五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

足柄山の金太郎

2017年02月12日 | 第2章 五感と体感
足柄山の金太郎2017年2月12日

ま~さかり担いだき~んたろう♪
く~まにま~たがり御馬のけいこ♪

足柄のみかん畑で農作業の手ほどきを受け始め、今回で三回目。
田んぼや畑で、学ぶよりも「みかん園」であることが、農作業を素人レベルで馴染みながら学べるようです。
みかんの木の御世話の仕方からシイタケ作り、季節の実りのタケノコや梅の実等、作業の基本を知ることは、生きる力に繋がるなぁ~と痛感しながら学んでいます。

農作業の師匠に教授して頂くお礼に、鉄鍋でアツアツのお味噌汁や煮込みうどんをもてなす事も冬の恒例となってきました。

機械の操作も大事な学びで、前回はシイタケの菌を植え付けるための材木をチェーンソーで切る事を教えてもらい、今回は、高速回転の草刈り機の使い方を学びました。
草刈り機もチェーンソーも危険な機械である為、操作が複雑です。子供では付けられないよう起動させるためには紐を強くひっぱるのです。
草刈り機のハンドルは、人の身体から柄の部分が離れないよう、持ち方も慣れが必要です。長い柄を180度振るため、周囲に人が居ないことを充分確認して、同じ作業をする人は、互いに離れた場所で行います。
持ち方は、太極拳や仕舞いの姿勢と同じで、人の動きの基本を学んでいてよかったと、しみじみ思うのでした。姿勢良く平行移動することに慣れていないと、腰や肩を痛めそうです。
諸々の道具の扱いも表具を通して学んできた事が役に立っているのです。
何が幸いするか解りません(笑)

4,5年もののみかんの苗木の移植も完了し、枝の添え木の紐の掛け方も教わり、今までのいい加減さに植木に申し訳なくも思ったり、ともかく実りのお世話をすることで人の基本的な生き抜く術を学ばせて頂いています。

実りのお世話を知ると、里山の美しさも身に沁みて愛おしく伝わってきます。

猪が里まで降りてくるので、猟友会の人達が鉄砲を持って山に入っていったのを見掛けたり、ひたすらシイタケ菌の植え付け作業に勤しんだ先月とは違い、遠く眺める相模湾を時折眺め、足柄山の金太郎♪を口ずさむ余裕があった作業日でした。

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