五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

出合の言葉

2017年09月27日 | 第2章 五感と体感

龍潭寺 彦根

出合いの言葉                         2017年9月27日

朝起きて、
家事をしながら、朝食を取り、
いつものテレビやラジオを聞いたり見たりし、
仕事に出かけ、
勤めに励み、
帰りの電車で居眠りしたり、本を読んだり、スマホをしたり、
帰宅すれば、また家事が待っていて、
夕食を済ませたら、睡魔が遅い、
お風呂に入って、
はい、おやすみ。

というような日々が日常である場合、自分が使っている言葉は、あまり多いとは言えません。
私自身、仕事柄、多くの言葉と向き合っているつもりではいますが、それは「つもり」であって、自分の使う語彙力の無さを改めて痛感しています。

自分のいつもの生活から離れて、他者の言葉に耳を傾けることで、新鮮で心打たれる言葉に出合うと、心の中のお掃除ができるような、改まる体感を得たりします。
同じ言葉の繰り返しの中で、自分の心と向き合っていると、どうしてもマンネリになりやすくなりますが、そうなっていることにすら気づかなくなります。

はっとする初めての言葉との出合は、固くなっていた自己概念に風穴を開けられるようなものだと思います。

自分の世界とは違う人に会ったり、本を読んだりすることで、思いもかけない出合いの体感をもたらします。

「書を捨てて街に出よう」寺山修司の本の題名を借りつつ、
スマホを閉じて、外に出よう。。。ということをつらつら思うのでありました。


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