勉強以外で叶えることは、夏休みでないとなかなかできません。

言葉で伝えるよりも親子で共に体感、体得することを大切にしながら夏休みを大切に過ごせると、人生の宝物がそこで一つ増えるようにも思います。

子供もHappy
お母さんもHappy
お父さんもHappyな夏休みでありますよう…



告知:8月13日~18日:世田谷美術館区民ギャラリーにて「江戸表具を愛する会」作品展。13日は14時~。18日は16時まで。私は金曜日16日はお休みしますが、それ以外は会場におります。

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