五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

古墳の適地と縄文人が住んだ場所

2019年10月15日 | 第2章 五感と体感

photo:奈良 山の辺の道 三輪山を望む:

古墳の適地と縄文人が住んだ場所

5.6年前に高槻方面山頂、大阪の街と生駒山方面
を見渡たすことのできる古墳を
案内してもらいました。
そこに眠っているのは、藤原鎌足。

こんな山の上に。。。と、思いきや、
この古墳から下界を眺めると、
藤原鎌足の意図を感ずることができるのです。

きっと土地が良いのでしょう。
気象の施設が古墳の真下にあります。

藤原鎌足は、生駒山からの旭日を拝み、
箕面や有馬方面の山々に沈む夕日を体感しながら
古墳に眠っているというわけです。
しかも、南は大阪湾であり、
北は京都方面。
木津川の流れに沿いながら、社会を未だに
見渡しているようにも思います。

「場」に立ち、そこから湧き上がる感情や
体感を意識化する訓練を
センシビリティトレーニングと云うそうです。
つまり、感受性訓練。

土地の匂いを嗅ぐと、
そこに漂う気を感ずることがあります。
案外、そういった直感は、
まやかしのものではなく、身体が正直に反応した
真実を意味している事もありそうです。

縄文から弥生に移り、
人々が定住化し、農作物を繰り返し
作るようになり、
文字を使うようになると、
記録が生まれます。
それと同時に、
土地にも名前が付けられます。
日本語の「音」には、
それぞれ深い意味があるそうです。
カタカムナの研究も進んでいるようです。
(神秘主義やスピ系とは違います。)

大抵は、土地の性質が悪い方が、
危険を示すために、そのような名前が
真っ先に付けられたのではないでしょうか?

村や町が統合し、
新たな地名を付けることで、
太古の人々が伝達してきた土地の性質の概念が
消え去ってしまう現象が各地で起きています。

縄文の頃から人々が大事にしてきた土地に
奈良時代になり記録が成され、
今に引き継いできたことを
改めて私達は忘れてはならないということも
心に留めておきたいものです。

地球がバランスを取るために起こす気象現象に
これから知恵を絞るには、
私達の祖先の知恵を改めて知る事から
始めなくてはならないとも思います。

単純に「堰き止める。埋める。防ぐ。」ことでは、
済まない環境に生きている事を
心に留め、
自分の住む地域の縄文の遺跡から
頭(こうべ)を垂れて手向けながら
学び取る姿勢を大切にしたいものです。


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