五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分の役割と立ち位置

2014年03月27日 | 第2章 五感と体感
春だなぁ~~、としみじみ感じる今日この頃です。
柳の新芽も柔らかい黄緑色で枝を埋め尽くし、さやさやと風になびいています。
この情景は、私にとって春の始まりに欠かせない萌える気持の儀式の様なものでもあります。

昨日あたりから庭の新芽も目立ち出し始めました。紅葉の紅いほわほわ新芽。夏椿の白いほわほわ新芽。
芽吹きを見ると希望を感じます。

いにしへの人々は、そんな季節の変化をもっと直に感じていたのだと思うと、またまた旅に出たい情動に駆られます。

自分の役割というのは、生活する色々な場面において違うはずですが、4月を迎えるに当たり、「自分の仕事や学びの場で、どのような立ち位置で自分を活かしていくか、または自分の役割は何か」ということを思い巡らさないまま突入してしまうと一カ月ぐらい後に息切れが生じてきかねません。
「心の自由」は、そんな時に発揮されるはずです。
自分の役割の中で自分の心の自由が発揮されたら、こんな好ましい事はありません。

人には自由な心が与えられているはずなのですが、どういうわけか、小さな箱の中で生きているかのごとく自由が得られていないと思いがちです。でも、そういう思いが湧くことも「心が自由である」ことの証拠でもありましょう。

自分の個性は、時と場所でそれなりに変化(へんげ)できるはずで、個性を頑なものにしてしまえば、益々壁に囲まれてしまいます。時と場所で心地良く自然体でヘンゲできれば、自分にかかるストレスも少なくて済みそうですが、そのように心地良く自由自在にヘンゲしている人にはそうそう出会った事はありません。

年度末と新年度の狭間に、「新芽ほわほわ」など愛でる余裕の無い方も多いかもしれませんが、せめて春の芽吹きと息吹を電車の窓からでも感じ取りながら自分が関わる場所の自分の役割とそれに関する立ち位置を再認識して新たな気持で臨みたいものです。

☆☆
小さな掛け軸展:3月27日~29日まで。「渋谷のIMA」にて開催します。
私は版画作家のアコちゃんの作品を表装し、小さな掛け軸を作りました。色違いで2副出品します。購入もできます。期間中私は不在ですが会場の担当の方にお声を是非掛けてください。


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